Tsubomi (event)/Commus
Contents
Preview 1[edit]
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つぼみ |
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|---|---|---|
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Shiki |
咲く前の花は、つぼみっていうんだ。 それは、まだどんな花になるか分からない、 希望の象徴。 |
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Shiki |
あたし、一ノ瀬志希と4人の女の子が歌うよ。 |
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Shiki |
そう、みんなにお知らせね。 イベント「つぼみ」は近日開催だよ。 『この場所から 君へとうたうよ』 |
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Preview 2[edit]
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つぼみ |
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|---|---|---|
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Yumi |
誰でも、心の中に一つの種を持ってるんだ。 それは、様々な色や形をしていて、 花になる日を待ってるの。 |
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Yumi |
私、相葉夕美が、 仲間のみんなといっしょに伝えるね。 |
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Yumi |
ファンのみなさんにお知らせです。 イベント「つぼみ」、近日開催だよ。 『歩んできた時《みち》 忘れないように』 |
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Opening[edit]
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色とりどりの花 |
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|---|---|---|
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事務所に集まった周子、みく、楓、夕美、志希。一同はプロダクションの代表として、フェスに出場し、「つぼみ」を歌うことになった。ステージで花開くまでは、まだつぼみの5人だが、本番では色とりどりの花を咲かせることを誓うのだった。 |
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事務所 |
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Syuko |
おはよー。どーもー、おひさー。 |
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Miku |
おはよう ! 周子チャン ! 楓さんも夕美チャンも、Pチャンも待ってたよ ! |
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Kaede |
おはようございます。 これで、みんな揃いましたね。 打ち合わせを始めましょうか。 |
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Yumi |
ほら、志希ちゃん。起きてっ。 打ち合わせが始まるよっ ! |
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Shiki |
むにゃー……ふわぁーーーーーあ。 んー、起きた ! おはよー ! |
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(Select an option) | ||
| おはよう |
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Syuko |
で、今日はなんの打ち合わせで集合だっけ? ていうか、このメンツ、見覚えある気がする。 |
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Yumi |
みんなでレコーディングと打ち上げしたよねっ。 みくちゃんからもらったネコミミ、大切にとってあるよ ! |
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Miku |
ほんと? みくも夕美チャンからもらったお花、飾ってあるよ ! |
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Kaede |
なつかしいわ……レコーディング、楽しかったですね。 なぜか、打ち上げの記憶は曖昧ですけど……。 |
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Shiki |
あたしもなんか気持ちよかったことしか覚えてないにゃー。 |
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Miku |
志希チャンも楓さんも ! もー、あのときは大変だったんだから ! あんな危ない打ち上げなんてもうナシだからね ! |
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Yumi |
それで、そのメンバーで集合ということは、つまり……? |
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(Select an option) | ||
| 5人で歌ってもらう |
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Syuko |
へー。あたしら5人でかぁ。いいじゃん。 でも、もうちょっと教えてよ。 |
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| 詳細を説明した…… |
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Miku |
へー、5人でフェスに出るんだ ! プロダクション代表としての選出なら、頑張るしかないにゃあ~ ! |
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Kaede |
代表なんて、なんだか気が引き締まりますね。 過大評価にも思えますけど…… 選ばれたからには、ベストを尽くしましょう。 |
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Yumi |
そっか、ユニット制じゃないからリーダーもなしなんですね。 個人個人、頑張らなくちゃ ! |
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Shiki |
そーお? あたしは気楽でいいと思うなー。 LIVEをエンジョイしてさー……。 |
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Miku |
志希チャン ! 今回はちゃんとやらなきゃダメなのにゃあ ! |
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Shiki |
ふぁーい。 |
