Ankira!? Kyousoukyoku (event)/Commus
Opening[edit]
|
あんきら☆りすたーと ! |
| |
|---|---|---|
|
突如、事務所に現れた謎のうさぎ。そのうさぎは、杏ときらりへ新曲を与えるよう、Pに要求する。戸惑うPだったが、杏ときらりがPの仕事を手伝う条件で、曲を制作すると約束する。うさぎが去った後新曲がもらえると聞いた杏ときらりは、ふたりのユニットの再デビューを喜ぶのだった。 |
' | |
|
事務所 |
| |
|
うさぎ |
あーあー、我々はプロデューサーに要求するー ! |
|
|
P |
! ? |
|
|
うさぎ |
あ……。 |
|
|
P |
あ……? |
|
|
うさぎ |
そもそもいま大丈夫? |
|
|
(Select an option) | ||
| 大丈夫 |
| |
|
うさぎ |
そっか。ならいっか。 では、もう一度…… ! えー、要求するー ! |
|
|
うさぎ |
……。 |
|
|
??? |
(これ、ほんとに言っていいのかにぃ……。やっぱり……。) |
|
|
??? |
(言おうって決めたじゃん ! 言わなきゃ始まらないでしょ ! ) |
|
|
P |
……? |
|
|
うさぎ |
えーっ、おほん ! 杏ちゃんときらりにユニットソングをあげるにぃ ! これは、うさぎからの要求である ! |
|
|
??? |
よく言った ! |
|
|
??? |
(あっ、ヤバい……。) |
|
|
P |
??? |
|
|
うさぎ |
で、えーっと……さっきの話、いーい? |
|
|
P |
ユニットソング? |
|
|
うさぎ |
うん。 |
|
|
??? |
(いーいじゃなくて、もっと押すんだって ! ) |
|
|
??? |
(でもぉ……。) |
|
|
(Select an option) | ||
| いいけど…… |
| |
|
??? |
いいの ! ? |
|
|
??? |
ちょっとちょっと ! |
|
|
??? |
(あっ、やべやべ……。) |
|
|
うさぎ |
いいけど、なにかなぁ…… じゃなくって、けどって、なに? |
|
| 楽曲制作について説明した…… |
| |
|
うさぎ |
えーと……まとめると。つまり、曲は、作ってくれる。 けど、予定にないお仕事だから、曲以外のいろんなものは きらりたちも関わって作ってね……と、いうことかー? |
|
|
(Select an option) | ||
| その通り |
| |
|
??? |
(えっ、それ、なんかめんどくさくない……。) |
|
|
??? |
(でもでも、それがPちゃんの条件みたいだし……。 断ったら、曲をもらえないかも……。 それに、自分たちでいろいろ創れるなら、悪くないんじゃない? ) |
|
|
??? |
(それもそうか……。 じゃあ、仕方ないかな……。) |
|
|
??? |
(うんっ。) |
|
|
P |
……。 |
|
|
うさぎ |
あっ。 ……その条件でも良いから、ユニットソングをあげるのだー。 |
|
|
(Select an option) | ||
| わかったよ |
| |
|
うさぎ |
ふ、ふははははー……。 さーらーばーだー。 |
|
|
P |
……。 |
|
|
数分後 |
| |
|
Anzu |
あれ、プロデューサーじゃん。どうしたのー。 |
|
|
Kirari |
お疲れさまぁ。どうしたのぉ? |
|
|
P |
……。 |
|
|
Anzu |
んん~? おかしいよプロデューサー、 まるで何か隠し事をしてるみたいだなー。 |
|
|
Kirari |
そうそう、とーってもはぴはぴな何か、 秘密にしてるんじゃないかにぃ? |
|
|
P |
……。 |
|
|
Anzu |
んん~? どうしたのかなぁ~? |
|
|
Kirari |
なにかなぁ~? なにかなぁ~? |
|
|
(Select an option) | ||
| ふたりの 新曲を作るよ |
| |
|
Anzu |
えぇ~、いいのぉ~? 新曲? 新曲だよ? 私ときらりのユニットソングなんて、 そんな、もらっちゃって悪いなぁ~ ! もらうけど~♪ |
|
|
Kirari |
うんうん、もらえるものはせっかくだしもらおうにぃ♪ Pちゃん、ありがとぉ☆ |
|
|
P |
その代わり……。 |
|
|
Anzu |
分かってるって、いろいろ自分でやれって言うんでしょ? |
|
|
Kirari |
それは、がんばりまぁーっしゅ☆ |
|
|
P |
……。 |
|
|
Kirari |
