LIVE Parade (July 2017)/Commus
Opening[edit]
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Take me to My Dream |
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ラジオでLIVEの告知をした、みく、芳乃、美優、 |
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ラジオブース |
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Miku |
それでは最後に、みくたち5人も出演するLIVEの告知タイムにゃ~♪ |
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Miyu |
私たちは今度、とても大きな会場で LIVEをすることになりました。 |
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Nono |
本当に大きくて、大きすぎるんですけど……。 そのぶん、目立たなくて済むポジションもありそうで……。 |
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Shin |
LIVEなのに、目立たなくてどうするんだよ☆ すみっこにいても、はぁとが目ざとーく見つけてあげるからね♪ |
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Yoshino |
ふふ。すてーじの端から端まで、 それぞれの持つ輝く星がきらめく、 良きLIVEとなることでしょうー。 |
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Miku |
というわけで、みんな、楽しみにしててね♪ それじゃあ……。 |
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Shin |
ばいばい~♪ |
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控え室 |
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Miyu |
みなさん、お疲れさまでした。 この5人でいると、 歌をもらった時のことを思い出しますね。 |
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Shin |
はぁとたちは『Take me☆Take you』でCDデビューしたもんね。 ん~覚えてるよー ! なっつかスウィーティー☆ |
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Yoshino |
あの時も、らじおに出させてもらいましたねー。 ついこの間のことですのに、 ずいぶんと前のことのように感じられますー。 |
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Nono |
ああ、あの時は生きた心地がしませんでした……。 今日もですけど……。 |
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Miyu |
だけど今日の乃々ちゃん、いっぱい喋ってくれましたよね。 |
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Nono |
う、それは、喋らないといけない流れでしたし……。 |
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Yoshino |
ですがそれは、自分の意志で行ったことー。 自らの心がそのようにあるべきだと、従った結果でしょうー。 |
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Miku |
いいな、いいな~。 みくは、そのラジオには出られなかったから羨ましいにゃ~。 |
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Shin |
はぁとも出られなかったけど、ナイショでお便りを送ったよ☆ まぁ、ソッコーではぁとが送ったってバレてたけどね……。 |
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| みんな、お疲れさま |
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番組スタッフ |
よろしくお願いしま~す。 |
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Miku |
あ、Pチャン ! お疲れさま~。 ……って、後ろにいる人たちはどうしたの? |
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| 説明する |
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| ドキュメンタリー取材について話をした…… |
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Shin |
LIVEに向けて頑張ってるはぁとたちに、密着取材するんだぁ♪ はっ ! ということはぁ、プライベートなはぁとも見られちゃうの? いや~ん、照れる~☆ |
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Nono |
密着取材とか、本当に無理なんですけど……。 だから、もりくぼはパス……ぱすくぼで……。 |
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Miku |
ぱすくぼはなしくぼにゃ ! テレビの放送を見てくれた人が、 乃々チャンのファンになってくれるチャンスなんだから ! |
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Nono |
む、無理してまでファンを増やす必要は……。 |
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Yoshino |
まぁまぁ、これも、あいどるのさだめでしてー。 ありのまま、そのままで、全てを見てもらうだけで よろしいのですよー。 |
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Nono |
全て…… ! お、恐ろしいことを言わないでほしいんですけど……。 うぅ……わかりました。取材、なんとか受けてみます……。 |
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Miyu |
一緒に頑張りましょうね、乃々ちゃん。 ……本当は私も、密着取材って聞いて緊張しているんです。 |
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Yoshino |
緊張も悪いことばかりではありませんー。 ほど良い緊張も、時には必要でしてー。 |
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Shin |
はぁぁ……目に浮かぶわ。 はぁとたちのドキュメンタリーを見たファンが、 LIVE会場に押し寄せ、応援してくれる光景が…… ! |
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Miku |
みくにも見えるにゃ……みくたちのファンが、 精一杯応援してくれる未来が…… ! |
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Miyu |
それは、とても良い未来ですね。 でも、そのためには、やらなくてはいけないことがありますね。 |
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Miku |
そうにゃ ! 想像したことを本当のことにするためにも、 しっかり取材を受けなくっちゃね ! |
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Miku |
だからPチャン、スタッフさん……。 |
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Shin |
よろしくお願いします ! |
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Chapter 1[edit]
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行き交う人波に祈りを |
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密着取材中でも芳乃の生活はいつも通りだった。早起 |
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依田芳乃という存在は、 その姿以上に大きく見える―― |
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Yoshino |
お掃除してー、綺麗にしましょー。 ~~~~♪ |
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番組D |
朝早くから掃除をするなんて、精が出ますね。 |
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Yoshino |
早朝に事務所へ来て掃除をするのは、わたくしの日課ですからー。 それに仕事場が綺麗だと、気持ちよく過ごせるものですー。 |
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番組D |
早起きも掃除も、大変なのでは? |
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Yoshino |
早起きもお掃除も、故郷にいた頃からしていたことゆえー。 大変だと思ったことはありませぬよー。 |
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Yoshino |
……さてー、お掃除は終わりましたので、おつかいに行きましょうー。 |
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コンビニ前 |
