Igarashi Kyoko/Memorial Commus
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Contents
Memorial 1[edit]
五十嵐響子 |
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『五十嵐響子』とのメモリアル1です。 |
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とある日の朝…… |
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Kyoko |
あっ、おはようございますっ ! |
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少女が挨拶をしてきた…… |
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Kyoko |
お仕事ですか? いってらっしゃいっ ! |
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とある日 |
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Kyoko |
おはようございますっ ! あ、今日は夜から雨らしいですから、 折りたたみ傘を持っていった方がいいですよっ ! |
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とある日 |
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Kyoko |
よいしょ……よいしょっ ! |
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Kyoko |
あっ、すみません ! ゴミ出し手伝ってもらっちゃって ! 昨日、弟たちの部屋を掃除したら、 袋がたくさんになっちゃって…… ! |
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Kyoko |
これ、あと10袋はあるんですけど……。 手伝ってもらっちゃってもいいですか? |
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少女の手伝いをした…… |
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Kyoko |
ふぅ……ありがとうございました ! 助かっちゃいましたっ♪ |
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Kyoko |
あっ、ちょっと待ってくださいっ ! |
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Kyoko |
……よしっと♪ |
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Kyoko |
すみません、おせっかいで ! うちの父もそうなんです ! いっつもネクタイ曲がってて……あっ、こんなお話ししてたら、 遅刻しちゃいますよねっ ! それではっ ! |
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Kyoko |
……えぇっ? アイドルですか? ど、どういうことですか? |
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説明をした…… |
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Kyoko |
引っ越してきたご近所さんだと思ったら、 芸能プロダクションのプロデューサー、だったんですか……。 |
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Kyoko |
長期の撮影ロケに来てたから、 この間からお会いするようになったんですね ! |
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Kyoko |
でも私、アイドルなんて、よく知らないんですけど……。 だって、私の得意なことといえば、掃除に洗濯、お料理も、 家事ならなんでも、ですけど……でも、それくらいですよ? |
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Kyoko |
そ、そうですか? で、できるかわかんないですけど……じゃあ、頑張ります ! でも、もう少し詳しくお話聞かせてもらっても、いいですか? |
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Memorial 2[edit]
五十嵐響子 |
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『五十嵐響子』とのメモリアル2です。 |
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レッスンルーム |
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Kyoko |
ふぅ……。 あっ、プロデューサーさん、お疲れさまです ! お待たせしました ! |
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Kyoko |
うーん……全然うまくいかなくって、驚いちゃいました ! ダンスレッスン、お尻から転んじゃって。 私、初めてすることは大体うまくいかないんですよ。 |
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Kyoko |
それにすごくきつくて、びっくりしました ! 走り込みとか腹筋とか、トレーニングって感じでっ ! もう、くたくたになっちゃいました……。 |
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Kyoko |
アイドルって可愛い衣装を着て、 ステージで歌ったり踊ったりして、キラキラして。 そんなイメージだったんですけど……。 |
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Kyoko |
アイドルがこんな大変な思いをしてるなんて、 思ってなくて ! |
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Kyoko |
ううんっ、そんなことありません ! ……むしろ逆かも。 私、アイドルになって、ステージで歌う姿なんて、 想像できなかったんです。 |
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Kyoko |
でも、レッスンをしてみて……。 最初はあんまりうまくできなかったけど、 終わりには、ちょっとだけステップを踏めたんです。 |
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Kyoko |
このまま続けたら、だんだんできるようになるのかなって。 ほら、お料理をするときだって、 最初からお魚を三枚にさばけたりしないですよね。 |
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Kyoko |
まずはジャガイモとか、ニンジンの皮むきから 慣れていこうかなって、そんなことを考えてました ! |
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Kyoko |
プロデューサーさんもそう思ってくれるんですね ! 嬉しいですっ♪ |
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Kyoko |
たくさんレッスンして、 いつかは、美味しい響子になってみせますから、 楽しみに待っててくださいねっ♪ |
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Memorial 3[edit]
五十嵐響子 |
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『五十嵐響子』とのメモリアル3です。 |
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撮影スタジオ |
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Kyoko |
おはようございます ! プロデューサーさん、宣材写真の撮影、お願いしますね ! ん……慌ててるみたいですけど、何かありました? |
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{0}P |
打ち合わせが入ってしまった……。 |
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Kyoko |
そうなんですか。 あっ、私なら大丈夫なので、行ってきてください ! いってらっしゃい、プロデューサーさん ! |
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数時間後…… |
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Kyoko |
あ、プロデューサーさん……。 |
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Kyoko |
それが……。 なんだか緊張して、NG、たくさん出しちゃって、 スタッフさんにも迷惑かけちゃって……すみません。 |
