Kawaii or Lesson?

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Kawaii or Lesson?[edit]

Kawaii or Lesson?

今回のLIVEはボクが努力したから大成功なんです。
ボクは頑張ったんです。なら、ご褒美をくださいよ !
LIVEを終えた幸子はPにおねだりをする。幸子を労い
飴を与えるか、それともまだ甘いと愛の鞭を振るうか
――はたしてPの出した答えとは? 幸子の運命は ! ?

'

LIVE前

Sachiko

フフーン。ボクのカワイイカワイイLIVEが、ついに始まりますよ♪
はぁ……ステージの主役のボク。カワイイボク。
うっとりしちゃいます。

Sachiko

プロデューサーさんも、楽しみにしてましたよね?

もちろん

Sachiko

……んー? 声が小さいですねぇ。
本当に、楽しみにしていましたか?

もちろん ! !

Sachiko

それくらいの勢いで最初から返事してくださいよ。
じゃあ、バッチリ成功させてきますから、
楽しみにしていてください♪ フフフーン♪

Live: To my darling...

LIVE後

Sachiko

はぁ……お疲れさまでした。

どうだった?

Sachiko

え。それをボクに聞くんですか?
ボクは当然、カンペキです !

Sachiko

でも、そんなカンペキは偶然には生まれません !
ボクが努力したからの大成功です !
つまり、ボクは頑張ったんです。わかりますか?

わかる

Sachiko

なら、ボクにご褒美をくださいよ !

Route A: Kawaii[edit]

あげちゃう !
何がいい?

Sachiko

ホントですか? 何がいいか……そうですね。
じゃあ……明日、一日つきあってください !
オフのお供をする役目をあげますよ ! うれしいですよね?

うれしいよ !

Sachiko

フフーン♪ そうでしょうそうでしょう。
プロデューサーといえば
人生で最も大事なものはアイドルですからね。

Sachiko

その大事なアイドルであるボクと一日過ごせるなんて、
うれしさも天に昇るほどでしょう。
じゃあ、明日は楽しみにしててくださいね ! フフーン♪

翌日

Sachiko

遅いですね……。
カワイイカワイイボクを待たせるなんて、
まったくプロデューサーさんったら、何をしてるんでしょう……。

優しく声をかける

P

幸子、お待たせ。待ってる幸子もカワイイよ。

Sachiko

プロデューサーさん !
そうか……ボクのカワイイ姿を見たくて、わざと遅刻して……
って、バカじゃないですか。まったく。

驚かす

P

う゛ぁぁぁぁぁ !

Sachiko

ひゃああああああ ! ! ! ! あ、ああう、ぷ、プ、プロデューサーさん !
お、驚かさないでくださいよ !
ビックリしたじゃないですか、もう~ !

Sachiko

えぇと……で、今日は一日つきあってくれるんですよね。
準備はいいですか?

懐具合を確かめる

P

財布の準備なら万全だよ !

Sachiko

当たり前です。ボクはこうみえて14歳ですよ。
年下のボクにおごらせようだなんて、甘いです !
練乳がけのチョコレートくらいあまあまです !

足腰を確かめる

P

体力の準備なら万全だよ !

Sachiko

お、おぉ。やる気ですね ! いい気合いです !
でも、それくらいの気合いは
毎日デフォルトで装備してきてほしいですね~。

Sachiko

さてと。じゃあ、まずはボクの行きたいところに行きますよ。
ついてきてください !

街中

Sachiko

カワイイボクといえば、カワイイファッショナブルなところが
ポイント。ファッションや流行にビンカンじゃないと、
カワイさは作れませんからね。

Sachiko

ボクはそういうところにも気をつけるんです。
ま、ファッションに振り回されたりはしませんけどね。
ボクは素材がいいので !

Sachiko

そして原宿といえば、世界的にも有名な若者たちの聖地であり、
グローバルに打って出るためには……。

クレープが
美味しそうだね

Sachiko

え? まぁ、そうですね。って、プロデューサーさん?
ボクの話聞いてました?

食べない?

Sachiko

むぅー……いただきます !