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番組D |
コンビニには、よく行くんですか? |
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Yoshino |
そうですねー。お茶請け用のおせんべいを買いに、 よく利用させてもらっていますー。 |
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Yoshino |
しかし、気をつけなければいけませんー。 こんびにはわたくしの心を揺らす商品が多く、 つい買い過ぎてしまう時もあるのですー。 |
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Yoshino |
やはり今日も、買い過ぎてしまったようでしてー。 ですが、これもまたひとつの出会いのようなものー。 |
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Shin |
すいませーん☆ このがっつりからあげチキンも追加でー☆ |
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Yoshino |
おや、心さんもいらしていた様子ー。 外でお待ちしましょー。 |
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Shin |
お、おはよー、芳乃ちゃん、ふぁ~……。 |
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Yoshino |
ずいぶんと眠そうですねー。 昨晩は、遅くまで起きていたのですかー? |
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Shin |
うん、新しい衣装作って、プロデューサーにプレゼンするんだ☆ って思ってたら、気合い入り過ぎちゃってさー……。 ってかこれ撮ってんの? おいおい、すっぴんはNGだぞ☆ やめて☆ |
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Yoshino |
かめらまんさん、こう申しておりますので、 心さんのことは映さないでくださいー。 |
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番組D |
そういうわけにもいかないので……。 |
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Shin |
はー。ま、そうだよね。とりあえずシャキッとするか。 ごくごくごくっ…… ! ぷはぁーっ ! やっぱ、20代も半ばだとこれがないとね ! |
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Yoshino |
心さんは、なにを買われたのでしょうかー? いま飲み干したものは、☆のまーくがついた……。 |
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Shin |
そうそう。スターの印のエナジードリンクと、あとレジ横のチキンね ! これを食って飲んで、午前中に衣装の手直しをするっ ! |
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Yoshino |
心さんは睡眠不足でも心さんなのですねー。 ですが、あまり無理はしないようお気を付けくださいー。 |
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Shin |
うん、わかってるって☆ それじゃ、事務所に行こっか♪ |
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事務所 |
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Miku |
あ、心さん、芳乃チャン、おはよう~。 |
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Yoshino |
おはようございますー、みくさん。 |
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Shin |
ん~おはよう、みくちゃん。 あれ? みくちゃんのレッスンは、午後からじゃなかったっけ? |
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Miku |
うん ! 午前中に、できることを全部終わらせちゃおうと思って。 歌詞の覚え直しと、振りの確認、あと学校の宿題もね。 |
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Yoshino |
勤勉ですね、みくさんはー。 |
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Miku |
トップアイドルを目指してるんだもん、このぐらいは当然だよ。 ……ところでそのカメラ、もしかして回ってたりするの? |
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番組D |
……。 |
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Yoshino |
はい、本日は、わたくしの取材日ですのでー。 ではわたくしは、お茶の用意をしてきますねー。 |
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Miku |
しまった ! ? 完全に油断してた ! 心さん ! 今からでも遅くないから、 カメラにいーっぱいアピールしていくにゃ ! |
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Shin |
ん~今さら手遅れな感じもするけど……。 あ、でも、編集するって手があるから大丈夫か☆ |
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Miku |
そうそう♪ 何事も、始めるのに遅すぎることなんてないのにゃ ! |
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Shin |
はぁとが、この歳でアイドルデビューしたみたいにね☆ |
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Miku |
そうそう♪ ……って、今のは同意してよかったのかな? |
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Shin |
歳のことはぶっちゃけ本当のことだけど、 ちょっとはフォローして欲しかったぞ♪ |
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Miku |
と、と、とにかく、マジメモードは一旦お休み ! ここからはどんどんカメラに映っていくよ♪ |
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Yoshino |
真面目なのは人としてよきことですのに、 それをお休みとは、なにゆえー? |
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Miku |
人の取材でもカメラに映りたい……それがみくたちなのにゃ ! アイドルってのは、そういうもんでしょ ! |
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Yoshino |
そうなのですかー。ですがふたりは、とても真面目なのですよー。 遅刻もせず、真剣にれっすんを受けているのでしてー。 はい、お茶をどうぞー。 |
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Shin |
んもぅ、芳乃ちゃんってば、イ・ケ・ズ☆ 今だけは、マジメなのはお休みでい・い・の♪ |
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Miku |
カメラの前で、さらっと真面目だってこと言われちゃったし……。 こうなったら芳乃チャンのヒミツもバラしちゃうにゃ ! |
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Shin |
芳乃ちゃんのヒミツって言ったら……ん~、アレかな☆ 事務所の買い物をする時……好きなお菓子を選んでるんだよね♪ |
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Miku |
あー、そうそう♪ それで買ってきたお菓子のひとつ目は、 絶対に芳乃チャンが食べるんだよねー♪ |
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Yoshino |
そのこと、知っていたのですねー。 ところでそのわたくしが選んだおせんべいなのですがー、 みなさんもおひとつ食べませんかー? どうぞー。 |
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Miku |
いいの? いただきまーす♪ |
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Shin |
ありがと、芳乃ちゃん☆ って、これ……もしかして、買収された……? |
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Yoshino |
なんのことでしょうー? わたくしは、ともにおせんべいを食べたいだけなのでしてー。 |
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番組D |
アイドルになって変わったことはありますか? |
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Yoshino |
わたくしの生き方も在り方も、 以前よりなにも変わりはしませんー。 島にいた頃も、都会に出てきてからも、同じでしょうー。 |
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Yoshino |
己の為すべきことは己で行い、助けを必要としている者には 手を差し伸べる……住む場所や過ごし方が変わったからといって、 わたくしは変わらないのでしてー。 |
