Nation Blue (event)/Commu/ja

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OP: Blue Sky Gradation

Blue Sky Gradation
事務所
美波:
みんな、おはよう !
:
おはよう、美波ちゃん。みんなも。
蘭子:
フフフ……煩わしい太陽ね。
:
おはよう。
このメンバーは久しぶりだね。
李衣菜:
ふぅ……ロッカーってのは、朝が苦手なんだけどな……。
みんな、元気だね。
で、今日はみんなで集まってどうしたの?
美波:
それについては、プロデューサーさんから !
フェスのステージに5人で出ることになったと伝えた
:
フェスのステージ……楽しみですね。
美波:
ということで、今日からステージの日まで、
団結して頑張っていきましょう !
蘭子:
我らの秘められし力、重ね合わせて、
宴では大いなる魔法を唱えようぞ !
李衣菜:
あー、うん。よろしく。
曲は、『Nation Blue』なのかな?
:
そうだね。
このメンバーで集まるのはレコーディング以来だから、
レッスンしなくちゃ。
美波:
凛ちゃん、その前にまず……アレを、ね !
:
アレ……あぁ、うん。
李衣菜:
アレって? なにかあるの?
:
ふふふ、なにかしら~?
美波:
フェスに出るにあたって、
期間限定のユニット名が必要ってことで……
蘭子ちゃんに考えてもらいました !
李衣菜:
えっ、そうなの?
蘭子:
う、うん…… !
:
じゃあ蘭子ちゃん、私たちのユニット名、教えてくれる?
蘭子:
ウム !
その名も……。
李衣菜:
その名も……?
蘭子:
《蒼ノ楽団》、
『アズール・ムジカ』 !
:
……うん。
:
あら、ずいぶんカッコイイ名前にしたのね~。
いいんじゃないかしら。衣装も青いし。
美波:
ふふっ。
さすが、こういうのは蘭子ちゃんに考えてもらうのが一番ね !
李衣菜:
……な、なんか、蘭子ちゃんより凛ちゃんの方が頷いてるけど。
もうちょっとロックさがあってもいいかと思ったけど、
まぁ、カッコイイからいいか。
蘭子:
この二つ名を付けるにあたっては、
私が持つ魔道書に刻まれたワードだけでは足らず……
その、凛ちゃんにも、考えてもらったの。
:
あら、そうだったの?
美波:
なかなか、独特な世界観を広げたのね。
さすが凛ちゃん。
:
いや、私はちょっと助言をしたくらいで……、
そんなにたいしたことは……。
蘭子:
私をもしのぐ数々の知識……
真結界の奥に潜む闇はさぞや深いとみた !
:
ちょっと、闇って……。
美波:
まぁ、ユニット名も決まったところで、
あらためて頑張っていきましょう !
李衣菜:
おー ! カッコイイステージを作ろう !
:
そうね。
じゃあ、流れで美波ちゃん、リーダーお願いするわね♪
美波:
えぇっ ! ? わ、私ですか?
……えぇと……あ、そうですね、この中なら私が適任なのかな。
じゃあ、みんな、よろしくお願いしますね !
:
うん、よろしく。
じゃあ美波、なにかあったら私も手伝うから。
:
美波ちゃんがコンダクターなら、
凛ちゃんはインスペクターかしら。
李衣菜:
コンダクター? インスペクター?
えっと……なんですかそれ?
美波:
オーケストラの楽団の、指揮者と、
マネージャーみたいなもの……だったかな。
李衣菜:
へぇ……カッコイイじゃん。いいなぁ……。
:
ねぇ蘭子ちゃん、私は何だったかしら?
蘭子:
えっと……せ、世紀末歌姫 !
:
ありがとう。
世紀末歌姫、コンダクター、インスペクターね。
じゃあ、蘭子ちゃんは?
蘭子:
ククク……この楽団では、幻想の演出家とでも名乗ろうか !
美波:
うん、蘭子ちゃんの世界観を生かして、私たちを演出してね。
李衣菜:
じゃっ、じゃあじゃあ、私は ! ?
私の役職はなに ! ?
:
それは、もちろん……ねぇ?
蘭子:
ウム !
その名も……。
李衣菜:
その名も……?
蘭子:
ロック担当 ! !
李衣菜:
やったー !
って、それじゃいつもと同じだよ~ ! !
:
まぁまぁ。
じゃあ、みんなで団結して、ステージを成功させましょうね。
凛・美波・蘭子:
うん。
はいっ !
えぇ !
李衣菜:
ちょっと~ ! 私にもカッコイイ二つ名を付けてよ~ ! !