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Yumi |
でも、嬉しいなぁ……。 |
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Kaede |
夕美ちゃん、いいことでもあった? すごく幸せそうな顔をしているようだけど。 |
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Yumi |
えぇ。『つぼみ』っていうすてきな歌をうたう機会をもらえて、 こうしてステージで披露する機会がもらえて、 ファンのみんなにも聞いてもらえると思ったら……嬉しくって。 |
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Syuko |
ふーん、夕美ちゃんはマジメだねー。 でも、この歌でイベントに出られるなんて思ってなかったから、 あたしもちゃんとしなきゃかなー。代表らしいし。 |
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Shiki |
ん~……つぼみかぁ……あー、いい歌だよね。 詩にもメロディにも、自然と気持ちが入るっていうか。 不思議なんだけど……ヤな感じじゃなーい。 |
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Miku |
うんうん ! それに、花咲くいまの季節にぴったりな歌だし ! |
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Kaede |
花は、つぼみからひらく瞬間が最も美しいそうです。 私たちも同じように、美しく咲きたいですね。 |
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Yumi |
つまり……私たちはみんなまだ、つぼみなのかな? |
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Miku |
……かもしれないにゃ。 |
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Syuko |
だとしたらさ。まだつぼみのあたしたちだけど、 いっちょこのステージで大輪の花、咲かせちゃおうよ ! ねっ ! |
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Shiki |
おー ! えぇ。 |
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Yumi |
はいっ ! にゃー ! |
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Chapter 1[edit]
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向日葵色の親愛 |
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|---|---|---|
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レッスン場を手配したり、アロマを準備する夕美。周子と志希は、夕美に気配りをする理由を問いかけた。すると夕美は、5人揃って花を咲かせたいから、と微笑む。夕美の気配りは親愛なるメンバーへの優しさだった。 |
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事務所 |
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Shiki |
ぐでーん。 ふにゃふにゃふにゃー。 |
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Syuko |
いやいや志希ちゃん、やる気失いすぎでしょ。 『おー ! 』とか、さっき元気よく言ってたじゃん。 プロデューサーいなくなったとたんにそれ? |
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Shiki |
だってわかんないんだもん。何をどうするの? 定量化も数値化もできない、定義できないスローガンを掲げるのは 日本人の悪い癖だよー。 |
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Syuko |
よし、こういうときは常識人の夕美ちゃんに聞いてみよう ! |
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Shiki |
あ、かわした ! |
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Syuko |
まーまー ! ……というわけで夕美ちゃん、どう思う? つぼみから花咲こうって、具体的にどうすんのかなー。 |
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Yumi |
えっ、えぇっ? 私に聞かれても? ! |
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Shiki |
夕美ちゃんが答えらんなかったら、終わりだよー。 |
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Yumi |
うーん……。そうだなぁ……これは私の考えだけど、いいかな? |
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Syuko |
どーぞどーぞ。なんかあるなら言ってみてー。 |
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Yumi |
花を咲かせるっていうのは、たとえ話でしょう? 私たちで考えたら、いつもよりもっとステージを楽しむとか、 いきいきした姿を見てもらうとか、そういうことじゃないかなぁ。 |
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Shiki |
ふむふむ。ふむ? |
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Yumi |
でもそのためには、しなきゃいけないことがあると私は思ってて。 |
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Syuko |
しなきゃいけないこと? |
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Yumi |
それは、なにかにチャレンジするとか、 興味がなかった部分に興味を持ってみるとか、 できないことをできるようになったりとか……。 |
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Yumi |
そういうことが大事なのかなって思うんだ。 ……あっ、その、なんか偉そうにごめんねっ。 そんなことを、ただぼんやり考えてたってだけでっ ! |
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Syuko |
へー。いやー、さすが常識人だわ。 ちゃんと真面目にどうするか考えてたんだ。 |
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Shiki |
ふむふむ、ふむふむ……。 んー……Challenge, Interest, and Do it ! |
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Syuko |
あいかわらずなに言ってんのかたまにわかんないけど、 分かったならよかったわ。 じゃ、それを目指して……まずはレッスンでもやりますかねー。 |