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Yoshino |
この都会では、周囲の状況が目まぐるしく変わり、 すこし忙しなく思いますー。ですがー、 その変化をも、少しずつ楽しめるようになってきましたー。 |
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Yoshino |
それはー、同じ目線で日々の喜びをともに分かち合うことのできる、 仲間に恵まれたからでしょうー。 そして、わたくしを求め、わたくしが求めた人の存在も、またー。 |
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Yoshino |
これからもきっと、わたくしの在り方は変わりませんー。 一方で、周囲の世界は変わり続け、広がり続けることでしょうー。 |
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Yoshino |
わたくしはその変化と広がりを慈しみながら、 ふぁんのみなのために舞い、歌い、そして祈り続けたい……。 いまは、そう思っているのですよー。 |
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Chapter 2[edit]
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歩んできた軌跡に感謝を |
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取材中に行われた美優、乃々、芳乃によるミニLIVE。 |
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三船美優の言葉には優しさがある―― |
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Miyu |
私たちのミニLIVEへ来てくださったみなさん、 今日はありがとうございました。 |
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Yoshino |
みなみなにー、深い感謝をー。 そして願わくば、再び会えることを期待しておりますー。 |
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Miyu |
……あら? 次は乃々ちゃんの番ですけど……どこにいるんでしょう? |
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Yoshino |
乃々さんでしたらー、そちらにー。 |
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Miyu |
あ、乃々ちゃん。 そんなところにいたんですね。ほら、こっちへ行きましょう。 |
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Nono |
は、はいぃ……。 す、すみません……LIVEが終わったと思ったら、 体がつい裏のほうに動いてしまって……。 |
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Miyu |
まだ、終わるには早いですよ。 そういうことなら、手を繋ぎましょう。 ついどこかに流されてしまわないように。 |
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Nono |
それは……ありがとう、ございます……? |
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Yoshino |
では、乃々さん。みなにご挨拶をー。 |
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Nono |
はい……でも、あぅ。 ……えーと。 今日は来てくれて、ありがとうございました……以上です。 |
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Miyu |
ふたりが言ってくれたように、みなさんの前でミニLIVEが できたこと、本当に嬉しく思っています。 |
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Miyu |
次に私たちが立つのは、とても大きなLIVE会場です。 みなさん、そちらにもよかったら来てくださいね。 |
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控え室 |
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番組D |
ミニLIVE、お疲れさまでした。 |
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Nono |
お疲れさまでした……。 うぅ……人の視線を浴び過ぎて、溶けてしまいそう……。 |
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Yoshino |
乃々さん、大丈夫ですかー? 息も気も乱れておりますよー。 |
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Nono |
だ、大丈夫じゃないです……。 人前に出るのは、やっぱり苦手で……。 |
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Miyu |
そうは言いながらも、 乃々ちゃんはちゃんとステージに立っていましたよ。 初舞台の時も、そうだったみたいに。 |
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Yoshino |
あの時も、今日のように並んですてーじに立ちましたねー。 今ではわたくしの中で、良き思い出となっていますー。 |
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Nono |
もりくぼはあの時も今も、ギリギリでした……。 逃げ出さなかったのが、不思議なくらい……。 |
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Miyu |
逃げ出したくなる気持ちは、私もわかります……。 人前で何かをするのって、簡単なことではありませんから。 |
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Yoshino |
失敗を恐れるのは人の性ゆえ、克服することは困難なものー。 しかしながら、恐れをなくしてもいけません。 恐れとともに立つことが大事ー。ばば様には、そう教えられましたー。 |
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Nono |
よく、わからないです……。 恐れなんて、ないほうがいいんじゃないですか? |
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Yoshino |
恐れる気持ちは人の性ゆえ、それは必要な感情である、とー。 恐れをなくしてしまっては、均衡が崩れることでしょうー。 わたくしも、恐れをなくしたことはありませんから、わかりませぬがー。 |
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Nono |
美優さん、今のわかりましたか……? |
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Miyu |
えぇ。なんとなくは。あのね、乃々ちゃん……。 恐れる気持ちがなくなったら、慎重さがなくなってしまうでしょう? 慎重でなくなったら、油断して、舞台でミスをしてしまうかもしれない。 |
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Nono |
は、はい。 |
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Miyu |
それに、失敗を恐れながらも本番に挑むのと、 全くなんの心配もせずに本番に挑むのとでは、 気持ちの入り方も違うでしょう。 |
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Nono |
あ、なんとなく、わかってきました……。 |
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Miyu |
だから、恐れる気持ちを持ちつつも、 恐れすぎず、一歩踏み出す気持ちを大事にするべき……。 という解釈で合っていますか? |
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Yoshino |
きっと、その通りなのでしょうー。 何事も過不足なく、中庸であることが大事だと、 ばば様は教えてくださいましたー。 |
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Miyu |
中庸が大事……そうですよね。 初舞台での私は、緊張のし過ぎで硬くなっていました。 |
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Miyu |
お話ししようと思っても、上手く口が回らなかったりもして……。 それこそ、逃げ出したい気持ちさえ……。 |
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Nono |
でも、逃げたりしませんでしたよね? どうしてですか……? |
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Miyu |
見に来てくれていた、たくさんの人たちがいましたから。 この人たちに、報いたいって思ったんです。 |
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Miyu |
温かい声援とたくさんの拍手……そして、笑顔。 あの場の雰囲気は、本当に温かかったですから。 |
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Miyu |
それに、すぐそばには乃々ちゃんと芳乃ちゃんがいてくれて、 会場にはいなかった、たくさんの仲間にも支えられて……。 私は、みんなに支えられています……。 |
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Miyu |