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Kyoko |
もうそんな時間……? あ、お弁当ですね ! 私、配るのお手伝いしますっ ! |
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女性アシスタント |
五十嵐さん、私たちがやるから大丈夫ですよ。 |
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Kyoko |
いえっ ! 座ってるだけなんて落ち着きませんし、 みんなに迷惑かけちゃいましたし、やらせてください ! あ、カメラマンさん、お茶をどうぞ ! |
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Cameraman |
あぁ、ありがとう。 そんなこと、キミがしなくってもいいのに。 |
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Kyoko |
いえ、いいんです。私、これくらいしかできませんから。 それと……さっきはすみませんでした。 何だか、うまく笑えなくて。次は頑張ります ! |
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Kyoko |
お弁当とお茶がない方、いませんか? へへ……大丈夫そうですね。 では、手を合わせて……いただきますっ ! |
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みんなで食事を楽しんだ…… |
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撮影再開 |
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Cameraman |
じゃあ響子ちゃん、今度はよろしくねー ! 笑って、笑って ! |
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Kyoko |
はいっ ! カメラマンさん、よろしくお願いしますっ ! |
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Cameraman |
おっ、いい笑顔ができるようになったね ! じゃあ、もう一枚 ! |
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撮影後 |
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Kyoko |
ふぅ……ちゃんとできてよかったぁ……。 初めはプロデューサーさんがいないから できないのかなぁって思ったんです。けど、違って。 |
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Kyoko |
みんなでお昼ごはんを食べたら、 スタッフさんのことが分かって……安心したんです。 そうしたら、うまく笑えるようになりました。 |
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Kyoko |
安心できる場所は、プロデューサーさんがくれるって 思ってたけど……自分でも、作らなきゃダメなんですね。 私、甘えちゃってたみたいです。 |
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Kyoko |
どんな人とも仲良しで、家族みたいになれたら…… いつでも笑顔いっぱいでお仕事できるかな? いつかそうなれるように、これからも頑張りますっ ! |
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Memorial 4[edit]
五十嵐響子 |
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『五十嵐響子』とのメモリアル4です。 |
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本番前 |
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Kyoko |
スタッフさん、お疲れさまですっ ! あの、何かお手伝いできることは……。 |
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Staff |
あ、五十嵐さん ! えーと、本番まで時間あるんで、休んでてください ! |
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Kyoko |
えと……あ、衣装さん ! おはようございますっ ! 私も運ぶの手伝いますっ ! |
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衣装スタッフ |
響子ちゃん ! そういうのは私の仕事 ! あなたはいいから、LIVEに集中して ! |
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Kyoko |
は、はい……。 |
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Kyoko |
あっ、プロデューサーさん。 あの……何か私にできることはないでしょうか? 私のデビューLIVE、できることは全部やりたいんです ! |
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Kyoko |
みなさんのお手伝いをしたかったんですけど、 さっきからお邪魔になってしまっていて……。 でも、じっとしていると、その……。 |
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Kyoko |
は、はい。 私にとっては、とっても大きな会場で……。 本当に観に来てくださる方、いるんでしょうか? |
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Kyoko |
ううん、お客さんで席が埋まったとして、 私、みなさんを満足させることができるんでしょうか? |
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Kyoko |
せっかく沢山の人が私のために準備をしてくれているのに、 もし、上手くできなかったら、どうしようって、 不安で不安でたまらなくなってしまって……。 |
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Kyoko |
えっ? 会いにって……誰にですか? ……ちょ、プロデューサーさん? |
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LIVE会場前 |
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Kyoko |
あ……もう、ファンの人たちが……。 |
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ファンたち |
待ちに待った響子ちゃんのデビューLIVE ! 俺たちで絶対盛り上げよう ! L・O・V・E・ラブリー響子 ! Foo~ ! ! ! |
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Kyoko |
…………。 |
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Kyoko |
あ…………はい。 あんまりここにいると見つかっちゃうから…… 戻りましょう ! |
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Kyoko |
プロデューサーさん、ありがとうございましたっ ! 私、ちょっとわかった気がします。 |
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Kyoko |
今まで、LIVEに来てくれるファンのみなさんのこと、 お客さんだと思ってました。 でも、違うんですね。 |
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Kyoko |
LIVEはファンのみなさんと一緒につくるもの……。 ううん、スタッフさんたちも一緒に、 この会場にいる人、みんなでつくるものなんですね ! |
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Kyoko |
みんなでつくって、みんなで楽しむ……。 LIVEって、なんだかホームパーティみたいですねっ♪ |
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Kyoko |
ってことは、この会場は五十嵐家ですかねっ? 私は、美味しい料理でおもてなしをするお母さんで、 お家の準備をするのは、お父さんの……♪ |
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Kyoko |
……って、あれ? ……ああっ ! あ、い、今のは、その…… ! |
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Kyoko |
もうっ ! からかわないでくださいっ ! ……はぁ、なんだか肩の力が抜けました。 私、もう大丈夫ですっ ! |
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Kyoko |
LIVE、アットホームに楽しんできますっ♪ だから、ちゃんと後ろで見守っていてくださいね。 ……お父さん♪ |
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