Chapter 1: ともに舞台に上がる仲間

ともに舞台に上がる仲間
事務所
:
あらためて、今回は久しぶりによろしくね。
蘭子ちゃん、凛ちゃん。
蘭子:
うむ ! ともに高みを目指そうぞ !
:
よろしく……お願いします。
:
あら、いつも通りでいいのよ、凛ちゃん。
:
えっ……いつも通りって。
:
そんな、敬語なんて使わなくたって。
同じユニットの仲間同士じゃない。
:
そうだけど……一応、年長者、だから。
:
ふふっ。20代は私だけだものね。
淋しいわぁ。ねぇ蘭子ちゃん、なぐさめてくれる~?
蘭子:
なっ、なにを……いかように……?
:
それは、いろいろとよ、いろいろと……ふふふ……。
蘭子:
か、楓さん…… ! ?
:
楓さん、蘭子が困ってるよ……。
:
はーい。ごめんなさい。
みんなと一緒だから、ついはしゃいじゃって。
蘭子:
ふぅっ……。
世紀末歌姫のオーラに飲まれてしまうところであったわ……。
:
ごめんね。
でも蘭子ちゃんも、普通に接してくれていいのよ。
私、特別な存在なんかじゃないんだから。
蘭子:
……う、うむ。
して、か、楓さん……に、聞きたいことがあるのだけど……。
:
あら、なにかしら?
何でも聞いてちょうだい。
蘭子:
その、どうしたら、楓さんみたいな大人になれますか……?
:
どうしたら……?
そんな質問が来ると思ってなかったから……
う~ん、そうね……どうしたら、ねぇ……。
:
たしかに、楓さんってミステリアスだってみんな言ってるし、
どういう生き方をしたらそうなるのか、気になるね……。
蘭子:
うん ! うん !
:
えぇと、そうね……アイドルになる前はモデルで……
その前は学生で……世間一般の人と、
そう大差ない人生を送ってきたと思うのだけど……。
蘭子:
そのわりには、秘められしオーラの量が
はるかに多いように感じるのだが……。
:
うん。
なんか、ただ者じゃないって感じがするんだけど、
それはどうしてなのかな。
:
それは……。
蘭子:
それは……?
:
そう、感じたいからじゃないかしら。
高垣楓はミステリアスで、高垣楓は完璧で、高垣楓は特別で……
そう思いたい人たちの意志が、本当の私を隠しているのよ。
蘭子:
……それは……なるほど。
:
えぇ。そういうものを求められているから、
私はそう観られることを否定しないの。
:
でも、本当はどこにでもいる普通の人間ってこと、
みんなには分かっていてもらえたら、嬉しいわ。
:
……うん。そうだね。
蘭子:
えぇ……私たちは、ともに舞台に上がる、仲間だから !
:
ふふ。心強いわね。
じゃあ、あらためて、これからよろしくね。
蘭子ちゃん、凛ちゃん。