だから私は、乗り越えることができたんですよ。 |
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番組D |
では、MCをするのも慣れてきましたか? |
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Miyu |
それは……まだ。 今でも、人前に立って喋るのは得意ではありませんね。 |
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Miyu |
たくさんの人に支えられているということはわかっていても、 話すのが得意にはなかなかならないものです。 |
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Yoshino |
しかし美優さんは、その得意ではないものに対し、 正面から向き合っているように見えますー。 |
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Miyu |
そうですね。 苦手だからやらないというのは、理由にはなりませんから。 |
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Miyu |
心さんのように面白く上手に話すことは、私にはできません……。 だからせめて、普通のお喋りをしているように、 話そうとしているんです。 |
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Miyu |
……それに、年長者ですから、少しは格好つけたいじゃないですか。 ふふっ。 |
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番組D |
これからのアイドル活動への心構えを聞かせてください。 |
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Miyu |
これから……ですか。 アイドルになったときから今まで、 いつも誰かが私を助けてくれました……。 |
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Miyu |
事務所の仲間たちやスタッフさん、それにファンのみなさんにも 私は助けられています。 |
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Miyu |
私が困っていれば、助けてくれる人たちばかりで……。 だからこそ、いつまでも甘えてはいたくないんです。 |
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Miyu |
みなさんがそうしてくれたように、誰かを安心させてあげられる、 そんな人に私もなりたい……。 |
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Miyu |
今はまだ理想から遠い場所にいます……。 それでも、私が理想とする大人の女性像……。 |
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Miyu |
そこを目指して努力を続けることが、私を育ててくれて、 支えてくれた人たちに対する恩返し……。 それが今の私にできることで、したいことですね。 |
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Chapter 3[edit]
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躓きそうでも懸命な一歩を |
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|---|---|---|
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乃々がアシスタントを務める番組に密着する取材班。 |
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森久保乃々は今日も一生懸命に生きている―― |
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Nono |
き、今日は、もりくぼと同じ事務所の三船美優さんと佐藤心さんが、 番組に来てくれました……。 |
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Miyu |
三船美優です。今日は、乃々ちゃんがアシスタントをしている この番組に出られて、とても嬉しいです。 |
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Shin |
みんなー、はぁとのことは、しゅがーはぁとって呼んでね☆ んー、とりあえず乃々ちゃんも、いい加減はぁとって呼んでほしいな♪ |
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Nono |
よ、呼んでほしいと言われても、もりくぼ的には、 心さんは心さんなので……心さんと呼ばせてください……。 |
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Shin |
んもう、はぁとたちは知らない仲じゃないのに、 乃々ちゃんってば、ガ・ン・コ、なんだから☆ |
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Nono |
が、頑固だなんて思ったこともありませんでした……。 でも、呼んでほしい呼び方をしないのは、確かに頑固かも……。 |
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Nono |
うぅ……でもやっぱり、もりくぼにとって心さんは心さんで、 心さんじゃない心さんは心さんじゃない心さん的な何かなので……。 |
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Shin |
なんか、はぁとの存在があやふやな感じになってるぞ☆ |
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Nono |
そ、そんなつもりはないんです……。 心さんはちゃんと、ここにいますから……。 |
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Shin |
んもう、それは当たり前じゃん♪ だったらはぁとは誰なんだよ☆ |
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Miyu |
んふふっ……大丈夫ですよ、乃々ちゃん。 私も心さんのことは、心さんって呼んでいますから。 |
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Shin |
そこは頑張って、はぁとちゃんって呼んでほしいところなんだけど♪ |
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司会者 |
はっはっはっ ! 乃々ちゃんのところの事務所は、 面白い人がたくさんいるねぇ。 |
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Nono |
そう、かもしれません……。 もりくぼはつまらない人間ですけども……。 |
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司会者 |
いやいや、乃々ちゃんもじゅうぶん面白いから ! |
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Nono |
も、もりくぼは、面白くなんて、そんな……。 今も、この番組を続けられているのが不思議なくらいですし……。 |
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司会者 |
乃々ちゃんは、そういうところがいいんだって。 それじゃあ3人とも、今日はよろしくね ! |
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司会者 |
次のコーナーは……ジェスチャーゲーム ! 乃々ちゃんがジェスチャーをするから、それを当ててください ! |
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Nono |
じぇすちゃー……うぅ、わかりました……。 なるべく短くすませたいので、ふたりともお願いします……。 |
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Miyu |
なるべく早く当てられるよう、頑張りますねっ。 |
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Shin |
美優ちゃん、それじゃバラエティ的に……まあいっか。 よーっし。乃々ちゃん、はぁとに任せとけ☆ |
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Nono |
なんだか不穏ですけど……よろしくお願いします……。 |
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司会者 |
準備はオッケーみたいだね。 それじゃあ……ジェスチャースタート ! |
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| 両手を上げて、ちょこちょこと左右に動いている…… |
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Nono |
あ、あの……もう答えても大丈夫なので、答えていってください。 できればすぐに正解してくれると、すごく助かります……。 じゃないと、もりくぼは永遠にこの邪神召喚の動きをしなければ……。 |
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Miyu |
う~ん……動いているから、機械か動物だとは思うんですけど……。 |
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Shin |
え、わからないの? それじゃ、はぁとが答えるね♪ ん~と……貝の中からのそっと出てきたヤドカリ ! |
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Nono |