Sachiko

はー、美味しかったですねぇ、クレープ。
それに……やっぱり、苺もカワイければホイップクリームもカワイイ。
つまりクレープは女の子のマストバイカワイイアイテム。

Sachiko

そして、そんなクレープを食べているボクはもっとカワイイ。
カワイイの食物連鎖、ボクはその頂点ですねぇ……。

Sachiko

……じゃなくって。ファッションです。
ここへはお洋服を見にきたんですから。
ついてきてください !

Sachiko

どれもこれも、ボクに着てもらいたくて飾ってありますね~。
ちなみにプロデューサーさんがボクに着てほしい服はどれですか?

似合うものなら何でも

Sachiko

なんでもですか? そういう主体性のない人間って、ダメダメですね。
ボクのプロデューサーならば、もっとびしっとした
ビジョンを掲げられるべきです。それが仕事ですからね !

たまにはカッコイイ系

Sachiko

……ふーん。カッコイイボク……想像がつきませんね。
まぁ、そういう意見があることは覚えておきますよ。
カワイイから真逆までこなせたら、向かうところ敵ナシですしね !

スクール水着

Sachiko

……は? スクール水着? ば、バカなこと言わないでください !
そんなものを着せたいだなんて、ヘンタイですね !
この、ヘンタイプロデューサー !

Sachiko

……っていう反応がほしかったんですよね。
わかりますよそんなことは。まったく……
イチイチつきあってあげるこっちの身にもなってほしいものです。

Sachiko

……さてと。
プロデューサーさんの意向も一応聞いたところで、
試しに着てみましょうか。ちょっと待っていてください。

Sachiko

ボクが今日選ぶのは……コレです !

Sachiko

カワイイボクはセクシーギャルにもなりきれちゃうんですよ。
これってすごくないですか? カワイイとセクシーの二刀流です。
宮本武蔵もビックリですね ! フフフーン。

Sachiko

まぁ、このセクシーギャルはあくまでお試しです。
プライベートでは刺激的すぎるので封印ですね。
買うのはもっとスタンダードなカワイイ服にしましょう。

 

その後、カワイイ服選びに付き合った……

Sachiko

さて、服も買いましたし、つぎの場所へ行きますよ !

Sachiko

ボクのCDコーナー、もっとカワイくしてほしいですね。
あと、もっと中段の目立つ位置にしましょうか。
店員さんも忙しいでしょうし、ボクがやってあげましょう。

Sachiko

ふぅ……お茶してるのもいいですけど、
こういう場所でサイン頼まれたりするのも困りますよね。
ボクってば、やっぱり生まれながらのアイドル……♪

Sachiko

こ、こんなところに連れてきて、
デートみたいとか思ってませんよね ! ?
違いますよ ! ボクは純粋なる興味として…… !

公園

Sachiko

はぁ……今日は楽しかったです。
一日、ありがとうございました。
たまにはワガママ言ってみるものですね♪

Sachiko

……プロデューサーさんも、楽しかったですか?

もちろんだよ

Sachiko

ふふっ。
そんなゆるみきった幸せそうな顔してると、
おバカさんに見えますよ。

Sachiko

アナタはボクのプロデューサーさんなんだから、
いつでもしゃんとしていてください !
これからも、ずっとずっと !

Sachiko

じゃあ、また明日、ですね。
事務所でお会いしましょう !
お疲れさまでした、プロデューサーさん ! おやすみなさい。

Route B: Lesson[edit]

何を言ってるんだ
幸子 !

Sachiko

な、なんですかいきなり !

幸子はまだまだ
できるはずだ !

Sachiko

そ、そんなの当たり前じゃないですか ! ボクの可能性は無限大です !

なら、必要なのは
特訓だ ! !

Sachiko

……は?

特訓してくるんだ !
幸子 ! !

Sachiko

え、えぇ~ !

翌日

Emi

はいはいは~い !
幸子はん、今日はなんばの笑美ちゃん先生が、
笑いについて教えたるでー !

Sachiko

なんですかいきなり。笑美さん?

Emi

なんやー、自分、ノリ悪いなー。
ウチがせっかく笑いを教えたるっちゅーのにー。

Sachiko

ボクは特訓をしてもっと成長しろと言われたんですよ。
笑いを学びに来たわけでは……。

Emi

まぁ、そういうのもしゃーない。
すぐにはわからんでもええわ。まずはついてきてや !

Sachiko

ど、どこへ……?