Chapter 2: スタートライン

スタートライン
レッスンルーム
李衣菜:
よーっし ! レッスンするぞ~ !
ロック担当ってだけじゃなく、私がやればできるところも、
みんなに見せつけてやるんだから !
美波:
李衣菜ちゃん、気合いが入ってるのね。
よーし、私も負けないよ !
李衣菜:
おっ、美波さんもやる気ですね。
ま、この私も負けないんですけどね !
美波:
ふふっ。
李衣菜ちゃんのロックなところ、勉強させてもらいます♪
李衣菜:
う、うん、任せてください !
っていっても、ロックは教わるものじゃなくて、
感じるものなんだけどね !
美波:
なるほど……
『ロックは感じるもの』、と……。
勉強になります !
李衣菜:
や、やめてくださいよ~。
美波:
ふふっ。
:
ロック……
ロック……
ロックごじゅうし……。
李衣菜:
あっ、楓さん、お疲れさまです !
って、もしかして楓さんもレッスンですか?
:
あ、お疲れさま。
その、もしかして楓さんもレッスンなのだけど、
……なにか、おかしかったかしら?
李衣菜:
い、いや、全然、おかしくないです !
なんか、楓さんがレッスンするイメージがなかっただけで……。
:
ふふ。私だって、レッスンくらいしますよ。
李衣菜:
そ、そうですよね。すいません……。
:
私は李衣菜ちゃんほどロックについて詳しくないですし、
美波ちゃんほど、たくさん資格を持っているわけでもないんです。
:
もちろん、レッスンをしなければ歌もダンスも覚えられませんし、
ステージの上では緊張だってしちゃうんですから。
美波:
みんな一緒、ですね。
李衣菜:
じゃあ、これからは一緒にレッスンしましょう !
私が教えられることだったら、手伝いますから !
:
ふふっ。ありがたいです。
じゃあ、李衣菜ちゃんは音感やリズム感がいいって聞いたから、
ダンスについて教えてもらおうかしら。
李衣菜:
い、いやぁ……それほどでもないですけどね !
まぁ、音感っていうか、耳がいいっていうか、
リズム感は天性のものっていうか。えへへ……。
:
さすがですね~。
ついでにギターも教えてもらっちゃったりして。
李衣菜:
……え?
:
あら、ダメでした?
李衣菜:
あー、いや、その、ほら、やっぱりまずは、
ステージに集中しましょうよ !
フェスまで時間を無駄にしたくないですし !
美波:
ふふっ。そうですね。
みんなで合わせて、最高のパフォーマンスにしましょう !
:
そうですね。じゃあ、ギターはまた今度♪
李衣菜:
あっ、は、はい !
えーと、じゃあ、まずはレッスンの前に着替えましょうか !
:
はぁい♪
美波:
……ふふっ。
李衣菜ちゃん、お互いにフォローしあいながら、頑張ろうね !
李衣菜:
うん !
李衣菜:
はぁ~……ふぅ~。
私もできるってところ、証明しなきゃ !
よーし、やるぞー !

