Everything About the Love
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Everything About the Love |
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美嘉がステージで歌うのは恋の歌。恋ってなに?というありすの問いに、美嘉は戸惑いながらも答えを返した。世の中には自分で体験してみないと分からないことがたくさんある。カリスマはまだ成長中だ。 |
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レッスンルーム |
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Mika |
ワン、ツー、スリー、フォー、 ファイブ、シックス、セブン、エイト……。 |
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Mika |
本当の私を見てね~♪ 見てて~♪ |
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Mika |
ラストに……キメ ! アーンド、スマイル ! えへっ。 |
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Mika |
ふー、こんなもんかな。 どうだった? プロデューサー? |
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(Select an option) | ||
| よかった |
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Mika |
ホント~? なんか、よそ見してた気がしたけど…… ちゃーんと見てなきゃダメなんだから ! |
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Mika |
ま、いっか。 えへっ、レッスン、付き合ってくれてありがとね。 |
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| 見てなかった |
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Mika |
え~? マジで? プロデューサーってそういうところ、あるよねー。 まぁ、どうせほかのお仕事のことでも考えてたんでしょ? |
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Mika |
けど、そーゆーのって女の子にはバレるんだからね ! ダメダメなんだから、次から気をつけてよ ! |
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Mika |
さってと…… せっかくだしもうちょっと練習しておこっかなー。 |
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P |
それが……。 |
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Mika |
プロデューサー、このあと打ち合わせ入ってるの? なーんだ。……ウフ……じゃあ、行ってらっしゃい。 アタシはひとりで練習してるから、いいよー。 |
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Mika |
はー。 なーんか、やる気どっかいっちゃったなー。 レッスンやめて帰ろっかなー……。 |
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Karen |
おつかれー。 |
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Mika |
あっ、加蓮 ! おつかれー。 どうしたの? 自主レッスン? |
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Karen |
さっき美嘉がここにいるって聞いたからさ。 顔出しておこっかなって。 これでもアタシ、美嘉の曲でバックダンサーやるし。 |
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Mika |
そっか、そうだよね。ありがと。 じゃあ、振り合わせでもしよっか? |
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Karen |
んー、やめとこ。 それより、気分転換にカフェでも行かない? |
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Mika |
え? どうして? だって、せっかく来たのに…… 気分転換って? |
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Karen |
ふふっ。 美嘉、すっごいつまんなさそうな顔してたから。 |
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Mika |
えっ、マジで? ……もしかしてアタシ、ブサイクだった? |
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Karen |
ん~……その顔でテレビ出たら、 ファンが100人は減るくらいのブサイクだったかな。 |
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Mika |
ヤバい……。 ごめん、気づいてなくて。 そっかー、アタシ、なんでそんな顔してたんだろ。 |
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Karen |
美嘉、レッスン終わりだったんでしょ? 無意識にカラダが疲れてたんじゃない? だからほら、カフェでもいこ ! |
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Mika |
オッケー。 でも、ハンバーガーじゃなくていいの? |
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Karen |
それはお昼ご飯だったから~♪ |
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Mika |
加蓮、ちゃんとしたモン食べなよ、マジで……。 |
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Mika |
はぁ~。 |
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Karen |
なに、まだ凹んでるの? もう気にしないでさー、なんか楽しいこと考えなよ。 本番のこととかさ。 |
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Mika |
うん……。 てゆーか、本番は楽しいだけじゃないと思うけど…… 加蓮は本番楽しみなの? |
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Karen |
うん。だってステージに立つのって、 最高に気持ちいいし、嬉しいし、楽しいから。 美嘉は、違うの? |
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Mika |
アタシは……やっぱ、ステージって…… ン、ちょっと怖い、かな。 |
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Karen |
怖い? |
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Mika |
……うん。 いつもステージに立つ前は思うんだ。うまくいくといいなって。 やっぱ緊張するし、リアルに足震えるもん。 |
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Karen |
そっか。 |
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Mika |
でも、みんなに負けたくないって思うし、 憧れられる存在でいたいって思うから…… 絶対、途中で逃げたりはしないけどね ! |
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Karen |
……わかるよ、その気持ち。 アタシたちって見た目から適当に見られることもあるけど、 そういう扱いって、正直ムカつくもんね。 |
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Mika |
そーゆーこと ! ……ってゆーか、なんでカフェで、 こんなマジメトークしてるんだっけ? |
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Karen |
さぁ? ふふっ。 |
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Yui |
やっほ~♪ |
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Mika |
お、唯じゃん ! おつかれー★ |
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Karen |
おつかれー。え、偶然だねー? |
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Yui |
外から見たらここに二人がいたから、乱入しちった☆ で、なんか目のあいだにしわ寄せて、ナニ喋ってたん? |
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Mika |
え、マジで? |
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Karen |
あー、またブサイクになってたかぁ~。 |