あっ、あっ、ヤドカリじゃなくて、同じ甲殻類の……。 |
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Shin |
あ、エビ? それとも、ウミホタル? もしかしてシャコ? お、そういやフジツボも甲殻類なんだけど、知ってた? |
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Miyu |
そうなんですか? 心さん、物知りなんですね。 |
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Nono |
心さん、なんでそんなに甲殻類に詳しいんですか~。 |
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Shin |
ほら、カニって美味しいから、調べたことがあって……。 あ、やべ。 |
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Nono |
心さん、い、今答え、答え言いましたよね……? |
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Shin |
え~、はぁとわかんな~い♪ てへぺろ☆ |
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Nono |
うぅ~……か、かにくぼですけどぉー ! |
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Miyu |
かにくぼ……あぁ、正解はカニだったんですね。 あっ、乃々ちゃん? 横歩きのままどこに……乃々ちゃーん。 |
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司会者 |
美優ちゃん、大正解~ ! それじゃ次のゲームに……、 行く前に、みんなで乃々ちゃんを連れ戻して来てー ! |
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Shin |
テレビの前のみんな、チャンネルはそのままでね♪ |
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控え室 |
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Nono |
はぁ、ふぅ……なんだか、いつもの収録よりも疲れた気がします。 |
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Miyu |
ごめんなさいね、乃々ちゃん。 バラエティに慣れていないから、足を引っ張ってしまって……。 |
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Shin |
で・も、はぁとのアシストのおかげでウケたでしょ☆ ん~感謝していいんだぞ、乃々ちゃん♪ |
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Nono |
心さんは、もぅ……。 おかげでもりくぼは、いぢめられてしまいました……。 やっぱりもりくぼにバラエティなんて、むーりぃー……。 |
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|
Nono |
でも、お、おいしいところは……うれしぃー……。 |
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|
番組D |
バラエティ番組では大活躍でしたね? |
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Nono |
え……あれを大活躍だなんて……。 というかいきなりインタビューとか、あぅ……。 |
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Nono |
あの……今でもテレビは苦手というか、むりなんです……。 むりなんですけど、なぜか今も出ています……。 |
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Nono |
もりくぼの何が面白いのかわかりませんし、 何がウケているのかもわかっていません……。 |
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|
Nono |
わかるのは、もりくぼ以外の人が頑張って、 面白くしようとしているってこと……。 |
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Nono |
だから大活躍と言われると、それは違うんです……。 もりくぼは何もできないまま……。 |
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Nono |
ただただ、みんな頑張っているから、もりくぼも頑張る……。 というか、必死にあたふたしているだけで……。 それが面白いのかは、自分ではわからず……はい。 |
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Nono |
結果的には、何もできていないですし……。 逆に言うと、何もできていないができている……? え、あれ……? もりくぼ、何を言っているんでしょう? |
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Nono |
わからなくなってきたので、もう帰っていいですか……? いいですよね……それじゃあ、どうも、失礼します……。 |
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Chapter 4[edit]
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思い描いた景色に願いを |
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|---|---|---|
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グラビア撮影にて、アイドルとしてのみくの魅力を |
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前川みくは常に前のめり、全力だ―― |
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Miku |
ほらほらふたりとも、野外でグラビア撮影なんだから、 爽やかで弾けるような笑顔を見せようよ♪ |
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Miyu |
言いたいことはわかるんですけど、みくちゃんのような笑顔は なかなか……。 |
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Nono |
公園で撮影なんて、正気の沙汰とは思えません……。 うぅ……何も知らない人たちの視線が、突き刺さります……。 |
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Miku |
確かに、ふたりは弾けるってタイプじゃないかも。 でも、爽やかに撮ってもらうっていうのはアリだよね♪ |
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Miyu |
それは……はい。 いい天気ですし、爽やかなイメージでというのはわかります。 |
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Miku |
乃々チャンもそれで大丈夫? |
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Nono |
だ、大丈夫かどうかは……どうでしょう。 けど、ふたりがいるので、なんとかしてみます……。 |
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Miku |
うん、頑張ってみよ ! よーし、残りの撮影も張り切っていこーね♪ |
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撮影スタジオ |
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Nono |
みくさん、スタッフさんと何か話してますけど……。 |
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Miyu |
すごく真剣そうな顔……何を話しているんでしょうね? |
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Nono |
もしかしてもりくぼが、気づかないうちに とんでもない失敗をしでかしたのかも……。 |
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Miyu |
それはないと思いますよ……。 でも、本当に何の話をしているんでしょう……? |
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Miku |
みんな、お待たせー。 ごめんね、ちょっと話し合ってたら長くなっちゃった。 |
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Miyu |
それはいいんですけど……どうかしたんですか、みくちゃん? |
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Miku |
あのね、ディレクターさんから、最後に何か変わったことを したいってオーダーがあったの。 |
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Nono |
か、変わったことっていうと……例えば? |
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撮影スタッフ |
内容はなんでもいいんだよね。 君たちの個性とか、面白さを撮りたいわけだからさ。 君たちがしたいことで、変わったことをしてほしいってことだから。 |
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Miku |
っていうことだから、みくはみんなでねこチャンになって 撮りたいって提案したんだ~♪ |