演芸場

Sachiko

いやいやいや !
ここ、本物のお笑い芸人さんたちが立つところですよね ! ?

Emi

せやで。
ええな~、この舞台、憧れるわ~。
いつか仕事で立ってみたいな~。

Suzuho

待ってました~ ! ここにはウチ、鈴帆もおるけんね~ !

Sachiko

うわっ。鈴帆さん。唐突ですね。

Suzuho

ずっと、スタンバイしとったんよ……4時間くらい。

Sachiko

長いですよっ ! ?

Emi

ええやんええやん。切れ味、悪ないで~。

Sachiko

それで、なぜボクが笑いを学ばないといけないんです?

Emi

幸子はん、ウチ知ってんねんで。
あんた……好きやろ?
……バラエティ番組、好きやろ?

Sachiko

…… !

Emi

おすまししてオモロいこと言えへんアイドル尻目に、
前に出れば出るほど注目浴びれるバラエティ、好きやろ?

Sachiko

うっ……ま、まぁ、嫌いではありませんね。

Emi

おいしいよなー、カメラを独占できるあの感じ !

Suzuho

まぁ。目立ちすぎると叩かれるんやけど……。

Sachiko

まぁ、ボクは狙って笑いを取りに行くタイプじゃないですけど、
笑ってもらうことはあります。たしかに。

Emi

なら、ここいらできちんと学んでおくべきやんか ! 笑いを !

Sachiko

ここいらってどこか、わかりませんけど……。

Emi

幸子はん……笑いをなめるやつは、笑いに泣くんやで。

Sachiko

笑いに泣くってもう日本語の意味が破綻してますよね?

Emi

ちゃうちゃう ! それじゃツッコミとしてはたるすぎるわ。
ここはこう !

Emi

「泣き笑いて、福笑いの失敗作かーい ! 」

Suzuho

あっはっはっはっは !

Sachiko

はあ?

Emi

ツッコミっちゅうんは、テンポ感が大事なんや。
相手のボケをちゃあんと拾って、ツッコむ。
べつにおもろいことをツッコんでやれなくてもええんや。

Emi

大事なんは、誰かが言ったことをそのまま放置せんこと。
拾ってあげて、コミュニケーションを成立させることやで。
自分、カワイイ~ ! だけでは成立せーへんねん。

Suzuho

なるほどなー !

Emi

だいたい、みんなが毎度おもろいツッコミできてたら
ツッコミ供給過多、ボケの需要が急上昇やし !

Sachiko

はぁ。

Emi

ピンのボケ芸人は成立するし、トリオでもボケはふたりおった方が
おもろいやろ。はっ ! このままやったら……
世界的にどんどんボケが足りんくなってまうやんか ! ?

Sachiko

ん……まぁ……。

Emi

ここは
「そんなボケの世界恐慌、起こるかー ! 」
ってツッコむとこや !

Sachiko

わかりませんよそんなの ! ?

Emi

まぁ、初心者には難しかったな。普通は台本があるわけやし。
すまんすまん。とにかく、漫才やコントの笑いっちゅーんは、
互いに掛け合うことや。そのなかで、芸として磨かれていくわけやな。

Emi

で……いまのはツッコミの基本やったから、つぎはボケやな。
鈴帆っちにバトンタッチや。

Suzuho

ウチ ! ? ウチが説明すると ! ?

Emi

せやで。何のために来た思ってんねん。

Suzuho

に、賑やかしかと……。

Emi

ガヤ芸人のつもりやったんかい !

Suzuho

あちゃー ! しまったあぁ~ ! 失敗したと~、恥ずかしか~、
こんなときは穴があったら隠れたいわ~ !
あ、こういうときは !

Suzuho

ごそごそごそ……。

Sachiko

ん? 何してるんです?

Suzuho

はい ! もう安心 !

Emi

身体隠して顔丸出しか ! あかんあかん ! 全然隠れられてへん !

Suzuho

そんな~ ! ウチの可愛らしい顔が丸出しやった~ !
ばっちゃ~ん、ウチ、頑張っちょるよ~ !

Emi

ここでアピールすんなや ! 地元のばあちゃん大喜びか !

Sachiko

あははははははは ! ……あ、あれ。

Suzuho
Emi

なんや。
なんばしよったと?