にゅふふ♪ 杏ちゃん、これからきらり達ふたりのユニットが 歌をもらって再デビューだにぃ☆ |
|
|
Anzu |
うん ! そうだね ! いやー、長かった ! この日を待っていた ! |
|
|
Kirari |
これからがんばろうね、杏ちゃん ! |
|
|
Anzu |
うん。 がんばらないけど、やるぞー ! |
|
|
Anzu |
おー ! おー☆ |
|
| こうして杏ときらりの、杏ときらりによる、 杏ときらりのためのユニット活動が始まった…… |
| |
Chapter 1[edit]
|
はぴはぴ☆すたーと |
| |
|---|---|---|
|
杏ときらりの新曲への熱意を意外に思う輝子と有香。杏ときらりは、自分たちはただの仲良しではなく、アイドルユニットであると、ふたりに説明する。ユニットで活躍するために、歌が欲しかったのだ。杏ときらりが情熱を燃やす理由を理解した輝子と有香は、陰ながら、応援することにしたのだった。 |
' | |
|
事務所 |
| |
|
Kirari |
にゅふふふふ~♪ |
|
|
Anzu |
ふふふふふ~。 |
|
|
Syoko |
な、なんだ。楽しそうだな。変な笑いして。 |
|
|
Yuka |
おふたりとも、なにか、いいことでもあったんですか? |
|
|
Kirari |
ん? 聞いちゃう? 聞いちゃう? |
|
|
Anzu |
いやあ、プロデューサーが私たちのユニットソングを 作ってくれるって言うんだよ ! |
|
|
Yuka |
なるほど ! それはおめでとうございます ! |
|
|
Kirari |
ありがとぉ☆ うぇへへ☆ |
|
|
Syoko |
へぇ……あ、あれ? 杏ちゃん、働きたくないんじゃ、なかったのか……? |
|
|
Anzu |
そりゃあ、もちろん働きたくないよ ! |
|
|
Syoko |
じゃあ、なんで……。 |
|
|
Anzu |
働くのはめんどくさいけど……最近みんなが頑張ってるから、 ちょーっとサボってたらしばらくほっとかれるしさー、 それってなんかちょっと……いやだ ! |
|
|
Syoko |
お、おう? ワガママか? |
|
|
Anzu |
だいたいさー。 杏ときらりはよくペアで扱われるけど、 ただの仲良しじゃないんだよ。アイドルユニットなんだよ。 |
|
|
Yuka |
え……あ、そうなんでしたっけ…… ! |
|
|
Kirari |
そうだよぉ。 みんな、そのことちょっと忘れてると思うゆ ! |
|
|
Yuka |
は、反省します……。 |
|
|
Anzu |
ま、いいけど。で、ユニットには、やっぱり曲が必要でしょ? 曲がなくてもバラエティのお仕事とかはできるけど……。 だから、くれって言って、もらったんだ。 |
|
|
Yuka |
えっ…… それってつまり、プロデューサーさんに直訴したんですか? |
|
|
Anzu |
うん。 うんっ。 |
|
|
Syoko |
す、すごい……。行動力、あるんだな……。 私みたいなぼっちキノコには、とうていムリだ……。 |
|
|
Yuka |
そうですね……。 自分たちで、プロデューサーさんに直接言うなんて、なかなか……。 |
|
|
Anzu |
欲望には正直になるべきなんだよ ! できることなら働きたくない ! 不労所得が欲しい ! 欲しいモノを欲しいと言って何が悪い ! |
|
|
Kirari |
うんうん ! きらりも、杏ちゃんと歌いたいもん ! |
|
|
Kirari |
だから、Pちゃんに直接頼んじゃった。 そんなことしたら怒られるかなぁって思ったけど、 杏ちゃんと相談して、それでも言おうって。 |
|
|
Syoko |
へぇ……。 へぇー……。 |
|
|
Kirari |
とはいえ、強引にお願いしたから、 いくつか条件を言われちゃったけどぉ……。 |
|
|
Yuka |
条件ですか? |
|
|
Kirari |
曲はPちゃんが作ってくれるけど、衣装とか、曲のMVとか、 そういうのは自分たちで作らなきゃいけないんだぁ。 予定外のお仕事をお願いしちゃったから……。 |
|
|
Yuka |
そっか。プロデューサーさんにも、 いろいろ計画があるんですもんね。 |
|
|
Anzu |
販売計画とか、予算とか、ぶつぶつ言ってたね。 |
|
|
Syoko |
オ、オトナの世界だな……。 |
|
|
Anzu |
いいんだよ ! そういう細かいことは ! 予定外の曲でも、杏たちのCDがいっぱい売れたらいいんでしょ? |
|
|
Syoko |
まぁ、そういうこと……なんだろうか……? |
|
|
Kirari |
そういうことだと思うゆ☆ |
