Whisper of another girl

From DereSute Wiki
Jump to: navigation, search

Whisper of another girl

ステージを成功させた小梅は、ご褒美にお化け屋敷へ行くことになった。用事があって行けない歌鈴と輝子をおいて、蘭子や涼、Pとともに廃校を利用したお化け屋敷へ挑む。お化けや、聞こえてくる謎の声に怯えながら、一同は廃校を進む。小梅たちは無事、出口へ辿り着けるのか?そして、謎の声の正体とは…?

'

LIVE直前

Koume

みんな……今日のLIVE……。
よ、よろしくね……。

Ryo

おう ! 小梅のソロステージ、アタシたちで盛り上げるからなっ !
みんな、準備はいいかい ! ?

Ranko
Syoko
Karin

任せよ !
おおぉー…… !
ひゃいっ !

Koume

4人とも……いい掛け声……。
涼さんも……ありがとう……。
それじゃあ……みんな、行こうね…… !

LIVE後

Koume

みんな、お疲れ……い、一緒に歌ってくれて、ありがとう……。
あ、あの、プロデューサーさん……どうだった?

P

最高だったよ。

Ryo

ああ ! 最高のLIVEだったよな !
……なぁなぁ、小梅。これは、ご褒美もらっちゃっても
いいんじゃないか? プロデューサーサンからさ !

Koume

ご、ごほうびなんて……そんな……。

P

何かリクエストはある?

Koume

え……い、いいの? ホント……?
……じゃ、じゃあえっと……これ。

Ryo

あ……チラシ? えっと、
『日本でいちばん恐ろしいお化け屋敷、爆誕 !
絶恐・魍魎の園があなたを待っている……』。

Ranko

お、お、お化け屋敷ぃ……?

Syoko

おお……お化けキノコは出るのか……?

Koume

キ、キノコはどうだろ……。
で、でも、すっごいリアルで……楽しいらしいよ……。

Karin

リアル……ま、まさか、本物の幽霊がっ ! ?

Ryo

おいおい、まさかそんなわけ……。
……ないよな、小梅?

Koume

ふふ……。
実は、このお化け屋敷にはある噂があってね……。

Karin

う、噂?

Koume

この『絶恐・魍魎の園』は、
本物の廃校を利用したお化け屋敷なんだって……。
廃校になった理由は……とある女子生徒の……。

Koume

死…… !

Ranko
Karin

ひっ…… !
ううっ…… !

Koume

その子がね……時々あらわれるんだって……。
そして……じっと、こっちを見てるんだ……。
それは、とても、うらめしそうに……。

Ryo

……おどかすなよ、小梅……。
そんなのどうせ、プロモーションのための作り話だろ?

Koume

ふふ……そうだね……。
この手の話は、お化け屋敷につきものだから……。
でも……。

Koume

怖い話をしてると……霊が寄ってくるって言うでしょ……?
お化け屋敷にだって……当然……ふふ……。

Syoko

そ、そうだな……。
キノコが生えているところには、
つられて他のキノコも生えるもんな……。

Ryo

は、はは……。
キノコはともかく……お、面白そうじゃん。
で、いつ行く?

Koume

じゃ、じゃあ……今度のオフの日に……。
プロデューサーさん、いい?

P

いいよ。

Syoko

あ……。
その日は……世界のキノコフェスの日……。
残念だけど……みんなで行ってきて……。

Karin

わ、私もその日はえーと、あ、神事のお手伝いがあって……。
ほっ……じゃなくて、ざ、残念ですっ !
事前にお祓いだけはしてあげますから !

Ranko

えっ ! ? あえっと、わ、私も……。

Ryo

蘭子はいけるよな ! なっ ! ?