Chapter 3: 可能性の扉

可能性の扉
フェス当日
李衣菜:
ついに今日がLIVEステージ本番 !
あったまってきたなぁ~ !
:
李衣菜、やる気だね。
蘭子:
クックック……我が器に魔力は満ちた !
いまこそ、極大呪文を詠唱するとき !
:
蘭子も、やる気だね……。
李衣菜:
うんうん、その意気だね !
蘭子ちゃんも、燃えてるじゃん !
蘭子:
フフフ……今日の私は楽団を構成する一人。
欠けた月を補う一片のピース。
ともに手を携えて、歌い上げようぞ !
李衣菜:
うん、あいかわらず言葉はちょっと難しいけど……
協力して頑張ろうね !
今日の私は、ロックだけじゃないってところを見せるからさ !
:
へぇ……二人とも、ちょっと意外だな。
李衣菜:
へ?
蘭子:
なにが?
:
……あぁ、二人とも、
それぞれ大事にしているものが違うと思ってたから。
蘭子:
それは、いかにも。
李衣菜:
うん。
私はロックが大事だし、蘭子ちゃんはゴシックが大事なのは
変わらないよ。ね?
蘭子:
うむ。
:
でも、いまはそうじゃないように見えるけど……。
李衣菜:
そうだね。だって、いまはユニットの一人だから !
蘭子:
《蒼ノ楽団》の楽団員である以上、
守るべき、優先すべきは個ではなく全。
ゆえに、我らは個ではなく、楽団のために歌うの !
:
ふーん……そういう考え方なんだ。
李衣菜:
今回は期間限定のユニットでしょ?
いつものユニットでも、ソロでもないじゃん。
だから、いまの私たち5人を楽しみたくてさ !
蘭子:
帰る場所は常にあるし、
独りでの戦いに赴くことは、いつでもできる。
李衣菜:
そう、それに、今回みたいにいろんなユニットを組む機会は
いつでもあるわけじゃないしさ。
しかも、その度にどんな音楽がやれるか、毎回分からないし。
蘭子:
私と、李衣菜さんが組むことは、いままでなかった。
プロジェクトが同じでも、ユニットは違う。
ゆえに、この宴は、可能性の扉……。
李衣菜:
だから、私たちなりの音楽をセッションしよう、
楽しもうって話してたんだ。
それって、結構ロックじゃない?
:
そうだね。
たしかに、どんなステージになるかわからない。
蘭子:
そう……まだ見ぬ歓喜に、心が震えているわ……。
李衣菜:
この5人で最高のステージができたら、
それが私にとってのロックかなって !
へへっ !
:
李衣菜……見直したよ。
李衣菜:
えぇっ ! ?
見直したって、それどういうことー ! ?
:
ふふ。言葉通りだけど。
李衣菜:
まったく、失礼しちゃうなー !
とにかく、今日は全力で楽しんでいこう !
私たちでしか歌えない歌を、歌うためにね !
蘭子:
さぁ往こう ! 魂の……赴くままに !

Chapter 4: ステージの輝き

ステージの輝き
ステージ袖
:
ついに、私たちのユニットの、出番……か。
李衣菜:
どんな舞台になるか、楽しみだね !
美波:
うん、ドキドキしてきた…… !
:
LIVEの前にステージ裏で控えてると、よく思うんだ。
ファンのみんなが、たくさんの人が楽しみにしている……
私たちを、待っててくれてるんだって。
李衣菜:
そうだね、みんながわくわくしてるのが、
舞台裏にいる私たちにまで伝わってくるのを感じるよ !
:
でも、それって
私はすごいことだと思うんだ。
だって、私はそんな楽しみにされる人間なんかじゃないから。
美波:
そう、かなぁ?
:
だって、街を歩いてる私を気にとめる人なんていない。
けどそんな私が、ステージに立つだけで、
たくさんの人に歓声をもらうことができる。
:
それって、ステージの上に立つアイドルだから、じゃないかな。
李衣菜:
そうだね。
ステージの上で、スポットライトを浴びられるのは、
アイドルだからだよね。
:
うん。
ただの私を、衣装とステージと、ファンの声が変えてくれるんだ。
アイドルっていう存在に。
美波:
私も、ステージの上では、
なんだか自分が自分じゃなくなっちゃうみたいに感じるなぁ……。
:
美波は、ちょっと変わりすぎだけど……。
李衣菜:
だね !
美波:
えぇっ、私、そんなに変 ! ?
:
変っていうか、アイドルの美波と素の美波はだいぶ違うよね。
李衣菜:
こっちが驚くくらいにね ! テンションも高いし !
美波:
そう、かなぁ……あんまり自覚は無かったんだけど、
じゃあ、今度から気をつけるね !
:
いや、気をつけなくっていいと思う。
それが美波のいいところだと感じるし。
李衣菜:
二重人格とまでは言わないけどさ……なんか、かっこいいじゃん。
美波:
えぇっ、凛ちゃんも、李衣菜ちゃんも、それ、褒めてる……?
:
……褒めてる?
李衣菜:
褒めてるって言うのとは、ちょっと違う……かなぁ?
:
うん。褒めてるわけでは、ないかな。
美波:
そんなぁ……。
:
褒めてるわけではないけど、認めてる。
ステージの上での美波は、たしかに輝いてるから。
美波:
凛ちゃん……。ありがとう !
凛ちゃんも、ステージの上ではすっごくキラキラしてるよ !
もちろん、李衣菜ちゃんも !
:
ふふ。やめてよ。
私は、ステージの上でも私らしくいたいだけだよ。
李衣菜:
そうそう !
ステージの上でどうふるまうか……
それを自分で決められるってのも、ロックじゃない?
美波:
ん~……
よくわからないけど、ロックって、そういうものなのかな?
:
さぁ……李衣菜のいうロックは、李衣菜流だから。
ふふっ。
李衣菜:
な、なんだよ~ !
自分がロックだと思ったら、ロックなんだから !
美波:
ふふ、それがロックなんだね !
李衣菜:
んぐぐ……絶対分かってないな~……
いいよ、このステージで、凛ちゃんにも美波さんにも、
みんなに分からせてあげるんだから~ ! !