|
|
Anzu |
てなわけで、杏ときらりは打ち合わせに行ってくるんで ! |
|
|
Yuka |
が、頑張ってください ! |
|
|
Syoko |
応援、してるぞ……。 |
|
|
Kirari |
ありがとにぃ☆ じゃあねぇ♪ |
|
|
Yuka |
……ふたりとも、すごいね。 |
|
|
Syoko |
う、うん。頑張ってほしいな……。 |
|
Chapter 3[edit]
|
ひろがる☆りれーしょん |
| |
|---|---|---|
|
Pへ楽曲の制作に関わることを約束した杏ときらりは制作会議や販売会議に参加し、新曲について多くのスタッフとコミュニケーションを重ねていく。会議は遅くまで続き、疲れ切ってしまうふたりだが、多くの人が関わっているのを実感する。ふたりはそんな人たちのためにも、努力すると誓うのだった。 |
' | |
|
サウンドスタジオ |
| |
|
Kirari |
おはようございまーっす♪ 諸星きらりです。よろしくおにゃーしゃー☆ |
|
|
Anzu |
双葉杏でーす。 ねぇ、プロデューサー、これからなにするんだっけ? |
|
|
P |
楽曲の打ち合わせをするよ。 |
|
|
Kirari |
了解でぇす ! びしぃ ! |
|
|
P |
弊社のアイドル、双葉杏と諸星きらりです。 宜しくお願いします。 |
|
|
Staff |
宜しくお願いしまーす。 |
|
|
Anzu |
宜しくお願いしまーす。 宜しくお願いしまーす。 |
|
|
Staff |
それで、まずは楽曲に関するコンセプトを ヒアリングしたいんですが……。 |
|
|
Anzu |
杏は、やっぱキャッチーで売れるヤツがいいと思うんだよね。 アイドルだから。耳に残る感じで。 |
|
|
Kirari |
杏ちゃんときらりらしさが出せたらいいかなぁ? このユニットじゃなきゃ歌えない歌がいいな☆ |
|
|
Staff |
ふむふむ……。 |
|
|
数時間後 |
| |
|
Staff |
それから、他には? |
|
|
Anzu |
もう、アイディアなんてないよ……。 あるだけ絞り出したよ……。 |
|
|
Kirari |
Pちゃん、楽曲作るときっていつもこんなに大変だったんだぁ……。 |
|
|
(Select an option) | ||
| それが仕事だからね |
| |
|
Anzu |
うへー……。 |
|
|
Kirari |
大変だにぃ……。 |
|
|
Staff |
では、打ち合わせは以上ということで……。 |
|
|
P |
お疲れさまでした。 |
|
|
Anzu |
おつかれさーん。 おっつおっつ☆ |
|
|
Anzu |
つかれた……。 |
|
|
P |
では、次の打ち合わせへ……。 |
|
|
Anzu |
えー、もう次の打ち合わせ? 今日はもう十分頑張ったし、明日にしない? |
|
|
Kirari |
しゅごいねぇ……。 休むわけにもいかなさそうだし、頑張ろっか。杏ちゃん。 |
|
|
(Select an option) | ||
| 行くよ |
| |
|
Anzu |
はぁい……。 はぁい……。 |
|
|
事務所 |
| |
|
Kirari |
事務所に戻ってきたにぃ。 Pちゃん、ここからの打ち合わせは、何の打ち合わせ? |
|
|
P |
CDの販売についてだよ。 |
|
|
Anzu |
……はっ ! 金の匂いがする ! ちゃんとやらなきゃ…… ! |
|
|
Staff |
杏さんきらりさん、宜しくお願いしまーす。 まず、今回はLIVEへの出演はないということで、 通常通りのCD販売プロモをかけて……。 |
|
|
Anzu |
宣伝は大事だよね ! いっぱいお金をかけよう ! |
|
|
Staff |
といきたいところですが、 宣伝費の都合もありますし……。 こちら、資料です。 |
|
|
Kirari |
うぅん……オトナの会話だにぃ……。 |
|
| 打ち合わせは夜遅くにまで及んだ…… |
| |
|
Anzu |
……つ、つかれた。ばたり。 |
|
|
Kirari |
一日中、いろんな人とお喋りしたにぃ……。 楽曲を作ってくれる人のお話、売るために関わってくれる人のお話、 ほかにも、たくさんたくさんたーっくさん。 |
|
|
Anzu |
……こんなにたくさんの人がいるなんて、知ってたけど、 知らなかった。 |
|
|
(Select an option) | ||
| どうだった? |
| |
|
Anzu |
……めんどくさかった。 でも……ちゃんとしないとなって、ちょっと思った。 私たちふたり以外も、頑張ってくれてるし。プロデューサーもね。 |