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Syuko |
って、そもそもレッスン場を押さえてなかったか。 やるなら明日からかなー。 |
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Yumi |
あっ、レッスン場なら、もう準備してあるよ。 行こっか ! |
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レッスンルーム |
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Shiki |
ふんふん……くんかくんか…… なんかこの部屋、ぴしっとする ! 刺激的~ ! |
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Yumi |
あっ、気づいた? 志希ちゃんやみんなが集中してレッスンできるように、 ペパーミントのアロマを用意しておいたの。 |
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Syuko |
へー。レッスン場の手配といい、アロマの用意といい、 ほんとに夕美ちゃんは出来た子だよねー。 なんでそんなに優しくしてくれるの? |
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Yumi |
特別優しくしているつもりはなかったんだけど…… そうだなぁ、野に咲く一輪の花はすてきだけど、 五輪揃って咲いてたら、もっとすてきだと思うんだ。 |
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Yumi |
私はステージでそういう景色が見たいの。 そのためには、自分だけがきれいにできても、ダメだから。 みんなで頑張りたいじゃない? |
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Syuko |
なるほどね。いやー、心がキレイすぎる。 それにちゃんと考えてるなー。 |
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Yumi |
……っていう理由は、いま考えたんだけどね。 レッスンルームの手配とか、アロマの準備とかは、ただそうしたくて なんとなくやってただけなんだ。 |
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Syuko |
あ、そうなん? やっぱりそうだよね。 頭より体が先に動くタイプだもんね? ……ま、それが夕美ちゃんらしさってことなんだろうけど ! |
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Yumi |
えへへ……さて、そんなわけだから、 みんなといっしょにレッスンも頑張りたいなっ。 ねぇ、志希ちゃん……志希ちゃん? |
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Shiki |
つーん。 |
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Syuko |
なにやってんの? |
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Shiki |
しき、ミントかいだ。つーんとした。つーん。 |
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Yumi |
だ、大丈夫 ! ? |
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Shiki |
大丈夫、大丈夫ー。 ちょっと脳がすっきりしすぎてるだけだからー ! |
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Yumi |
ふふっ。志希ちゃんも考えるより先に動くタイプなのかな? じゃあ、似たもの同士、レッスンも頑張ろうねっ ! |
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Shiki |
おっけー ! |
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Yumi |
周子ちゃんも ! |
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Syuko |
はいよー。 |
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Chapter 2[edit]
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水縹色の自由 |
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|---|---|---|
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レッスンをする周子、みく、夕美。今回のLIVEの目標は、それぞれのつぼみを咲かせること。普段は積極的に他人と関わろうとしない自由気ままな周子だが、今回は違った。周子なりの方法で、仲間を気遣ったのだった。 |
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レッスンルーム |
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Miku |
……ワン、ツー、スリー、フォー あ、あれ、次ってどっちだったっけ。えっと……。 |
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Yumi |
右から左だよっ。 もう一回やる? |
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Miku |
……じゃあ、今のところもう一回お願いにゃ ! ……ううん、今のところじゃなくてやっぱり最初っから ! |
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Yumi |
最初っからね。でも……大丈夫? みくちゃんさっきからずっと踊りっぱなしだよ? |
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Syuko |
ちょっとは休憩したらー? |
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Miku |
うーん、だって振り付けが覚えられてないの、 この中だとみくだけだし……。 |
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Syuko |
そりゃこの中ではの話じゃん? 楓さんと志希ちゃんは? |
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Yumi |
楓さんは別件のお仕事があるから、 みんなで合わせるのは前日までできないみたい。 志希ちゃんはもうフリ覚えたからって、そこでお昼寝してるよ。 |
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Syuko |
楓さんはともかく、志希ちゃんは猫っぽいっていうか天才肌だなー。 空気読まない辺りもあの子らしいね。 |
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Miku |
みくは……負けてられない ! もう一回、最初から ! |
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Syuko |
べつに、そこで張り合わなくったって。 志希ちゃんの猫っぽいところもあれはあれでかわいいもんよ? |
