Shibuya Rin/Memorial Commus
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Contents
Memorial 1[edit]
渋谷凛 |
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街角 |
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Rin |
ちょっと……。前、邪魔なんですけど……。 何か? っていうかアンタ……誰? いきなり、じろじろこっち見てきて……。 |
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アイドルに スカウトする |
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Rin |
え、スカウト……? アイドルにって、まさか……私を? |
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Rin |
……バカじゃないの。私がアイドルなんて、冗談でしょ。 だいたい、興味ないし。 そんなこと言ってウロウロしてると、通報されるよ? じゃあ。 |
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数日後 |
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Rin |
はぁ、しつこいな……。 これで何度目? だいたいさ、どうして私につきまとうわけ? |
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興味はありませんか |
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Rin |
興味って言われたって……アイドルなんて、考えたこともないし……。 マジメに考えても、興味がないものは、ないから。 |
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Rin |
アイドル……。ステージで歌って、踊る仕事……だよね。 きっとハンパな覚悟じゃつとまらない……と思う。たぶん。 |
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Rin |
考えてみたら、私……やりたいことなんてなかったな……。 いままでも……これからも……? これから先ずっと……? |
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何かを見つけませんか |
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Rin |
はぁ……わかったよ。 何が待ってるのかわからないけど…… 『何か』を見つけられるなら――― |
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警官 |
………… |
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Rin |
えっ、おまわりさん ! ? ち、違います、この人は、その…… 怪しい人なんかじゃないから ! たぶん ! はぁ……なんで私がこんなことに……。 |
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Rin |
ふぅ……。ねえ、アンタ。名前は? アンタが私のプロデューサーなんでしょ。私は渋谷凛。 これから、よろしく。 |
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Memorial 2[edit]
渋谷凛 |
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レッスンルーム |
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Rin |
ちょっと待って、えっと……プロデューサー。 私なりに覚悟はしてきたつもりだけど、 アイドルの初レッスンって、まさか……。 |
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Rin |
歌とかダンスとかじゃなくて、 恥ずかしいポーズをさせられたりするの ! ? だったら……私……。 |
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やってみよう |
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Rin |
いや、それはいきなりだと、ちょっと……。 ほら、私、身体硬いし、そういうのは10年早いと思うから。 今日は別のにしてよ。 |
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それはない |
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Rin |
……よかった、だよね。 軽はずみにOKしちゃったけど、 そういうのやった経験なんてないからさ。 |
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Rin |
で、なにをするの? 一応、変なレッスンじゃなければ、 やるつもりはあるんだけど。 |
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ボーカルレッスンを する |
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Rin |
わかった。ボーカルレッスンね。 まずは、発声、ってことかな。うん。 じゃあ、やってみる。 |
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Rin |
あー、あー……もっと? あー ! あー ! ……こんなもの? |
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まだ足りない |
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Rin |
全然足りないって? これじゃ一般人の基準で、アイドルの大きな声じゃない? わかった。じゃあ…… ! |
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Rin |
あー ! あー ! ! あーっ ! ! ! も……もっと? ハナコ ! ハナコ ! ! ハナコー ! ! ! |
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OK |
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Rin |
ハァ、ハァ……。 これがアイドルの……基準……。大切なこと、わかったよ。 今の私じゃ、覚悟が全然足りないみたい……。 |
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Rin |
ちょっと待ってて。着替えてくる。 まだまだだとしても、この格好じゃ全力出し切れない。 ……悔しすぎるから。私の本気、絶対認めさせるよ ! |
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Memorial 3[edit]
渋谷凛 |
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撮影スタジオ |
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Rin |
じゃ、はじめようか、プロデューサー。 宣材写真、撮るんだよね。 気持ちの準備なら、一応、もうできてるから。 |
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Rin |
確認しておきたいんだけど、 宣材って、笑って撮った方がいいの? 私……面白くもないのに笑えないんだけど。 |
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Rin |
楽しいことでも思い浮かべればいいのかな……。 ねぇ、プロデューサー。 どんなこと、考えたらいいと思う? |
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学校のこと |