|
|
Kirari |
杏ちゃん…… ! えらいえらい☆ これからも大変なのが続くと思うけど、 ふたりのために頑張ろっ☆ |
|
|
Anzu |
はー。始めた以上、辞めるわけにもいかないもんね。 ……頑張るか。 |
|
|
(Select an option) | ||
| 今日はお疲れさま |
| |
|
Anzu |
おつかれー。 おっつおっつ☆ |
|
Chapter 3[edit]
|
だらだら☆なっしんぐ |
| |
|---|---|---|
|
楽曲が完成し、レッスンを開始した杏ときらり。すぐに息が合うが、妥協せず取り組んでゆく。レッスン後。連日の会議疲れもあり、ぐったりするふたり。その様子を見た輝子は、ふたりに感嘆する。ふたりが互いを想い、相手のために努力することで、かつてないほどのダンスが完成しようとしていた。 |
' | |
|
レッスンルーム |
| |
|
Anzu |
はぁ~……。 ねむ……。 |
|
|
Kirari |
杏ちゃん、レッスンはじまるよぉ? 元気出して ! |
|
|
Anzu |
連日連夜、打ち合わせやら会議やら移動やらでもう杏は…… だめだ。ばたり。 |
|
|
Kirari |
……んもう。 大変なのは分かるけどぉ……。 |
|
|
Trainer |
おはようございます。 杏ちゃん、きらりちゃん。今日からレッスン、よろしくね。 担当のトレーナーです。 |
|
|
Kirari |
おはようございましゅ ! トレーナーちゃん、よろしくにぃ ! |
|
|
Trainer |
あら、きらりちゃんだけ? 杏ちゃんは? |
|
|
Kirari |
床でのびのびしてるにぃ……。 |
|
|
Anzu |
体力がゼロから始まるレッスンなんて……ないよ……。 |
|
|
Trainer |
もう、仕方ないですねっ。 今日から本格的にレッスンをするんですから、ちゃんとしてね。 |
|
|
Anzu |
あい……。 |
|
|
Trainer |
えぇと、仮歌は届いていて、振り付けも完成してるのね。 スケジュールから見たら順調じゃない。 ふたりとも、振り付けは確認した? |
|
|
Anzu |
いちおう……さっき見た感じだけど。 |
|
|
Kirari |
見ました ! ばっちしばっちし ! |
|
|
Trainer |
今回の振り付けは、ふたりのパート割に合わせて それぞれ違うフリがあるのが特徴ね。 息が合っていることが重要になってきます。 |
|
|
Anzu |
まぁ、それでいったら、問題ないんじゃないかな……。 |
|
|
Kirari |
そうだにぃ☆ 杏ちゃんときらりなら、コンビネーションはぱーぺき間違いなし☆ |
|
|
Trainer |
その意気ですね。 じゃあ、始めましょうか。 |
|
|
Trainer |
ワン、ツー、スリー、フォー、 ファイ、シックス、セブン、エイ……。 |
|
|
Anzu |
はぁ、はぁ……。 |
|
|
Kirari |
ふんっ☆ はいっ☆ |
|
|
Trainer |
はーい、そこまで ! ふたりとも、たしかに息はぴったりねぇ……。 |
|
|
Anzu |
へへっ。やったね。 |
|
|
Kirari |
ばっちし☆ |
|
|
Trainer |
でも、杏ちゃんはまだまだ。動きがだらだらしてる。 もうちょっとテキパキ動かないと、身長差が映えないかな。 |
|
|
Anzu |
はーい。まぁ、そうだよね……。気付いてました。 |
|
|
Trainer |
きらりちゃんは、元気いっぱいなのはいいけど、 勢いで細かい部分をおざなりにしないようにね。 気持ちが走っても、一つ一つを大事にしましょう。 |
|
|
Kirari |
ふみゅみゅみゅ……。やっぱり、そうですよにぃ。 がんばりましゅ……。 |
|
|
Trainer |
じゃあ、そこを踏まえてもう一度やってみましょうか ! スタンバイして ! |
|
|
Anzu |
やるかー。 |
|
|
Kirari |
おにゃしゃ ! |
|
|
Anzu |
……。 ……。 |
|
|
Syoko |
……お。ふたりとも、こんなところで力尽きている。 そのまま倒れているなら、キノコの菌糸を植え付けてやろう……。 |
|
|
Anzu |
ちょっとー。苗床にするのはやめてくれー。 |
|
|
Syoko |
なんだ、生きてたのか。 どうしたんだ? レッスン終わり? |
|
|
Kirari |
そうなんだぁ。 いっぱいいっぱい、頑張っちゃったゆ☆ |
|
|
Syoko |
……そっか。頑張ってるんだな。 いつもだったら、杏ちゃんは途中で逃げてそうだけど。すごいな。 |
