Shiomi Syuko/Episode Commus

Shiomi Syuko[edit]

	塩見周子
Syuko	ねぇ、あたしの話、聞いてくれる？あたし、ちょっと前まで、実家でぬくぬく生きていけばいっか～って思ってたんだ。
Syuko	だけど、家から出ろって言われてて……。どうしようかと思ってたときに、 Player nameさんに声かけられたわけ。
Syuko	正直、ラッキーって感じでさ。テキトーに乗っとけばいっかって思ったんだ。流される人生も嫌いじゃないしね。
Syuko	でも、ここにきて、アイドルのレッスンや特訓してさ。今はちょっと考え方が変わってきたみたい。
Syuko	こういうの、なんて言うんだろ。……やりがい、かな？今までのあたしにはなかったものが芽生えた感じなんだよね。
Syuko	アイドル……ふふふっ、ちょっと楽しくなってきたよ。ってことで、Player nameさん。もっと楽しくしてくれる？
Syuko	さーて、行こうか。Player nameさん ! アイドルシューコ、本格始動しちゃうから……よろしくね♪

	［Tulip］塩見周子
Syuko	この衣装を着て、ステージに、かぁ……。おっ、残りのメンバーも来たね。何してたーん？それじゃ、準備しよっかー。
Syuko	なんかいいよねー、こういうの。みんなで、新しい衣装を囲んで、ワイワイうるさくてさ。落ち着かないはずなのに、安心する……みたいな？
Syuko	ま、一人でステージに立つときも、一人ぼっちじゃないんだけどね。いつもPlayer nameさんがいるでしょ。
Syuko	ステージに立って、歌って踊るのが、あたし一人だとしても……。そこに立たせてくれた人がいるって分かってるから。
Syuko	それに……今日のステージは最高の新曲、衣装もキレイだし、メンバーもいい顔してる。最高のステージにならないわけないんだよねー。
Syuko	だから、一緒にステージをつくる一人として、最後までしっかり見ててよ。 Player nameさん !
Syuko	ソロだけじゃ見られない、マジメな顔、みんなとの笑顔とか、セクシーな顔……。いろんなあたしを魅せるから、目を離すヒマはあげないよ♪

	［夜色の暁風］塩見周子
Syuko	案外さー、普段聞いたことがない曲を聞くと、見えてくるよねー。いつもは気にしてない、自分の個性みたいなのがさ。
Syuko	あたし、どういうアイドルになれるのか、考えたんだよねー。京都の老舗に生まれて、伝統の中で育ったのに、中身はこんなにテキトー……。
Syuko	昔風で今風。どっちがあたしで、どっちがあたしじゃないのか。多分正解は、どっちもあたしで、どっちもあたしじゃないんだよ。
Syuko	和菓子屋のきびしい修行とか、正直言って、ないわーって感じだったけど…… あの環境の中で育った自分は、なくなるわけじゃないしさー。
Syuko	でも、テキトーな自分を変えようとしても、そうそう変えられるもんじゃないし。だからいいかなって。全部ありで。全部あたしだもん。
Syuko	京都だって、全部昔のままじゃないじゃん。気の向くままに流されて、受け入れて、変わりながら、行き着いた先が……。
Syuko	きっと誰にもマネできない、アイドルシューコちゃんなんだよ。そこに光る青い一つの星、たしかに輝いてるでしょ？これからいろんな光を、見せてあげるよ。

	［うつつの華模様］塩見周子
Syuko	で、プロデューサーさん、なんか用？あ、お仕事に出発って、今回のロケ、どこだっけ？新幹線に乗ってって……まさか、あそこ？
Syuko	やっぱ京都かー。シューコちゃんにとっては、因縁の地だよね。愛すべき、そして逃れられぬ故郷……。さてプロデューサーさん、いきなりだけど、ここで問題 !
Syuko	人はどーして旅に出るんでしょう？わかる？あたしが思うに……そう、最近思ったんだよね。それは、故郷がどんな場所なのか、知るためだって。
Syuko	だって、生まれた場所にいたまんまだったら、自分がどんなところに住んでるのか、わかんないでしょ？そこがいいのか、よくないのかもさ。
Syuko	だから、故郷に定住する人でも、一度は必ず旅に出るんだよ。きっとそれは……帰るための旅なんだ。あたしはそう思う。
Syuko	ま、また京都に住むかどうかは、わかんないけどね。でも、前はたまに息苦しく感じた京の、いいところが今ならよくわかる。だからさ……。
Syuko	それを、あたし風にふくらませて、やってみよかー。由緒正しくなんて、お堅いことは言いっこなし。屋形船の上で、流されるままに、セクシーてんこ盛りで♪