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撮影スタッフ |
って、みくちゃんは言ってるんだけどさ……。 それってありきたりじゃないかな? |
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Miku |
そんなことないよね ! ねこチャンがキュートだとしたら、このふたりはクール ! |
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Miku |
キュートとクールが一緒になると、すごいんだから ! なんていうか……そう、化学変化が起きるの ! |
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Miyu |
化学変化……。 なんだか、実験をするような気分になってきました……。 |
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Miku |
実験は実験でも、安全安心でしかも可愛くなれる実験だにゃ♪ |
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Miku |
それにファンのみんなは、アイドルの意外な一面が見たいはず…… 意外な一面ってことは、ギャップってことだよね。 |
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Miku |
ほら、想像してみて……美優さんと乃々チャンがねこみみをつけて、 にゃんにゃんって頑張っている姿を……。 |
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Miyu |
ねこみみをつけて……。 |
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Nono |
頑張ってる姿……。 |
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Miku |
想像できた? できたよね? 可愛いでしょ? 可愛かったよね? ふたりがねこみみつけて、にゃんにゃんって言っているところ♪ |
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撮影スタッフ |
……まぁ、確かに、可愛いかもね。鉄板だし。 |
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Miku |
うんうん ! 可愛いはず ! ねこチャンモードのふたりに、ファンは絶対に喜ぶもん ! |
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撮影スタッフ |
……じゃ、それでいこうか。 想像してみたら確かに可愛いし、こっちの要望通りでもあるし。 |
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Miku |
やったにゃ~♪ ありがとうございます ! というわけで、はい、これ ! こんなこともあろうかと思って持ってきてたねこみみだよ♪ |
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Nono |
こんなことって、どんなことを普段から考えてるんですか……? |
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Miyu |
えっと……私たちもつけなくちゃ駄目、なんですよね? |
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Miku |
心配しなくても大丈夫 ! 絶対ふたりともねこみみが似合うから ! ねこチャンアイドルの、みくが保証するにゃ♪ |
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Miyu |
そこまで言うのでしたら、つけてみましょうか……。 少し、恥ずかしいですけども……。 |
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Nono |
ほ、本気ですか、美優さん……。うぅ……わ、わかりました……。 恥ずかしいですけど、もりくぼもつけます……。 |
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Miku |
それじゃあ、みんな自己紹介するにゃ♪ みくにゃんです♪ |
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Miyu |
み、みゆにゃんですっ…… ! |
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Nono |
にゃんくぼですけど…… ! |
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Miku |
うんうん♪ みんな可愛い化学変化が起きてるのにゃ♪ |
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撮影後 |
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Miku |
ねこみみはばーっちしにゃ♪ でも乃々チャン、そこはののにゃんじゃなくてよかったの? |
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Nono |
も、もりくぼの中でいろいろ考えていたら、 にゃんくぼになったんです……変、ですか? |
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Miku |
うぅん、みゆにゃんもにゃんくぼも、すっごく可愛いよ♪ やっぱりねこチャンで撮ってもらって、大正解だったにゃ♪ |
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番組D |
前川みくにとっての猫耳とはなんですか? |
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Miku |
ひと言で言うなら……アイドル生命そのもの、かな。 みくをアイドル界に連れてきてくれた、大切なものだから。 |
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Miku |
今はねこみみをつけなくても、みくのことを前川みくとして 受け止めてくれるファンがいるよ……。 |
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Miku |
それは、すごくありがたいことなんだけど…… それでもみくは、自分の原点として、ねこみみを大切にしたいの。 |
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Miku |
今は、ねこみみといったらみくだっていうくらいになったよね? そうなると、他の子はなかなかつけづらくなるみたい。 |
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Miku |
でも、それもしょうがないよね。 アイドル界でのキャラ被りはご法度だもん。 |
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Miku |
だから今日みたいに、みく以外の子のねこみみ姿を みんなに見せてあげるために、みくはひと肌脱ぐことにしてるの ! |
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Miku |
だって、ねこチャンはすっごく可愛いし、ねこみみをつけたアイドルを みくも見たいんだもん♪ |
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Miku |
美優さんファンと乃々チャンファンのみんな、きっと喜ぶよね。 ふたりの可愛いねこみみ姿、永久保存版だもん♪ |
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Miku |
みくがふたりとお仕事できたから、このシーンが撮れたわけだし…… みくにちょっとくらい、感謝してほしいにゃ♪ にゃふふ♪ |
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Chapter 5[edit]
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諦めつかない夢に魔法を |
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|---|---|---|
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LIVEに使用される会場の大きさに緊張を隠せないみく |
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佐藤心は決して折れない挫けない諦めない―― |
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Shin |
「それじゃあ、さようなら……。 もう会うこともないだろうから、言っておくね……」。 |
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Shin |
「私……あなたのことが、好きだったよ」。 |
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監督 |
はい、カットォー ! 前よりもだいぶよくなってるぞ。 今の演技を忘れるなよ、佐藤。 |
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Shin |
はーい、ありがとうございまーす☆ っていうかカントク、呼び方~♪ |
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Shin |
はぁとのことは佐藤じゃなくって、 はぁとって呼んでって、何回も言ってるのにぃ~? |
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監督 |
そんな名前で呼べるわけないだろうが。 いいからさっさと次の現場に行ってこい。 LIVEの準備があるんだろ? |
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Shin |