|
|
Anzu |
まぁ、これを言い出したのは、杏だし……。 今回は、自分のためだけじゃなくて、 きらりのためでもあるしね……。 |
|
|
Kirari |
うぇへへ☆ ありがと、杏ちゃん。 |
|
|
Anzu |
べつに、わざわざお礼とか言わなくていいって。 |
|
|
Syoko |
うっ……友情が……まぶしい……。 ここはリア充の巣窟か……。逃げねば……。 |
|
|
Anzu |
へへっ。 うぇへへ。 |
|
Chapter 4[edit]
|
やるき☆めいきんぐ |
| |
|---|---|---|
|
杏ときらりは、衣装の準備のために有香と買い物へ。カワイイ衣装を見つけ喜ぶものの、サイズが合わず落ち込むきらり。普段どうしているのかという有香の問いをヒントに、杏はふたりで作ることを思いつく。布を買い込み、きらりのミシンがうなりを上げる… ! |
' | |
|
事務所前 |
| |
|
Anzu |
えーっと。今日は衣装を用意するんだっけ。 きらり、なんか計画とかあるの? |
|
|
Kirari |
うんっ。 今回は、時間の都合でスタイリストさんにお任せできないから、 自分たちで買いに行くよぉ☆ |
|
|
Anzu |
おっけー。 あれ、プロデューサーは? いないけど? |
|
|
Kirari |
打ち合わせがあるから、来られないんだってぇ。 |
|
|
Yuka |
その代わりと言ってはなんですが……。 不肖、中野有香、お供させていただきますっ ! 押忍 ! |
|
|
Anzu |
おお。有香ちゃん。なんか、珍しいね。 プロデューサーの代わり? |
|
|
Yuka |
きらりさんには、以前お世話になって ! そのご恩を返すべく、こうして馳せ参じたというわけです。 荷物持ちにでも、使っていただけたら ! |
|
|
Anzu |
へ~、きらり、そうなの? |
|
|
Kirari |
そんなに、たいしたことはしてないよぉ。 ちょっとだけ、アドバイスしたくらいだゆ☆ でも、いっしょにお買い物できるの、楽しみぃ♪ |
|
|
Yuka |
あたしも、楽しみです ! おふたりのかわいい成分を、今日は存分に体感して、持ち帰り、 今後のアイドル活動に生かしていく所存です ! |
|
|
Anzu |
なんだか、圧が……すごいな。まぁ、いいか。 それじゃ、今日はいっしょにいこ。よろしくー。 |
|
|
Kirari |
それじゃ、れっつごー☆ |
|
|
街中 |
| |
|
Anzu |
で、どういう系の服装にするとか、決めてたっけ? |
|
|
Kirari |
決めてないにぃ……。 こういうのは、インスピレーションで、ズビズバって決めるの ! |
|
|
Yuka |
いんすぴれーしょんで、ずびずば……なるほど、参考になります ! |
|
|
Anzu |
……んー、いつもはプロデューサーかスタイリストさんが 決めてくれた衣装を着せられてばっかりだったし、 自分で考えるのって難しいなぁ。 |
|
|
Kirari |
ふみゅ……杏ちゃん、着たい服とかあるぅ? |
|
|
Anzu |
んー、Tシャツ1枚が一番ラク……。 実家にいたころとか、真冬でも家ではTシャツだったし……。 当然、自分の部屋だといつもそうだし……。 |
|
|
Kirari |
ふみゅふみゅ……。 じゃあ、それはLIVETシャツをつくるってことにしよ ! MV用の衣装はそれとべつに考えるとしてぇ……。 |
|
|
Yuka |
LIVETシャツ……なるほど、アイドルの基本…… ! |
|
|
Kirari |
杏ちゃん、みてみて ! このスカート、きゃわゆい ! これ、どーぉ? |
|
|
Anzu |
あー、悪くないかも。MVとかステージでも目立ちそうだし。 |
|
|
Kirari |
じゃあじゃあ、これにしよ ! けってーい☆ ……あっ。 |
|
|
Yuka |
……どうかしたんですか? |
|
|
Anzu |
あー……そっか。ドンマイ、きらり。仕方ないよ。 |
|
|
Kirari |
ふみゅみゅ……。 |
|
|
Yuka |
何があったんですか……? |
|
|
Anzu |
サイズだよ、サイズ。 ほら、杏もきらりも普通のサイズは入らないからさ。 |
|
|
Kirari |
……しゅーん。 こればっかりは、しかたないにぃ……。 |
|
|
Yuka |
そんな……せっかく気に入ったのに。 で、でも、きっとなにか手段があるのでは……? あきらめてしまうにはもったいないですよ ! |
|
|
Anzu |
うーん。 サイズの問題があるから、いままでの衣装は 衣装さんが作ってくれたオーダーメイドだったわけだしね。 |