Sachiko

これ、もうおふたりの芸が始まってます?

Emi

ちゃうわ !

Suzuho

いやー、ウチはとにかく楽しんでほしくて
身体張ってるだけやけん、説明とかはムズかしか !

Emi

せやなー、ウチが代わりに説明すると、
ツッコミが拾う芸なら、ボケは穴を作る芸や。

Sachiko

はぁ……。穴って、掘るんですか?

Emi

そうそう、スコップでガシガシ掘って……
って ! ここは板張りやないか !

Sachiko

なんかものすごくやりづらいですねコレ ! ?

Emi

えーとやな、穴がある言葉を言うのがボケや。
穴ってのはツッコミを入れられるポイントっちゅーことやな。
鈴帆っちは、カラダはって全力で大穴開けてくる感じや。

Sachiko

なるほど……。

Suzuho

みんなに笑顔になってほしいだけたい……。

Sachiko

まぁ、おふたりの言葉はわかりましたよ。
今日は、ちょっと勉強になりました。
どうも、ありがとう……。

Emi

いやいやいや ! なにしれっとしめようとしてんねん !

Suzuho

ウチらとネタをつくってお笑いグランプリ目指すばい !

Sachiko

え。

Suzuho

ウチがボケたい !

Emi

ウチはツッコミや。

Suzuho

幸子しゃんは……。

Suzuho
Emi

どうすると?
どないすんねん?

Sachiko

え、えぇ~~~ !

河川敷

Sachiko

はぁ……なんだってこんなめに……。

Aki

幸子ォ ! 上官の前では無駄口を叩くなァ !

Sachiko

ひぃっ ! なんですか亜季さん !

Aki

今日は大和軍曹と呼べ ! 幸子を鍛え上げる軍曹である !
プロデューサー殿から、キサマをより最強のアイドルにするべく、
鍛え上げてほしいと言われている ! 今日はしごいてやるから覚悟しろ !

Sachiko

そ、そんなぁ~。

Aki

まずは基本 ! 体力作りのランニングからだ !

Sachiko

え、えぇ~。

Aki

走り込み10キロ、よく走りきった ! 偉いぞ幸子 !
さすが、やればデキるアイドルだ !

Sachiko

そうでしょう、そうでしょう……うっ、おえっ。

Aki

なお、現代科学においては長距離の走り込みは
むしろ運動効果の面で非効率であることが知られている !

Sachiko

え、それって……。

Aki

ただ走るだけだと無駄ということだな !

Sachiko

えぇ~ ! ?

Aki

なお、今回のランニング程度の運動時間であれば、
それには該当しない ! さぁ、大事なのはこのあとから !
次は筋肉量を増やすためのトレーニングだ !

Aki

筋トレはいいぞ !

Sachiko

は、はぁ?

Aki

さぁ、レッツトレーニング !

Sachiko

もう、足が、パンパンで……。

Aki

軟弱ですなぁ。
普段プロデューサー殿に荷物を持たせて歩いているのでは?

Sachiko

そ、それの何が悪いんです?
プロデューサーさんが持ってくれるんですから、いいじゃないですか。

Aki

悪いとは言っていません。
ですが、それでは己が鍛えられないではありませんか。

Sachiko

はぁ、そうですかねえ。
でも、ボクはべつにムキムキになりたいわけじゃありませんし……。

Aki

自分を鍛えるのは、自分のためではありません !
大切な誰かが困っているとき、支えてあげるためです !
だから人は強くならねばなりません。

Aki

カワイイプリンセスも結構 !
ですが、だからといって
カワイくて強いプリンセスがナシではないでしょう。

Aki

それに、プロデューサー殿が倒れそうなとき、
助け起こしてあげられる腕力は要りませんか。
要らないのなら、今日の特訓は終わりです !

Sachiko

……もう1セット、やりますよ。
べ・つ・に !
プロデューサーさんのためとかじゃないですけど !

Aki

ふふ。幸子、よく言った ! ならば、トレーニング再開 !

トレーニング後

Sachiko

はぁ、はぁ……筋トレするボクは、カワイイ……
強い……カワイイ……。

Takumi

よぉ ! やってんな !

Aki

拓海 ! このとおり、頑張っていますよ !

Sachiko

へ? 拓海さん? 拓海さんがこのボクに何の用です?