えへっ、そうでした☆ それじゃ今日はお疲れさまでしたー♪ また来週の撮影も、お願いしまーす☆ |
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LIVE会場 |
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Miku |
この客席が、全部みくたちのファンで埋まるんだ……楽しみ~ ! |
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Yoshino |
今は床さえも見える空っぽの客席も、その時が訪れれば、 人の姿しか見えなくなるのでしょうー。 |
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Miku |
んー、ドキドキする~♪ 芳乃チャンは、緊張してない? 大丈夫? |
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Yoshino |
すこしだけー。 ですが、緊張することは、致し方ないことですー。 凪のような心を持つことは、人には叶わぬことなのでしてー。 |
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Miku |
こんなに広いステージと客席を みんなが創ってくれるんだもん。 緊張するなって言うほうが無理だよね。 |
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Yoshino |
ええー。 すたっふとふぁんのみなが懸命に作り上げてくれたすてーじに立ち、 わたくしは為すべきことを為しましょうー。 |
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Miku |
うんっ ! いっしょに、頑張ろうねっ ! |
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番組D |
LIVEへの意気込みを聞かせてください。 |
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Yoshino |
こんなにも多くの人が集まるすてーじに立つのは、 今まで経験したことがありませんー。 |
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Yoshino |
多くの人の想いが集まるときー、 物事は良いようにも悪いようにも転がりうるものですー。 |
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Yoshino |
ならば、わたくしにできることは、決まっておりますー。 わたくしの歌と踊りで、良い気を集めることー。 |
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Yoshino |
この会場と、この場に集まる人々へ幸せがもたらされるように、 わたくしの務めを果たしましょうー。 |
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Miku |
みくは何回ステージに立っても、 LIVE前はすっごくドキドキしちゃうの。 うまくいくかなーとか、喜んでもらえるかなーって。 |
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Miku |
今もそうだよ。 でも、緊張よりも大きな気持ちもあるんだ。 それはね……ワクワクしている気持ち ! |
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Miku |
ステージから見える景色っていつも違うし、 それは会場が広ければ広いほど、変化も大きいでしょ? |
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Miku |
だから、今回のLIVEでどんな景色に出会えるのか、 今からすっごく楽しみにしてるんだ♪ |
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番組D |
そういえば、心さんがまだ来ていませんね? |
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Miku |
今日は確か、ドラマの撮影があって、 それが終わったらこっちに来るんだっけ? |
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Yoshino |
ええー。しかし、心配は無用かとー。 今まさに、こちらへ来るところでしょうー。 |
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Shin |
あーっ ! はぁとの撮影現場にいないと思ったら、 取材の人、こんなところにいたーっ ! |
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Shin |
んもう、今日ははぁとの取材をする日なのに、 はぁとに密着してないってどういうことだよ☆ |
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番組D |
す、すみません……。 |
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Yoshino |
どらまの撮影は、無事に終わったようですねー。 |
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Shin |
もうバッチリ ! カントクとはツーカーの仲だからね♪ |
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Miku |
それより心さん、 この後リハがあるから、急いだほうがいいよ。 |
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Shin |
おっと、いけね☆ そうだったそうだった♪ それじゃ、控室に行かなくっちゃね♪ |
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Shin |
あ、そうだ、みくちゃん。はぁとのことは心さんじゃなくって、 はぁとかしゅがーはぁとって呼んでね♪ |
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Miku |
う、うん、わかったにゃ……。 心さん……じゃなくって、はぁとチャン。 |
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Shin |
うん、オッケー♪ それじゃこの勢いで、芳乃ちゃんもはぁとって呼んでね? |
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Yoshino |
呼び方を変えることを望まれるのですねー。 わかりましたー、心さん。 |
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Shin |
わかってなーい☆ |
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Miku |
はぁとチャン、そろそろ準備を……。 |
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Shin |
あん、そうだった☆ ソッコーで準備してくるから、ふたりとも待っててねー♪ |
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Miku |
はぁとチャンって、すごいよね。 キャラを作んないで、いつも素でいるんだもん。 |
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Yoshino |
ありのままの自分を表現することの大切さを、 心さんは誰よりも理解しているということでしょうー。 |
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番組D |
大きな会場を前にして、何を思いますか? |
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Shin |
大きなステージに、当たり前のように立つことができる…… はぁとにとっては、それがすっごく嬉しいことかなー☆ |
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Shin |
今まではぁとは、本当に長い間…… あ、これは比喩的な意味じゃなくって、 ガチのマジな感じで長い間ね? |
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Shin |
本当に長い間、はぁとはアイドルへの憧れだけを持って これまで生きてきたわけ。 |
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Shin |
スポットライトが当たる場所にいられるようになったのは、 つい最近のこと……。だから、わかってる。 |
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Shin |
当たり前のようにステージに立てているけど、 本当は当たり前なんかじゃないんだってこと。 |
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Shin |
はぁとひとりだけの力でここまで来られたわけじゃなくて、 たくさんの人に支えられて、今の場所に立っていられるの……。 |
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Shin |
今までの苦労を無駄になんかしたくないし、 みんなの想いや期待にも応えたいんだ……。 |
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Shin |
だからはぁとは、今と、この先の未来のために、 はぁとに関わる全部を大切にするの。 はぁとに関わった以上、全員忘れさせてやらねーって☆ |
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Shin |
っていうか、はぁとはまだまだこんなもんじゃないから☆ もっともっとスウィーティーなアイドルになるんだもんね♪ |
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番組D |