|
|
Yuka |
そうですか……。 |
|
|
Kirari |
うんっ。別のお洋服、探そっか ! 杏ちゃんに似合うかわいいお洋服なら、きっとあるはずっ ! |
|
|
Anzu |
うーん、収獲なしかぁ。 どうするきらり? |
|
|
Kirari |
むむむ……どうしよう……。 衣装がばっちし決まってなかったら、 テンションだうーんしちゃうし……。 |
|
|
Yuka |
その……つかぬ事をお伺いしますけど きらりさん、普段お洋服はどうしているんですか? やっぱり、今日みたいに悩むことも多いと思うんですが……。 |
|
|
Kirari |
きらりの私服? んー、たしかにきゃわゆいのはあんまりないから、 大きいサイズ探したり、リメイクしたり……。 |
|
|
Yuka |
つまり、お洋服を作ったりなんかも……? |
|
|
Anzu |
あぁ、そっか。きらりが作ればいいのか。 |
|
|
Yuka |
それ、どうでしょうかっ ! |
|
|
Kirari |
……そっかぁ ! 全然思いついてなかた……。 たしかに、ミシンとか、お裁縫は得意だにぃ☆ |
|
|
Anzu |
じゃあ、そうしよ。あんまり時間もないしさ。 そうと決まったら布買って小物買ってこう ! |
|
|
Kirari |
うんっ ! |
|
|
買い物後 |
| |
|
Yuka |
では、あたしはここで ! 今日は貴重な経験をさせてもらって、ありがとうございました ! |
|
|
Kirari |
こちらこそ、ありがとにぃ☆ |
|
|
Anzu |
荷物持ちとか、あといろいろ、助かったよ。 |
|
|
Yuka |
いえいえ ! それでは、頑張ってください ! あたしも、いつかふたりみたいなかわいさ、極めて見せますから ! では ! |
|
|
Kirari |
ばいばーい☆ |
|
|
Anzu |
じゃーねー。 |
|
|
きらりの部屋 |
| |
|
Anzu |
……さってと。やるかー。めんどくさいけど。 |
|
|
Kirari |
やっるよー ! |
|
|
Kirari |
杏ちゃんときらりの、はぴはぴな最高の衣装、 作っちゃうんだから~っ☆ だかだかだかだか~っ☆ |
|
|
Anzu |
おー、がんばれー。 |
|
Chapter 5[edit]
|
ふたりで☆ぱーぺき |
| |
|---|---|---|
|
新曲のMVセットを制作中のとある日。有香と輝子は、Pに『なぜ杏ときらりを制作にも関わらせたのか』を問いかけた。その答えは、杏ときらりの作ったMVセットにあるという。ふたりらしさがあふれるセットを見て、有香と輝子はPの狙いに気づく。杏ときらりの個性が詰まったMVが完成しようとしていた。 |
' | |
|
MV収録スタジオ |
| |
|
Kirari |
杏監督、おにゃーしゃー ! |
|
|
Anzu |
よーし。セットの制作を始めるぞーっ。 みんなで、つくれーっ。 |
|
|
Staff |
おーっ。 |
|
|
Kirari |
Pちゃん、いろいろ準備してくれて、ありがとにぃ☆ |
|
|
Anzu |
さすが、私たちのプロデューサーじゃん。 |
|
|
(Select an option) | ||
| うなずく |
| |
|
Kirari |
MVのセットは、杏ちゃんが書いてくれた設計図通りに 作ればぱーぺきだし☆ あとはきゃわゆーくデコデコしていこうね ! |
|
|
Anzu |
うむ ! みなのもの、かわいいを合い言葉に、がんばるのだー♪ |
|
|
Staff |
おー。 かわいいは、正義ー。 |
|
|
控え室 |
| |
|
Syoko |
……あ、プロデューサー。 や、やぁ。 |
|
|
Yuka |
お疲れさまですっ。 |
|
|
(Select an option) | ||
| お疲れさま |
| |
|
Syoko |
お、おつかれ……フヒ。 |
|
|
P |
ふたりならいまはスタジオに……。 |
|
|
Syoko |
あ、ふたりに用があったわけじゃなくて、 プロデューサーに、聞いてみたいことがあって……。 |
|
|
Yuka |
すみません、お忙しいところっ。 |
|
|
(Select an option) | ||
| どうした? |
| |
|
Syoko |
その……今回、いろいろふたりに任せたって聞いて……。 なんでかなって、思ったんだ。 そういうの、あんまり、ないだろ? |
|
|
Yuka |
プロデューサーさんは、何か考えがあったんでしょうか? |
|
|
(Select an option) | ||