Ranko

冥界の誘いは、拒否などできない…… !
(よ、予定が無い自分がうらめしいぃ……。)

Koume

ふふ……楽しみだな……。
ふふふっ……♪

数日後

Koume

まだかなー……もうすぐかなー……
ふふふー……。

Ryo

すごい作りこみだな……。
近くにくると、迫力がヤバいな。
本物の学校みたいじゃないか……。

Ranko

うううぅ……。
地獄の釜が口を開けて待っているぅ……。

Koume

ねえねえ……。
……後ろッ…… !

Ranko

ひいぃぃぃぃぃっ !

Koume

ふふ……ちょ、ちょろい……。

Ranko

こ、小梅ちゃん、ひどいっ…… !
(我が友よ ! 裏切るとは ! )

Ryo

なぁ……蘭子。
今……誰かの声が聞こえなかったか?

Ranko

ひぃぃぃっ ! ?

Koume

い、いいねいいね……。
盛り上がってきた……ふふ……。

係員

次のグループのみなさん、どうぞ……。

Koume

みんな……いくよ…… !

廊下

Ryo

なかなか雰囲気あるな……。

Ranko

ぷるぷるぷるぷる……。

Ryo

お、おい、蘭子。しがみつくなって。

Ranko

だ、だって……。

Koume

第1チェックポイント……。
『足切り廊下』……。

Ryo

な、なんだよ、それ。

Koume

昔、この廊下をね、よく走ってる男子生徒がいたんだって。
先生に注意されても、言うこときかずに、
その生徒は、毎日、毎日走ってたんだ……。

Ranko

……ごくり。

Koume

ある日、廊下に工事が入ってね。
いろいろな工事道具が置いてあった。

Ryo

ま、まさか……。

Koume

男子生徒は、曲がり角の向こうで使われていた
電動カッターに気づかず、走って角を曲がり、そのまま……。

Koume

ズバッ…… !

Ranko

ひぃぃぃっ !
もうやだ、おうち帰るーっ !

Ryo

ら、蘭子 !
まだ入ったばっかだぞ !

Koume

それ以来、この廊下には男子生徒の霊が出るんだって……。
自分の足を探して…… !

Ryo

ま、待て……。
いま、何か聞こえなかったか……?

Ranko

聞こえないはずの、足音……。

Koume

え?
あれ……足は無いから、足音はしないはずなんだけど……。

Ryo

そ、そうだよな。今のは気のせいだよな。はは……。
とにかく、進もうぜ。

…………

Ryo

き、聞こえたぞ……
足音が……。

Ranko

1つ、多い…… !

Ryo

よし。振り向いて、確認してみようぜ。

Koume

う、うん……。
じゃあ、いくよ? ……せーのっ…… !

お化け

俺の足ぃぃぃぃっ…… ! ! !

Koume
Ranko

わぁー…… !
ひぁぁぁぁぁっ…… !

Ryo

に、逃げるぞっ !

教室

Ryo

はぁはぁ……。こ、ここは?

Koume

ふぅ……。
ここは……えっと……第2チェックポイント……。
『帰らずのホームルーム』…… !

Ranko

我が耳は閉ざされし扉よ ! !
(も、もう聞きたくないっ…… ! )

Koume

そう? ここのお話も面白いんだよ……?
学級崩壊したクラスの、女の担任がね……。

Ranko

あーあー ! 聞こえなーい !

Ryo

やめてあげろって、小梅……。

Koume

ああ……鳴っちゃった……。

Ranko

鳴ると……どうなるのか……?

Koume

えっとね……。

???

な、なんだ?

???

真の闇が……世界をぉ……。

???

くらい……。

???

おい、大丈夫か?

???

み、みんな、いるよね?

???

お、落ち着いて……。

Ranko

つ、ついた……ひいっ…… !

お化け

きりーつ……きをつけー……ちゃくせきー……。

Ryo

いつの間にこんなにっ…… ! ?

Koume

す、すごいー…… !

お化け

あなたたち……席に……つきなさい……つきなさい……
つきなさつきツキつつつきツキツき……つきなさいッて…………。

お化け

言ッてるでしょォォォォッッ…… ! ! ! ! ! !