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Yui |
うんうん ! もっと盛ってこ ! あ、店員さーん、ゆいにキャラメルマキアートくださーい♪ で、二人でナニしてんの? 買い物行く計画とか? |
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Mika |
それはいつもの唯でしょ ! もうちょいでアタシのステージだから、 そのレッスン終わったところ ! |
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Karen |
唯もバックダンサー務めるんだから、それくらいわかっててよ~。 |
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Yui |
あー、知ってた知ってた~♪ だいじょーぶ、ゆいもうダンス入ってるから ! |
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Mika |
えっ、マジで? |
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Yui |
うん ! ゆい、わりとダンスは得意だし ! てか、美嘉ちゃんのダンス、なんかわかりやすいし ! |
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Mika |
そう……かな? この振りは、たくさんの人たちと創った振りでもあるから、 みんなのおかげってカンジかな ! |
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Karen |
いやー、いい話だよねー。ホント泣ける。感動。 |
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Yui |
いやいや ! 加蓮ちゃん、キョーミなさすぎでしょ ! マジウケる ! |
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Karen |
ふふっ。冗談だよっ。 |
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Mika |
ま、アタシもそんなに感動話として話してないし……。 |
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Yui |
でもさ、実際んとこ、歌はそこそこアレだよね ! |
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Karen |
アレって? |
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Yui |
なんてゆーか、結構LOVE度高くない? |
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Karen |
あー……たしかに、そうかも。 美嘉のイメージっぽくないっていうか。 ちょっと乙女っぽいっていうか。 |
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Mika |
ちょ、ちょっと、やめてよ~。 |
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Yui |
実際、歌っててどーなの? やっぱこういう歌を歌うときって、 誰かを思い浮かべながら歌ってる系? |
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Karen |
恋バナ的な意味で? TOKIMEKI感じてる系? |
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Mika |
そ、そんなことあるわけないじゃん ! それはあくまで歌詞で、アタシはそーゆーのじゃないから ! |
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Yui |
焦るあたりが、アヤシイな~♪ |
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Karen |
これは、もしかしたらもしかするかもよ~? |
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Mika |
あ、あやしくないってば ! もしかしたりもしないっ ! |
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Yui |
んふふふ~♪ 美嘉ちゃん、顔が真っ赤だね~? |
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Karen |
あいかわらず、嘘をつくのが下手だよね~? |
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Mika |
もー ! あ、アタシ莉嘉と帰らなきゃだから、ここでバイバイね ! ってことで、今日はここまで ! 解散解散 ! お疲れ ! おやすみ ! |
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Karen |
はーい。 じゃーね~♪ |
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Yui |
美嘉ちゃん、ばーい♪ |
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Karen |
……ふふっ。美嘉って、いい子だなぁ。 |
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Yui |
ホントマジ ! で、加蓮ちゃんこのあとヒマ? ゆいちょっと行きたいとこがあってさー……。 |
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Mika |
はー。乙女、かぁ……。 んもう……なんか、意識しちゃうじゃん……。 |
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Rika |
お姉ちゃん、どうしたの? あ……テストの点、悪かったとか~? |
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Mika |
ち、違うって ! アンタといっしょにしないで ! ちょっと……その、いろいろ気になっちゃっただけ ! |
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Rika |
え~、なにが~? |
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Mika |
いいから、気にしないで ! ほら、帰るよ ! |
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Rika |
なんなの~? |
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控え室 |
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Yui |
今日は本番だね ! 美嘉ちゃん、やっちゃってー ! |
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Karen |
恋の歌、歌い上げてね。ふふっ。 |
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Mika |
もち、カリスマのあだ名は飾りじゃないって教えてあげるよ ! |
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Rika |
うん、お姉ちゃん、頑張って ! |
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Arisu |
あの、橘……橘ありすです。 本日は、代役ではありますが、バックダンサーを務めます。 よろしくお願いします。 |
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Mika |
ふふっ、ありすちゃん、そんな固くならなくてもいいよ ! ステージを楽しもうよ★ |
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Rika |
ありすちゃん、いっしょに楽しもー☆ |
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Arisu |
は、はい。わかりました。 よろしくお願いします。 |
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Mika |
よーっし、それじゃ、始めるよーっ ! |
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LIVE後 |
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Rika |
やっぱお姉ちゃんのステージパフォーマンス、カッコよかった~ ! ねぇねぇ、アタシもマネしていい? あのセクシーポーズ ! |
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Mika |
ふふっ。莉嘉にはまだ早いんじゃないのー。 |
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Rika |
ちぇーっ。 そのうちすぐにお姉ちゃんみたいな セクシーカリスマアイドルになるんだから ! |
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Yui |
莉嘉ちゃんは将来有望だよねー☆ |
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Rika |
でしょー☆ |
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Karen |