なるほど。ところで、制作してた衣装はどうなりました? |
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Shin |
あぁ、あれね、ボツ ! NG出ちゃった。歌に合わないって。 だからせっかく作ったけど、今回のLIVEじゃ着られないの。 はぁと、しょんぼり~。 |
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Shin |
でもっ ! はぁとはまだ、全然諦めてないからっ ! 今回のNGなんて、今までのはぁとの人生で出たNGに比べたら、 大したことじゃないもんね ! |
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Shin |
おい偉い人 ! 見てるか ! また衣装、持ち込むからなっ ! 自作衣装でお着替え10回するLIVEやるまで、 ぜーったい諦めないんだから ! |
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Ending[edit]
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Take you to the High Place |
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|---|---|---|
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LIVEを間近に控えた密着取材最終日。取材を通じて、 |
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5人は本番に向けて レッスンを重ねていた―― |
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Miku |
歌うのはナシで、振り付けだけ確認をしたいんだけど、いいかな? |
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Miyu |
はい。LIVE本番まで、あと少しですから。 みんなが気になるところ、ひとつひとつなくしていきましょう。 |
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Nono |
もりくぼ、不安なところがいっぱいあるんですけど……。 |
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Yoshino |
不安を抱くのは悪いことではありませんー。 抱え込んで黙ってしまうことが、悪いことー。 |
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Shin |
オッケー♪ 乃々ちゃんの不安は、 はぁとがスウィーティーに解決してあーげる☆ だからまずは、スウィーティーって言ってみよ♪ |
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Nono |
えっ、は、はい……す、スウィーティー……あ、あの、 これを言って解決するんですか……。 |
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Miyu |
ふふふっ……その言葉を言うことで、乃々ちゃんの 緊張をまずはほぐそうとしてくれたんですよ、心さんは。 |
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Miku |
美優さん、優しい解釈だにゃ……。 はぁとチャンは絶対、そこまで深く考えてなかったと思うよ。 |
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Shin |
おい、絶対とか失礼だぞ☆ ……まぁ、その通りだけど。 でも、不安をどうにかしたいって気持ちは、マジだから♪ |
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Yoshino |
それは、わたくしたちも同じでしてー。 喜びだけでなく不安も共有し、ともに解決をしましょうー。 |
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Nono |
あ、ありがとうございます……。 みなさんのおかげで、なんとかなるような気がしてきました……。 |
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Miku |
気がするだけじゃなくって、ちゃんとなんとかするにゃ ! みくもみんなに、全力で協力してもらうしね♪ |
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Miyu |
はい。私たちみんなで力を合わせて、最後は笑顔になれる……。 そんなLIVEになるよう、頑張ってレッスンしていきましょう。 |
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Yoshino |
目標を定め、そこへ向かってともに進むのですねー。 |
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Shin |
LIVEまであともう少しだし、めちゃんこ頑張っていこーね♪ |
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Miku |
うんっ♪ みんななら絶対大丈夫にゃ ! それじゃあLIVE目指して……いくにゃーっ ! |
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Shin |
おーっ ! |
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番組D |
密着取材も終わりが近づいていますが、最後に想いをどうぞ。 |
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Shin |
そうなんだ☆ プライベートなはぁとは、あんまり見せられなかったから、 もう終わりなのは残念かも♪ |
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Nono |
こういった取材は苦手なので、もりくぼはちょっと安心しました。 あっ、で、でも、取材してくれたことは、 ありがとうございました……。 |
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Miyu |
そうですね。密着取材という機会もなければ、 話さなかったことも多かったですから……。 |
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Yoshino |
胸の内に秘めた言葉を口にするのは、 時に困難を伴うこともありますのでー。 |
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Miku |
そうかもね。みくは結構、思ったことを言っちゃうほうだけど。 |
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Miku |
あ ! そういえばこの取材って、テレビで放送されるんだったよね……。 見てくれた人、みくたちのLIVEに来たいって、思ってくれたかな? |
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Nono |
思ってくれるんじゃ、ないでしょうか……。 みなさん、とてもいい表情をしてたので……。 |
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Shin |
や~ん、乃々ちゃんが褒めてくれた~☆ 乃々ちゃんも、すっご~くスウィーティーだったぞ♪ |
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Nono |
あっ、あっ、もりくぼもですか。 そんな、あぁ……はい。ありがとうございます……。 |
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Yoshino |
きっと、わたくしたちから何か感じるものがあれば、 会場へ来てくださることでしょうー。 |
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Miyu |
私たちからみなさんへの、感謝と想い……。 きっと伝わっていると、信じています。 |
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番組D |
では最後に、ひと言ずつコメントをお願いします。 |
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Miyu |
私たち5人は、年齢もアイドルになったきっかけもバラバラです。 見ている方向も、歩んでいく道も、たどり着く場所もきっと違います。 それでも、一緒の仲間です。 |
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Yoshino |
違う者たちのわたくしたちも、ともに切磋琢磨し、 ともに不安に立ち向かうのですー。 それが、わたくしたちの在り方なのでしてー。 |
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Nono |
もりくぼは、いつも逃げ出したい気持ちでいっぱいで……。 でも、もりくぼたちのために頑張ってくれている人がいるのも、 ちゃんとわかっています……。 |
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Shin |
そういうのがわかっていると、気合い入るよね♪ ひとりだけじゃ、ここまで来ることなんてできなかったもん☆ |
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Miku |
うん、みくたちをここまで連れて来てくれた人たちみんなに、 良いものを絶対に届けるにゃ ! |
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Miku |
だからファンのみんな、LIVEの応援を…… |
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Shin |
よろしくお願いします ! |
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