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Miku |
そ、そういうことじゃないし ! アイドルのお仕事で手を抜くなんてやなの ! |
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Syuko |
んー、手を抜けって言ってるわけじゃなくって、 休憩したらーって言ってるだけなんだけど……。 |
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Miku |
だって、やっとできそうになってきたのに、 ここで休んだら抜けちゃうかもしれないもん……。 |
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Syuko |
ま、あたしには関係ないからいいけどねー。 |
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Yumi |
周子ちゃん。周子ちゃんのつぼみは、そこにあるのかも。 |
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Syuko |
え……? |
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Miku |
みく……間違ったこと言ってないもん。 頑張らなきゃって思ってるだけだもん。 |
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Yumi |
……つぼみ、ね? |
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Syuko |
あぁ……こないだの話? 『興味がなかった部分に興味を持ってみるとか』 ……かぁ。まぁ、そうかな。 |
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Syuko |
みくちゃん。 あたし、自分でいうのもなんだけど、超マイペースだからさ。 どんなときも自分のペースでいたいんだよね。 |
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Syuko |
レッスンだって、こうして合同でやってるけど、 個人個人で向き不向きがあるし、 だからこそ、無理に合わせる必要もないと思ってる。 |
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Syuko |
でも、それってレッスンを頑張りたいみくちゃんを 否定したいわけじゃなくってさ。 あたしなら、休憩挟みつつやるよーっていうだけなんだよ。 |
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Miku |
……うん。 |
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Syuko |
ま、そこはそこであたしも直さなきゃいけないところなんだけど…… でも、つらい思いをしてまではやりたくないしさ。 仲間がつらそうにしてるのを見るのも、まぁ、いいもんじゃないし。 |
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Miku |
……そうだね。 |
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Syuko |
ぶっ続けで練習してたら効率だって悪くなるじゃん。 ほら、記録用のムービー見て、どこが悪かったか確認したら? 身体休めながら覚えたら、休憩も無駄にならないよ。 |
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Miku |
それは、そうかも。 |
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Yumi |
ねっ。ほら、みくちゃん、このタオル使って ! ドリンクもあるから ! |
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Miku |
夕美チャン……ありがとにゃ。 周子チャンも……ね。 |
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Syuko |
よしよし。 それじゃ、みくちゃんが休んでるあいだに、 ちょっくらシューコちゃんが踊ってみますかー。 |
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Yumi |
おっ、周子ちゃんの本領、発揮かな? |
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Syuko |
よっ、とっ、そらっ ! |
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Miku |
ぜ、ぜんぜん踊れてないにゃあ~ ! ! |
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Syuko |
ま、案外そんなもんだよね。あっはっは ! だから、焦らずやってこうよ。ね ! |
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Miku |
まーったく、仕方ないにゃあ ! |
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Yumi |
ふふっ。休憩したら、またみんなでがんばろうねっ。 |
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Chapter 3[edit]
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臙脂色の歌声 |
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|---|---|---|
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ネコミミをつけず、レッスンを終えたみく。だが、志希は、ネコミミのないみくは『みくにゃん』ではなく、『みく』だとからかう。困惑するみくだが、たしかに自分らしさに悩んでいたと打ち明ける。志希と楓から助言をもらったみくは、ステージの上で、ファンに答えを見つけてもらうことにするのだった。 |
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収録スタジオ |
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Miku |
ふぅ……おわったにゃ~。 |
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Kaede |
みくちゃん、お疲れさま。 今日は午前中から『つぼみ』のヴィジュアル撮影に ヴォーカルレッスンと、大変でしたね。 |
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Shiki |
ハードなスケジュールだよねー。 でも、忙しくなってくると、LIVEステージが 近づいてきたって気がする ! |
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Miku |
ふふっ、そうかも ! だんだん、ドキドキそわそわしてくるのにゃ ! |
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Shiki |
って言うけど、今日のみくちゃんネコミミついてなかったよね? そのせいじゃないの? |
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Kaede |