Chapter 5: お姉さんが教えてあげる

お姉さんが教えてあげる
LIVE後
美波:
みんな、ステージお疲れさま !
:
おつかれさま~。私たちらしいステージ、披露できたかしら。
蘭子:
うむ……私たちにしか放てぬ奇跡を、舞台に描いたわ !
:
奇跡を披露して、疲労しちゃったわね~。
美波:
ふふっ。お疲れですね。
今日までレッスンも多かったですし、
ようやくゆっくり休めますね。
:
えぇ。
でも、一番頑張っていたのは美波ちゃんだって、
みんな分かっていますから。
美波:
そんなこと、ありませんよ~ !
蘭子:
みなを導くその姿、まさに天上の女神のよう…… !
美波:
め、女神とか、そういうのはいいから !
もう、蘭子ちゃんったら !
蘭子:
フフフ……なにも恥じることはないわ !
:
えぇ。リーダー役として、みんなをまとめて、
スケジュールを調整して、プロデューサーさんと私たちを
ステージに集中できるようにしてくれたわね。
:
そんな仕事をしながら、一緒にレッスンをして、
さすが、真面目な美波ちゃん♪
美波:
なぜか、褒められているようには聞こえないんですけど……。
:
そんなことないわよ~♪
蘭子:
あっ……あの、美波……さん。
美波:
ん、なぁに? 蘭子ちゃん。
蘭子:
その……あ、ありがとう。
美波:
う、うん ! どうしたの、あらたまっちゃって。
蘭子:
その……私、いろいろと手伝ってもらって、嬉しくて……
だから、ほんとうの言葉で、伝えたかったの……。
:
ふふっ。蘭子ちゃんは優しいのね。
美波:
こちらこそ、今回は一緒にお仕事できてとっても楽しかったよ。
ありがとう !
でも、どんな言葉だって、ちゃんと想いは伝わってるから !
蘭子:
そ、そう……?
:
そうそう、美波ちゃんは言葉のことばっかり考えてますから♪
蘭子:
そ、そうなんだ……。
美波:
ちょっと、楓さん !
純粋な蘭子ちゃんに変なダジャレ混ぜて
ウソ教えるのはダメですっ !
:
うふふ。怒られちゃった♪
でも、美波ちゃんは誰より優しくて理解がありますからね。
悩みがあったら美波お姉さんに相談するといいわよ。
蘭子:
お、お姉さん…… !
美波:
ふふっ。
お勉強を教えてあげるとか、そういうことなら、
もっと得意だよ♪
蘭子:
あぁっ !
:
どうしたの?
蘭子:
……レッスンで忙しくて、宿題をやってないの、
思い出しちゃって。
美波:
ふふっ。じゃあ、このフェスが終わったら、
次は宿題を頑張りましょうね♪
蘭子:
はぁい…… !

