Takagaki Kaede/Memorial Commus

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Memorial 1[edit]

高垣楓

『高垣楓』とのメモリアル1です。

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事務所

Kaede

あの……会社に新設される、
アイドル部門の面接会場は、ここでしょうか?

Kaede

モデル部門の高垣楓と申します……。

Kaede

特別審査員などではありません。
その……アイドルの面接を受けさせていただこうと思って。
なにか、おかしかったかしら……?

Kaede

えぇと、許可はとくに取っていません。
このことを話すのも貴方がはじめてです。
なんとなく受けてみたくなって、来たんですけど……。

Kaede

とりあえず、聴いてみてもらえますか?
私の歌……。

 

楓の素晴らしい歌声が響いた

Kaede

あの、どうでしたか?
アイドルとしてやっていける資質は、ありそうでしょうか。

Kaede

……よかった。
では、来週から、アイドル部門へ異動ということで、
いいでしょうか。

Kaede

あ、勝手に移るのは問題がありますか?
そうですね……。
では、上の人には、私から話してみます。

Kaede

もし、異動の話がOKだったら……
プロデューサーは、私を選んでくださいますか?

Kaede

……ありがとうございます。
なんとなく、そう返してくれる気がしていました。
貴方と私が、これっきりとは思えなくて。

Kaede

これから……きっと……
なにかがはじまったんだと思います。

Memorial 2[edit]

高垣楓

『高垣楓』とのメモリアル2です。

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レッスンルーム

Kaede

ダンスレッスンですか……。
ポーズを決めるセンスは、多少あると思います。
元モデルですから。でも……。

Kaede

踊ったことはありません。
経験があるのは、せいぜい踊り食いぐらい……なんて。
とりあえず、かるく音楽に乗ってみますね。

Kaede

レッスン、ありがとうございました。
足が……フラフラします。
こうなってしまうのは、なにが原因でしょう?

筋力不足

Kaede

筋力不足……ですか。
たしかにそうかもしれません。
私、足が細いので、大きな動きに耐えられなくて……。

二日酔い

Kaede

二日酔い……。そうなのかしら……。
自分ではあまり残らない方だと思っていたのですが、
まだまだ強さが足りないようです。

Kaede

あの……他にもいろいろと思うところがあるのですが……
私、思い出したんです。
じつは……人見知りだったって。

Kaede

今さらですよね。
でもプロデューサーはなぜか、今まであまり気にならなくて。
でも、こうして意識した途端に……。

Kaede

もっと相談したいんですけれど、うまく……言葉が……。
あ、あの……。
…………………………………………。

Kaede

え、飲みに、ですか?
まさか誘ってもらえるなんて……。
えぇと……私……

Kaede

はい、行きます、行かせてください。
お酒の席でなら、きっともう少しくらいは
うまく話せると思いますから……。

Memorial 3[edit]

高垣楓

『高垣楓』とのメモリアル3です。

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撮影ブース

Kaede

宣材……撮りますか?
はい、では、お願いします……。

最高の一枚がとれた

Kaede

あっさりOKをもらえてしまいました……。
あの……プロデューサー、今のでよかったんでしょうか?

Kaede

せっかくアイドルになったのに、
モデル時代と変わらない、無表情な写真……。
少し……なんというか、心残りです。

Kaede

はい。
「雰囲気がいいから、そのまま、いただきます」
って。

Kaede

普段から感情も出さない方ですし……
そのせいでしょうか。アイドルらしくありませんよね。

Kaede

このままでは手応えがありません。
試しに、表情をつくってみてもいいでしょうか。
こんな感じ? ふふっ……。

Kaede

小さい……ですか?
むずかしいですね。
なにか楽しいことでも思い出せれば……。

Kaede

でも、楽しいことなんて……なにかあったかしら。
学生の頃と違って、モデル時代は
スタジオやロケ地と家との往復しかしてませんし。

Kaede

あ、あった……。ありました。
あの思い出……。
ふ、ふふふふふっ。

Kaede

最近、とても楽しかったことがあったの、忘れていました。
……なんだと思います?

アイドル転身後の
思い出?

Kaede

はい、この間、プロデューサーと飲みにいったときの……。
誰かとあんなに話し込んでしまったの、私、初めてで……。

会心のダジャレ?

Kaede

いえ、ダジャレではなく、
この間、プロデューサーと飲みにいったときの思い出です。
お酒の席を避けてはいけませんね。

Kaede

……ふふっ。あぁ、楽しい。
こうして素の気持ちを表すのが、アイドルなんですね。
この感じ……ずっと忘れていたみたい……。

Memorial 4[edit]

高垣楓

『高垣楓』とのメモリアル4です。

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握手会

Kaede

初仕事は握手会……。ありがとうございます。
口下手な私でもできそうなものを、選んでくれたんですね。
試しに、一度やってみましょうか。

Kaede

お客さんが前に来てくれたら、お辞儀。
そのまま握手。一礼。そして、さようなら。
意外と簡単……ですね。私でもできそうな気がします。

Kaede

では、行ってきます。

握手会が始まった……

休憩中

Kaede

ふぅ……おつかれさまです。プロデューサー。
テンポよく、握手できています。
店舗も混雑していないようですし。

Kaede

え、会話するもの……なんですか?
『こんにちは』と『ありがとうございました』しか
言っていませんでした。

Kaede

いきなりハードルが上がりましたね。
初めて会う方とお話なんて、一体なにを話したら……。
握手会……握手……握手……あ。

Kaede

握手会じゃなく、拍手会、なんてものに変えるのはどうですか?
みなさんが私に拍手をするだけ。
あるいは、私がみなさんに拍手するだけとか……なんて。

Kaede

え……みなさんに拍手をしてもらいますか?
私がする方なのかしら。

Kaede

え……ダジャレを言えばいいんですか?
でも……アイドルがこんなことを言っては
失望させてしまうような……。

Kaede

アイドルはイメージがとても大切と聞きました。
……私、みなさんをガッカリさせたくはないんです。
だから……。

Kaede

……素人の私にはわからない勝算があるんですね。
わかりました。プロデューサーがそう言うなら。
では自由に……ダジャレでも、思いついたことを言ってみます。

握手会が再開した……

ファンA

すごい美人だったなー !

ファンB

それに、面白い人だったよな !

大盛況のうちに終了した……

Kaede

プロデューサー、言われた通りでした。
試しに私が思いついたことを喋っていたら、
みんな、とても面白がってくれて。

Kaede

「こんなにお茶目な人だとは思いませんでした」って。
ギャップがいいって言ってもらえて、私も嬉しかったです。
これもきっとプロデューサーの読み通りなのですね。

Kaede

こんな私、自分ですら知りませんでした。
いままで、誰かに冗談なんて言ったことがなかったですから。
……すこし尊敬します。私と握手してもらっていいですか?

Kaede

そんな、そっとではなく……
もっと、ぐっと、強く握って……
これからも、ぐっどな関係をお願いします。ふふっ。