そういえば、グラビア撮影のときも、ついてませんでしたね。 いまは……ヘッドホンの邪魔になるから、取ったのかしら? |
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Miku |
わぁぁ ! そ、そうだけど ! ねこみみがないみくに何か問題でも ! ? |
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Shiki |
ん~…… みみなしじゃ、みくにゃんじゃなくなっちゃうんじゃない? |
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Miku |
えぇ~じゃあ、何になるって言うのにゃ ! ? |
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Shiki |
みく。 |
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Miku |
みくはみくだよ ! ? |
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Shiki |
違うよ ! みくにゃんはみくじゃないよ ! みくだよ ! ! |
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Miku |
え、えぇ~……。 |
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Kaede |
ふふっ。まるで謎かけみたいですね。 |
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Shiki |
あ、もしかして、しっぽはついてる? ! ちょっと見せてみ……。 |
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Miku |
キャー ! スカートめくるのやめるにゃあ ! ! |
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Miku |
はぁ……みく、なんか疲れた。 |
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Kaede |
ふふっ。みくちゃんと志希ちゃん、仲良くていいですね。 |
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Shiki |
にゃは~。 |
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Miku |
まぁ……はい……。どうも……。 |
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Kaede |
でも、さっき志希ちゃんが言っていたこと、 意外と的を得ていますよね。 |
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Miku |
さっき志希チャンが言ってたことって…… ねこみみをつけてないみくはみくかってこと? |
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Kaede |
えぇ。そんなこと、考えたことありませんか? |
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Shiki |
考えたことあるに決まってるよ ! だってみくちゃんマジメだもん ! |
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Miku |
うっ……。たしかに、今回のステージ、みくはずっと悩んでたの。 イベントのグラビアは耳もしっぽもナシ、歌はみくらしさとは 全然違う、きれいな歌……。 |
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Miku |
ソロで、自分の曲をもらうときはみくらしさを出せるけど、 みんなと歌うときはどうしたらいいか…… それこそ、どんな顔して歌ったらいいのかなって。 |
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Kaede |
どんなとき、どんな歌であっても、 自分らしさを表現したいですよね。 |
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Shiki |
そんなの、デフォルトにしてればいいんだよー。 |
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Miku |
そんなのって言われてもわかんないから ! |
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Shiki |
んもー。 |
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Miku |
みくは、ねこみみもねこしっぽも無しで、自分らしくいるのって、 どうしたらいいかわかんない。もし、それを見つけられたら、 つぼみが花になったって言えると思うんだ。 |
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Kaede |
そうね……正解は分からないけど、みんなと同じ歌をうたって、 それでも出てくるところがみくちゃんらしさじゃないかしら。 |
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Miku |
5人で歌って、出てくるところ……。 |
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Shiki |
でもそれは、5人を同時に観察できる人間しか発見できないよね。 ってことはつまり、ファンしか気づけないことなんだなー ! |
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Kaede |
自分らしさが自分には見えない……ふふっ。 やっぱり謎かけみたいですね。 |
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Miku |
……じゃあ、みくはファンの猫チャンたちに見つけてもらうにゃ ! みくの、みくらしいところを……ステージの上で ! |
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Chapter 4[edit]
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深紅の情熱 |
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|---|---|---|
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LIVE前。志希は周子と楓を観察していた。志希は自分のつぼみを咲かせるため、何が必要なのかを考えていた。楓と周子の言葉で、自分には『熱』が足りないと気づかされた志希。ファンの情熱を感じられるステージに立つ瞬間を待ちわびるのだった。 |
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LIVE会場 |
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Syuko |
ついに本番かー。あっという間だったなー。 始まる前からもうあたし、感動いっぱい胸いっぱいだわ。 |
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Kaede |
それなら私も一杯、付き合いましょうか。なんて。うふふ。 |
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Shiki |