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Rin |
学校のこと……ね。 なにか楽しいことあったかな。 楽しいこと……。学校に通って、授業を受けて……。 |
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Rin |
ダメ、なにも思い浮かばない……。 はぁ、私って、アイドルになる前は、 何の変哲もない学校生活を送ってたんだ……。 |
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ペットのこと |
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Rin |
ペット……ね。 ペット……、ペット……。 |
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Rin |
ふ……ふふふ、ふふふふ……。 そういえば、ハナコが……。 |
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Rin |
ね、ねぇ、なんか気持ち悪くない? 大事なプロフィールの写真に、 こんなニヤけた顔が載るなんて、イヤなんだけど……。 |
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Rin |
いい、わかった。 今日のところは、とにかく自分なりにやってみる。 何かあったら、指示、よろしく。 |
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Rin |
ふぅ、こんなもんかな。 素の顔しかできなかったけど、カメラマンにOKもらえて、 ホッとしたよ。……ありがと。 |
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今の表情をほめる |
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Rin |
へ? こういう顔をすればいいの……? そっか、今みたいに自然体な表情がいいのか。 終わってから気づかされるなんて……。 |
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Rin |
プロデューサー、私、次はちゃんと笑ってみせるから ! あ、こういう力みがダメなのかな。 ごめん、やっぱり、アイドルって難しい……。 |
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Memorial 4[edit]
渋谷凛 |
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LIVE前日 |
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Rin |
初LIVE……。ここが、その会場か……。 明日は、この客席が人で埋まるんだ。 でも……。 |
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Rin |
人前に立って歌ったことなんてない……。 レッスンや特訓……必要なことはやってきたはず。 でも、何をどうすれば……。 |
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Rin |
相談できる相手は……。 でも、今さらこんなこと言ったら、あきれられるかな。 じゃあ、相談しない? でも……うーん。 |
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Rin |
あのさ、プロデューサー。聞いていい? ステージに立ったアイドルに、必要なこと。 |
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Rin |
どうしたらいいのか……。 ううん、やることっていうか、気構え? その……。 |
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らしくない |
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Rin |
うん、正直……。 経験がないし、想像ができなくて……答えが見つからなくて。 私、どうしたら……。 |
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そのまま、ぶつかれ |
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Rin |
そのままって……それだけ? アドバイスになってなくない? アンタ……それでもホントにプロデューサー? |
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Rin |
はぁ。 私なりに考えてみる。 それじゃ、明日……。 |
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LIVE当日 |
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Rin |
LIVE当日……か。 |
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Rin |
そろそろ幕が上がる。 結局、プロデューサーの言ったことはわからなかった。 でも……。 |
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Rin |
幕が上がるのは待ってくれない。 ライトが当たったら、そこには私だけ。 |
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Rin |
なにがあるのかわからないけど、 着替えて、舞台に上がるしか…… ! |
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Rin |
……ざわざわしてる。 ライトがつくまで、3、2、1…… ! |
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観客 |
ワァァァァァァァッ ! ! |
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Rin |
これが……ステージ……? この空気……。 この熱さ……歓声。眩しい。よく、わからない。 それでも……全力で……いくしかない ! |
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Rin |
はじめまして、渋谷凛です。 全力で歌うから……ついてきて ! ! |
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観客 |
ウオオオオオオオッ ! ! |
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LIVE終了後 |
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Rin |
……ありがと、プロデューサー。 結局、プロデューサーの言った通りだった。 あの時は乱暴なアドバイスって思ったけど……。 |
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Rin |
アイドルは考えてなるようなものじゃない。 答えなんて探さなくていいんだ。 そのまま、ぶつかって走っていければ、それでいい。 |
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その通り。 アイドルになったな |
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Rin |
私が、アイドルに……。 まだ熱が残ってる……。会場の熱さが……。 こんな熱さ、これまで感じたことない。 |
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Rin |
昨日の私とは違う……。 この先も、感じるままに走っていいんだ。 もう答えを探して歩き回ったりしない。 |
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Rin |
私、プロデューサーと走り続けるよ。どこまでも……。 いいかどうかより、貫き通せるかどうか。 ただ、ひたすらに…… ! |
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