| うなずく |
| |
|
Yuka |
それは、どのような……。 |
|
|
P |
それを教える前に、見に行こうか。 |
|
|
Syoko |
は、はぁ……? |
|
|
Anzu |
ふぅ……なに、様子見に来たの? ちょうどいいや、人手は多い方がいいしね ! あ、きらりー、それ、あっちにおいてー。 |
|
|
Kirari |
おっけー☆ |
|
|
Anzu |
見て分かるけど、いま忙しいから、ちょっと待っててくんない? |
|
|
Anzu |
ふぅ……終わった終わった。 今日の作業、だいたい終了ー。 |
|
|
Kirari |
MVセット、かんせーい☆ で、輝子ちゃんと有香ちゃん、おっつおっつ☆ どうしたのぉ? 応援しにきてくれたのかなぁ☆ |
|
|
Syoko |
いやぁ、まぁ……そんなとこ、かな。 |
|
|
Yuka |
そうですっ。 応援するまもなく、出来上がっちゃいましたけど ! |
|
|
Anzu |
まぁねー。 ちなみに完成したセットを見て、プロデューサー、どう? 結構な出来映えだと思うんだけど。 |
|
|
(Select an option) | ||
| なかなかいい |
| |
|
Kirari |
うぇへへ。やったね、杏ちゃん♪ |
|
|
Anzu |
まぁ、杏ときらりが協力してできないことなんて、ないし ! ……あ、スタッフさんたち、ありがとう~♪ 解散でOKで~す♪ |
|
|
Staff |
おつかれさまでしたー。 |
|
|
Yuka |
で、プロデューサーさん、先ほどの質問なんですけど……。 |
|
|
P |
答えは、ふたりが知ってるよ。 |
|
|
Syoko |
ど、どういうことだ? |
|
|
(Select an option) | ||
| ふたりで作って どうだった? |
| |
|
Anzu |
んー……大変だった。めんどくさかったし。でも、楽しかったかな。 自分たちだけの意見で自分たちの周りのものがつくれたし。 きらりは? |
|
|
Kirari |
きらりもとーってもとってもとっても楽しかったにぃ☆ いっぱいいっぱい、杏ちゃんらしさときらりらしさが たーっぷり詰まってるもん♪ うぇへへ☆ |
|
|
P |
これが答えだよ。 |
|
|
Syoko |
なるほど……。 なるほど……。 |
|
|
Anzu |
え、何? 何の話? 何の答え? |
|
|
Kirari |
ちょっとPちゃん、気になるよぉ ! |
|
|
P |
ほら、片付け片付けー。 |
|
|
Anzu |
プロデューサー、何の話だったか教えてよ~ ! ? |
|
|
Kirari |
Pちゃん、隠し事はなしだよぉ~ ! ? |
|
Ending[edit]
|
あんきら☆ふぉーえばー ! |
| |
|---|---|---|
|
MV撮影を終えたふたりは、今回の活動を振り返る。ふたりは新曲をもらう前、仲良しペア『あんきら』とユニット『HappyHappyTwin』のどちらでいるべきか悩んでいた。結果、新曲を歌い、MVを完成させたふたりはアイドルユニットとして一歩を踏み出した。個性派なふたりのアイドルとしての夢は続いていく。 |
' | |
|
MV撮影後 |
| |
|
Kirari |
ふぇー……。MVの撮影も全部終わったにぃ……。 |
|
|
Anzu |
まだ編集が残ってるけどね。まぁ、プロデューサーもいるし、 だいたい終わったようなもんかなー。 |
|
|
Kirari |
……Pちゃん、ありがとにぃ。 きらりたちのお願い、聞いてくれて。 |
|
|
Anzu |
……おかげで、めんどくさかったけど、楽しかったよ。 |
|
|
(Select an option) | ||
| ふたりのPだからね |
| |
|
Anzu |
へへっ。 うぇへへ☆ |
|
|
Trainer |
お疲れさまです。 MVの撮影、見てましたよ。 なかなかいい感じだったじゃないですか。 |
|
|
Anzu |
そーお? だらだら踊ってたー、とか言われるのかと思ったよ。 |
|
|
Kirari |
きらりも、変じゃなかったかにぃ……? |
|
|
Trainer |
ふたりとも、バッチリでしたよ。でも、すごいですね。 プロデューサーさんのサポートがあったとは言え、 ふたりで頑張って作り上げるなんて。 |
|
|
Anzu |
まぁ、めんどくさかったけどね。 |
|
|
Kirari |
杏ちゃん、途中で『やめたい、言い出すんじゃなかった』 って何度も言ってたにぃ☆ |
|
|
Anzu |
それいったらきらりだって、困ったらすぐ杏に聞くしさー。 |