Takumi

なにってオメェ、のんきに差し入れしに来たとでも思ってんのか?

Sachiko

いや、そういうわけではありませんけど、
このトレーニングをいっしょにやるのでは……。

Takumi

ねぇよ。
アタシが走るのは単車専門だし、筋トレより拳鍛える人間だ。

Aki

いいか、この拓海も軍曹として幸子を鍛えてくださる ! 敬礼ッ !

Sachiko

は、はい?

Aki

拓海軍曹、よろしくッ !

Takumi

アタシは軍曹ってのは似合わねえ。
だが、こういうときは昔のあだ名のひとつが役に立つ。
鬼の拓海たぁアタシのコトよ !

Sachiko

は、はぁ。この暑苦しいノリ、ついていけないんですけど……
それで、ボクはその鬼の拓海さんから何を学ぶんですか?

Takumi

アタシも何を教えたらいいのか、しらねぇ。

Sachiko

がくっ ! ちょっとぉ~ !

Takumi

うーん、ごちゃごちゃうるせーヤツをワンパンで沈める
ストレートの打ち方、とか、そんなんを教えればいいのか?

Sachiko

ボクを沈めようとしてませんか ! ?

Aki

まぁ、まぁ。
そういえば、幸子ちゃんは苦手なこととかありませんか?

Sachiko

ありません !

Takumi

うるせぇ !

Sachiko

ふぎゃっ !

Takumi

何も苦手なことがねぇヤツなんているわけねーだろ !

Aki

ちなみに拓海は学校のお勉強が苦手ですな。

Takumi

う、うるせぇ !
余計なこと言うなよ。いまはコイツと話してんだ。
で、どうなんだ? 幸子。

Sachiko

に、苦手なこと……
そりゃあ、ボクだって得意ではないことのひとつやふたつ、
ありますけど……決して苦手だって言うわけでは !

Takumi

な、なんだよ? 細かいことはいいから教えてみろよ。

Sachiko

そのですね……ごにょごにょごにょごにょ……。

Takumi

はぁ? なんだ、そんなことかよ。
ならアタシの単車に乗ってぶっとばせば解決だな !
最高のスリルで吹っ飛ばしてやるぜ。乗れよ !

Sachiko

えっ、いまからですか? 心の準備というものが……。

Takumi

ハラ決めろ ! 準備なんていつまでたってもできねーぞ !
デッパツすっぞ !

Sachiko

ひ、ひぇぇ~。

Aki

いってらっしゃーい !

Takumi

はー、楽しかったなー !
単車をぶっとばすのは、なぁ ! いいモンだろ !

Sachiko

……死ぬかと思いましたよ。

Takumi

あははっ ! ちっとは心臓強くなったんじゃねーか !
ビビりなところは消えたぜ、きっと !

Sachiko

まだ生きてるってことは、そうなのかもしれませんね。
でも、安全運転の方がいいかと思いますけど !

Takumi

幸子みたいな優等生ちゃんには悪い遊びだったかもしんねーけどよ。
アタシらみたいなヤツでも、ハラ決めて、不器用に生きてんだ。
そんときに大事なのは、覚悟だ。

Takumi

例えビビったとしても、いざとなったら何も考えずに
アクセル全開で突っ走って、とにかくブッちぎっていく……。
そんな生き方でな。

Sachiko

……そうですか。

Takumi

ま、それをいまからおめーにマネしろとは言わねーよ。
そういう考え方もあるってわかってくれれば、上等だ。

Sachiko

まぁ、覚えておきます。

Takumi

かー ! カワイくねーヤツだな、おめーは !
今回だって、他のヤツからいろいろ学んだんだろ?
どうだったんだよ?

Sachiko

そうですね……。
ボクがもともとカワイイのは当然としても……。

Sachiko

カワイイ以外にも、いろいろな個性がありました。
面白さとか、強さとか……いろいろな学びも。
プロデューサーさんがあえてみなさんに託したのも、わかります。

Sachiko

ま、やっぱり誰よりボクがカワイイと思いますけどね !

Takumi

フ……やーっぱりカワイくねーヤツだな、おめーは !

Sachiko

拓海さんより、カワイイですよ !

Takumi

うるせーよ !

Sachiko
Takumi

あっははっ !
あははははっ !