じー……。 |
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Syuko |
ところが残念、あたしはまだ未成年なんで、 一杯お付き合いはできないんだなー。 二十歳になったらおいしいお店教えてもらえます? |
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Kaede |
もちろんです♪ いっしょに飲める日が楽しみですね。 |
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Shiki |
じー……。 |
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Syuko |
こんどこそ、危ない打ち上げじゃなくって、 ちゃんとしたお店で……って何よ、志希ちゃん? 会話に混ざりたかったら入っておいでよー。 |
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Kaede |
なにか、考えごとかしら? |
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Shiki |
つぼみについて、考えてたー。 |
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|
Kaede |
つぼみについて……? |
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Shiki |
『なにかにチャレンジするとか、 興味がなかった部分に興味を持ってみるとか、 できないことをできるようになったりとか……』ってやつ。 |
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Syuko |
あぁ、アレね。 |
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Shiki |
あたしは、アイドルそのものがチャレンジだし、 できないことはないから、 興味を持ってみることにしたの。みんなに。 |
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Kaede |
へぇ……それで、どうだったのかしら? |
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Shiki |
夕美ちゃんはみんなとの景色をみたいって言ってた。 だから、裏方の仕事を勝手にやってる。 損得もないし、感謝されるためじゃない。すごくない? |
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Shiki |
みくちゃんは自分らしく歌いたいって言ってた。 そう思ってる時点で、もう自分があるよね。 でも素直だから、ぜんぜん気づいてない。かわいいよね。 |
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|
Syuko |
あー。それ以上先は、いいよ。 |
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|
Shiki |
周子ちゃんは自由でいたいって言ってた。 でも、まだダンスが覚えられてないみくちゃんのために、 わざと踊れないふりをしてた。自分から、嘘をついたよねー。 |
|
|
Syuko |
あちゃー。やっぱバレてたか……。 これだから鼻が利く子は……。 |
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Shiki |
みんながそれぞれのつぼみを育ててる。 楓さんのは聞いてないけど……。 でも、あたしはなにを育てたらいいか、わかんない。 |
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|
Kaede |
志希ちゃん……。 |
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Shiki |
今まではどんなことをしてたって正解は見えたんだよ。 テストだって、勉強だって、研究だって、どんなパズルも すぐに解けて、周りの大人はみんな褒めてくれた。 |
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Syuko |
でも、ステージ直前になってもまだわかんない、と。 |
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Kaede |
そう……。 なら、志希ちゃん、植物についてのクイズね。 種が発芽する条件って知ってる? |
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Shiki |
んー、ボタニーは専攻と全然違うけど…… 酸素と水、それと……光、じゃない、熱だったかなー? それがどうかした? |
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Syuko |
……普通それさらっと出てこないわ。 |
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|
Kaede |
ふふ。 植物の種だって芽が出るためには条件が必要でしょう? 志希ちゃんも、同じかもしれないわ。 |
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Syuko |
あー。そうね。 水と酸素はあっても、熱が足りないとかさ? |
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|
Shiki |
……熱? |
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|
Kaede |
そう。熱が足りないのかも。 |
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|
Shiki |
どこでなら、見つけられる? ねぇ、どこにあるの? |
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Syuko |
言うてあと6時間後には、もらえるんじゃないかなー。 ステージの上で、たくさんのファンからさ。 |
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Kaede |
えぇ。温かな情熱を、もらえると思うわ。 |
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|
Shiki |
……そっか ! ステージ ! あたしの全身が興奮でいっぱいになる、ステージ ! そこでなら、熱がもらえる ! つぼみが咲ける ! |
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|
Syuko |
なら、いまはなくても、いいんじゃない。 |
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Kaede |
ステージを、満喫しましょうね。 |
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|
Shiki |
うん ! 高まってきた ! あたし、ステージに立ちたい ! はやく ! はやくはやくはやく~ ! |
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Syuko |
ふふふっ、走り回ったって時間は早くやってこないよ~。 |
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Shiki |
は~や~く~ ! |
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Chapter 5[edit]