ED: 歌姫達の饗宴

歌姫達の饗宴
事務所
蘭子:
夢のような日々は一瞬で過ぎてしまったが……
私たちの心には消えることのない思い出が刻まれたわ……。
美波:
ふふっ。蘭子ちゃんは詩人ね。
でも、本当に一瞬で終わっちゃった気がするね。
:
夢中になってると、時間が過ぎるのが早いから……。
李衣菜:
そうそう !
私たち5人のセッション、最高の時間だったよ !
蘭子:
うむ……。
蒼黒の歌姫達の饗宴、見事だったわ……。
美波:
歌姫だなんて。
でも、機会があったらまた歌いたいね。
:
そうだね。
でも、いろんなユニットを組めるのも楽しいから、
これに限らず、たくさんの組み合わせで歌ってみたいね。
李衣菜:
だよね !
やっぱり、私たちってアイドルだけどシンガーだから、
いろんな人とセッションしたいな~ !
:
でも、李衣菜ちゃんは誰と組んでも
解散しないといけないんですよね。
李衣菜:
え?
蘭子:
なぜゆえに……?
:
だって、李衣菜ちゃんはロックなんでしょう?
李衣菜:
そ、そうですね……
ロックかロックじゃないかで言うと、
超ロックですからね…… !
蘭子:
ちょ、ち、超……。
李衣菜:
……へへっ。
:
……はぁ。
美波:
で、楓さん。
李衣菜ちゃんはどうしてユニットを
解散しないといけないんですか?
李衣菜:
そ、そうそう ! なんでですか !
:
だって、ロックバンドっていったら解散じゃないですか。
:
あぁ、そういうこと……。
李衣菜:
え? そうなの?
蘭子:
満ちた器は割れる運命なのか……?
美波:
たしかに、ロックバンドっていったら、
音楽性の違いとかで、いつも解散してるイメージですね。
:
そうそう。
だから、きっと李衣菜ちゃんも、どんなユニットを組んでも
解散してしまうんだろうなぁって思って。
:
……李衣菜としては、どうなの?
李衣菜:
えっ? !
蘭子:
我らは、離ればなれになる運命を背負って生まれてきたのか……?
李衣菜:
えっと、それは……。
美波:
どうなの、李衣菜ちゃん。
:
ロックな解散、しちゃうんですか?
李衣菜:
か、解散は……。
蘭子:
解散は……?
李衣菜:
解散は、しま……すん !
:
どっちやねん♪
:
……楓さんの関西弁、初めて見た。
:
ふふっ、和歌山は、関西圏ですからね。
私も、こんなツッコミいれたの、久しぶりですけど。
李衣菜:
だってだって~、
解散するっていったらみんな悲しむかと思ったし、
でも、もともと期間限定で活動してきたわけで……。
美波:
そうだよね。
李衣菜ちゃんだって困るよね。
:
李衣菜ちゃん、困らせちゃってごめんなさい。
蘭子:
……たとえ遠く離れても、私たちの思いは一つ !
:
ふふっ。歌詞にあったみたいだね。
:
じゃあ、いま私たちが見ている景色が、
ブルートパーズにあたるのかしら。
蘭子:
ならば、この輝きは、永遠のものとなろうぞ !
李衣菜:
うんうん、
なんか、結果的にいい感じにまとまったんじゃない?
美波:
李衣菜ちゃん次第で、
解散するかしないかが決まるみたいだったもんね。
李衣菜:
それはさすがに私だけじゃ決められないからね~。
ま、ロックなのは解散する方だと思うけど !
:
じゃあ、解散ってことですし、
前回同様、打ち上げをしましょうか !
:
…… !
:
ほら、今回も、王様ゲー……。
:
それはなしっ !
ちゃんとした打ち上げにしよう ! ね !
美波:
ふふっ。今回は、お酒もおふざけもなしで、ですね !
:
はーい♪
李衣菜:
うん !
蘭子:
ならば、ともに赴こうぞ !
我らが楽団の、フィナーレを奏でに !