Koume

わぁぁぁぁぁぁ…… ! ! !

理科室

Ryo

次は、何だよ……。

Koume

ふふ……第3チェックポイント……。
『化学教師の人体標本』…… !

Ryo

聞くからにヤバ気だな……。
あれ、蘭子は? 大丈夫か?

Ranko

何も見えない……何も聞こえないぃ……。

Ryo

ダメだ……完全にふさぎ込んでる。

Koume

さあ、どこからくるかなー……くるかなー……ふふ……♪

お化け

お前モ人体標本にシテやるぅぅぅッ ! ! !

図書室

Ranko

う……ふぇ……ふぁ、ふぅ……うぅぅぅ……♪

Ryo

お、おい……大丈夫か……。

Koume

い、いよいよ、最後のチェックポイント……。
『開かずの図書準備室』…… !

Ryo

小梅、イキイキしすぎだろ……。
で? ここはどんな幽霊が出てくるんだ?

Koume

最初に話した女子生徒の話……覚えてる?

Ryo

ああ。廃校の原因になったっていうやつだろ。
……もしかして、ここで?

Koume

うん……。夏休みのある日……。
その子は1人で図書準備室の片付けをしてたんだ。
そしたらね……。

本が崩れてきた !

Koume

あんな風に、崩れた本で扉がふさがれて……。
図書準備室から出られなくなった女子生徒は……。

Ryo

夏休み明けまで、そのままだったってわけかよ……。

Koume

それ以来、学校中でその子の笑い声が聞こえるようになって……。
いろんな人がおかしくなっちゃったんだって……。

???

あはは……あははは…………。

Ryo

ほ、ホントに聞こえてきた…… !

Koume

その子に捕まっちゃうとね……。
図書準備室に閉じ込められるんだって…… !

Ryo

や、やめろよっ !
行くぞっ、小梅、蘭子っ !

Ranko

ふーん、はーははーん♪ ふぃー……ふーん……ふーふふーん♪

???

……お……置いてかないでぇ……。

Ryo

また聞こえた…… !

Koume

涼さん……あそこ…… !

お化け

…………。

???

キャアアアアああぁああぁあああッ ! ! ! !

Koume
Ryo
Ranko

わぁぁあぁぁあああぁあぁあーーー…… ! ! !
うわあぁぁあああぁぁああぁあっっ ! ! ! !
いやああああぁぁぁあああぁああああっ ! ! ! !

お化け屋敷 出口

Ryo

……つ、疲れた……。

Ranko

はっ……あ……お……そ、外…… ! ?

Koume

はぁぁぁ……。
すっっっごく…………楽しかった…… !

Ryo

はぁ……。
ま、良かったな。ちゃんと小梅のご褒美になって。

Ranko

わ、私はなぜ連れてこられたのか……。

Ryo

蘭子、こういうのは、みんなで行った方が面白いだろ?
それに……ビビリ役もいないと、盛り上がらないしなっ ! ははっ !

Ranko

くっ…… !
悪鬼の所業よ……。

Ryo

まあまあ、いいじゃないか !
ちゃんとみんなでゴールできたんだしさ !

Koume

う、うん……。
5人で、最後まで楽しめて……よかった……。

Ryo

え? 小梅、4人だろ?
プロデューサーサンに、小梅、蘭子、アタシ。ほら。

Koume

ううん……5人だよ……?
ほら……ずっとそこに……プロデューサーさんの……。

Koume

後ろに…… !

Ranko

ひぃぃぃぃぃぃぃっ !

……ゆっくり振り向いた

Nono

最初からずっと、いたんですけど……。

Ryo
Ranko

え、ええー……。
え、ええー……。

Koume

ふふ……乃々ちゃん……ぐっじょぶ。

Koume

楽しかったね。
……って、あの子も、言ってる。
ふふ……ふふふふ……♪