でも、もーっとセクシーになるには、 いい恋の一つや二つくらい、しないとねー。 |
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Rika |
こ、恋~ ! ? |
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Mika |
ん…… ! ちょ、ちょっと、またその話~? |
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Yui |
いーじゃんいーじゃん、恋バナは基本っしょ~♪ |
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Arisu |
……あの。 |
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Mika |
ん~? どうしたの、ありすちゃん。 って、橘ちゃんの方がいいんだっけ? |
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Arisu |
いえ、ありすでも……まぁ、どちらでも……。 じゃなくって、ですね。 |
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Arisu |
その、恋って、なんですか? |
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Mika |
へ ! ? |
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Yui |
それ、美嘉ちゃんに聞いちゃうー ! ? |
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Karen |
ふふっ ! 美嘉、答えてあげなよ。 |
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Rika |
え? え ! ? なに? |
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Arisu |
あ、あの、失礼な質問でしたか。 そうだったら、謝ります。でも美嘉さんは、 女子高生のカリスマと呼ばれているそうですし……。 |
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Arisu |
あ、美嘉さんが連載を持っている雑誌のコラムも読みました。 『ミカ姉のギャルズトーク』、興味深かったです。 なので、美嘉さんなら知っていると思ったので、聞きたくて……。 |
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Arisu |
恋の歌も歌っていますし、 やはり、そういうことにも 詳しいのかと思って……。 |
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Rika |
もちろん詳しいに決まってるじゃーん ! |
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Mika |
ちょっと莉嘉 ! なんでアンタが答えんのよ ! |
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Yui |
ほらほら、答えてあげなよ~♪ |
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Mika |
えぇっ? ! ……わ、わかったよ。 |
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Mika |
えーっと、恋っていうのは…… この人のこと、いいなーって思うことがあったりとか、 暇なときとかに、ついその人のこと考えちゃったりとか……。 |
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Mika |
んまぁ、そういう、カンジ……かな? |
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Yui |
ほほぉ~。 ふーん。 |
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Mika |
な、なにっ ! ? その反応は ! ? |
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Rika |
流石お姉ちゃん…… ! |
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Mika |
ありすちゃん、説明になった……かな? |
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Arisu |
まだ、あまり理解はできていません。 恋というのは自分から恋だと思うものなんですか? |
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Arisu |
それとも、他の人から見て恋だと思うものなんですか? いまのお話だとどちらかよく分からなかったんですが……。 |
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Mika |
えぇっと……。あははは……。 |
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Yui |
ありすちゃん、ちっちゃいのにしっかりしてんねー。 ゆいだったらさっきの答え、 フィーリングでなんとなく分かったかなーってカンジだけど~。 |
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Arisu |
……年齢が幼いと考え方も幼いというのは、思い込みです ! |
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Karen |
まーまー。で、どうなのミカ姉さま? |
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Mika |
えっと……。 |
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Arisu |
えっと……? |
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Mika |
ほ、ほら ! 恋は落ちるものっていうじゃん? だから、落ちてみないと分かんないんだって ! |
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Mika |
きっと、こういうことって、世の中にいっぱいあるんだよ。 自分が体験してみないと分からないことってさ。 |
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Mika |
映画とかドラマとか、漫画とか小説とかで、 どんなに書かれてても、体験する前は全然分かんなくて、 でも、自分が体験したら、一発で分かっちゃうってこと。 |
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Karen |
そうだね。 |
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Mika |
ほら、たとえばステージに立つ前のドキドキとか…… スポットライトの眩しさとか…… コール&レスポンスのアガるカンジとか……。 |
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Mika |
恋も、それと一緒なんだよ。 だから、たとえ誰かに教えてもらったって、 自分が体験したら、全然違うかもしんないじゃん? |
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Arisu |
そういう……ものでしょうか。 |
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Mika |
だから、ありすちゃんは無理して背伸びしなくていいんだよ。 ありすちゃんは、そのままで、いいんだよ★ |
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Mika |
いろんなことを経験しながら、ゆっくり大きくなっていったら…… いつか恋のことも、世の中のことも、 自分で体験して、分かるかもしんないじゃん♪ |
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Arisu |
さすが……美嘉さんは、さすがカリスマギャルですね。 すごいです…… ! |
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Rika |
ふふーん、なんたって城ヶ崎莉嘉の姉ですからー ! |
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Mika |
こーら、なんでそこでアンタが出てくんの ! ……ふふっ ! |
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Rika |
えへへー☆ |
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Arisu |
ふふふっ。 |
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Yui |
それじゃ、みんなでご飯でも食べて帰ろーっ ! |
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Mika |
ならここは、アタシとプロデューサーがおごってあげよう ! |
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Mika |
なんたって城ヶ崎美嘉はカリスマですから ! ねっ★ |
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