|
|
Kirari |
だって……そのほうが面白いものになるんだも~ん♪ |
|
|
Trainer |
でも、ケンカしないふたりだから、 そういうお仕事ができたのかもしれませんね。 |
|
|
(Select an option) | ||
| うなずく |
| |
|
Anzu |
そういえば、ケンカしなかったね。 |
|
|
Kirari |
だって、もっと前に、いっぱいケンカしたもん。 いまさら、ケンカしなくたって、杏ちゃんの気持ちは分かるゆ。 |
|
|
Syoko |
お、お疲れ……。 お疲れさまですっ。 |
|
|
Anzu |
おー、ふたりも来てくれたんだ。ありがと。 |
|
|
Syoko |
MV完成、おめでと……。 |
|
|
Kirari |
えへへ、がんばったよぉ。 |
|
|
Anzu |
ようやく終わったよー。これでゆっくり休める……。 |
|
|
Yuka |
お疲れさまでしたっ ! |
|
|
Kirari |
ありがとにぃ☆ |
|
|
Anzu |
はー。もう寝たい。ずーっと寝てたい。一生分働いたし。 仕事しなくていいでしょ、もう。 |
|
|
Kirari |
杏ちゃんっ。最初にお話したでしょっ。 |
|
|
Anzu |
うっ……そうだった。 やるかー……。 |
|
|
Trainer |
最初に話したって言うのは、何を話したの? |
|
|
Kirari |
えーと……。 |
|
|
Anzu |
ふたりで、話したんだ。 私たち、ただの仲良しな『あんきら』でいるか、 ユニットの『HappyHappyTwin』でいるか。 |
|
|
Kirari |
ふたりで話して、やっぱり、アイドルだから…… ユニットとしてお仕事がしたいねって。 他の子たちが、ユニットでお仕事してるのを見て、いいなぁって。 |
|
|
Trainer |
そういうことだったんですね。 |
|
|
Anzu |
それと……杏ときらりって、ヘンじゃん。ヘンなヤツじゃん。 みんなよりちっこいし、でっかいし、 ダラダラだし、ハピハピで、ヘンでしょ。 |
|
|
Kirari |
そんなヘンなふたりでも、ユニットで活躍して、 カワイイって言ってもらいたいって思ったの。 |
|
|
Yuka |
そっかぁ……カワイイ、かぁ。 ふたりはファン思いなんですねっ。 |
|
|
Kirari |
えへへ。みんなにきらりたちを好きになってほしいもん。 きらりはちょっと大きくて目立つ変な子だけど、 アイドルならそれも個性って、Pちゃんは言ってくれたし。 |
|
|
Kirari |
それと、ファンにだけじゃないよ。 Pちゃんにも、仲間のみんなにもみてもらいたいなぁって、 思ってたんだぁ。 |
|
|
Syoko |
プロデューサーは分かるけど……仲間も? 私たちも、か? |
|
|
Anzu |
うん。変なヤツでも、アイドルとしてやりたいことは やるべきだと思うんだよね。 だから、私たちからまず言ってみようかと思って。 |
|
|
Syoko |
……はー。 |
|
|
Anzu |
やりたいことをやらなきゃ、生きてる意味、ないでしょ。 みんな、もっとやりたいことをやるべきだよ。 |
|
|
Kirari |
だから、まずPちゃんにユニットでお仕事やりたいって言ったの。 |
|
|
Trainer |
プロデューサーさんは、それを分かって……? |
|
|
(Select an option) | ||
| まぁ、印税も 稼げますし |
| |
|
Yuka |
さすが、ふたりのプロデューサーさん……しっかりしてますね。 |
|
|
Anzu |
ほんとだよ ! 杏みたいなこと言うなよ ! 夢が壊れるよ ! |
|
|
Kirari |
うふふ☆ 杏ちゃんも、まだまだ夢見る乙女だにぃ☆ |
|
|
Anzu |
でも、これであとは寝てるだけで印税がチャリンチャリン…… ふふふふ……♪ |
|
|
Yuka |
何を言ってるんですか♪ ここからが、始まりですよねっ ! |
|
|
Syoko |
……始まり? |
|
|
Yuka |
CD発売、リリースイベント、握手会にサイン会、 ラジオやテレビに出て、そのうちLIVE…… ! 夢はいっぱいじゃないですか。 |
|
|
(Select an option) | ||
| こんなところに 全国ツアーの企画書が |
| |
|
Anzu |
こんなところに、じゃないよ ! ! もう、いいかげん休めると思ったのに ! |
|
|
Kirari |
にゅふふ☆ 杏ちゃん、もうちょっとふたりで頑張るにぃ☆ |
|
|
Anzu |
わ~ん、だれか~、休みをくれ~ ! ! |
|