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萌葱色の心 |
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|---|---|---|
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LIVEが終わり、感想を語り合うみく、夕美、楓。いつも大人で完璧な姿であることを求められる楓だが、自分も弱いところはあると打ち明けた。みくと夕美は、楓のパフォーマンスでファンが喜んでいたと励ます。みくと夕美の心遣いにより、楓のつぼみはほころんだのだった。 |
' | |
|
LIVE終了後 |
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Miku |
あらためて本番、お疲れさまにゃ~。 |
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Yumi |
いいステージになったよね。 みんな、思い思いにパフォーマンスしてたみたい。 |
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Kaede |
……。 |
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Miku |
ん? 楓さん? |
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|
Kaede |
……はぁ。 |
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Yumi |
楓さん、客席をじっと眺めて……どうかしたんですか? |
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|
Kaede |
あぁ、ごめんなさい。 ちょっと思い出していて。 本番が始まる前に、志希ちゃんに言われたんです。 |
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Kaede |
『なにかにチャレンジするとか、 興味がなかった部分に興味を持ってみるとか、 できないことをできるようになったりとか』……って。 |
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|
Yumi |
あ……それ、私が言ったつぼみの話ですね。 |
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Kaede |
そう……志希ちゃんは、つぼみを咲かせるために、 必要なことを考えているって言ってました。 |
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|
Kaede |
そのときは、私も偉そうにアドバイスしたんです。 志希ちゃんが珍しく思い悩んでいるようだったから、 あなたに足りないものはこれじゃないかしら、なんて。 |
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|
Miku |
そうなんだ。 でも、それがどうかしたにゃ? |
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Kaede |
内心では、私、困ってたんです。 |
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Yumi |
困る……? |
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Kaede |
ほかのお仕事が忙しくて、みんなとちゃんとレッスンもできなくて。 それでも、周りからは完璧な姿を要求されて。大人に見られて。 大人だから、できないことはないと思われていたでしょう。 |
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Kaede |
でも、この歳になったって、できないことはたくさんあるんです。 悩むことや迷うことだってたくさんあるんですよ。 みんなの純粋なまぶしさに嫉妬してしまうことだって……。 |
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Yumi |
楓さんが……? |
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Miku |
で、でも、ステージは無事に成功したにゃ ! 楓さんはプロとして必要なことを、したはずじゃないの? |
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Yumi |
ファンのみんな、笑顔で手を振ってくれていましたよ? |
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Kaede |
そう思ってくれたなら、いいんですけど……。 |
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Kaede |
私にとってのつぼみは、弱い自分を隠し通すこと だったのかもしれません。 それが、志希ちゃんに見抜かれてしまうような嘘だったとしても……。 |
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Yumi |
人を傷つけない優しい嘘なら、いいと思いますよ。 |
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Miku |
そうだよ、楓さん ! ファンの笑顔は嘘じゃなかったもん ! |
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Kaede |
ごめんなさい、2人とも……困らせちゃって。 いきなりこんなことを言われたら、戸惑いますよね。 でも、聞いてくれて、励ましてくれて、ありがとう。 |
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Yumi |
私は……なんだか親近感がわきましたよ。 楓さんも悩んだりするんだなぁって。 私もよく、悩みがなさそうでいいねって言われますから。 |
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Kaede |
あら……本当に? |
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Miku |
そんなの、失礼すぎるし ! |
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Yumi |
それも、理由が『いつでもお花を育てていて楽しそうだから』って。 楓さんの『大人だから』って理由と大差ないですよね。 |
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Miku |
どっちもすごい失礼だし ! ? |
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Kaede |
ふふっ。みんな、そんなものなのかもしれませんね。 |
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Yumi |
ふふふ、ですねっ。じゃあ、楓さん。 いまの、本当の悩みとかって聞かせてもらえますか? |
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Kaede |
いまの悩み、ですか? そうね……んんー……あっ。 洗剤が切れてるから、買って帰らなきゃってこと、とか? |
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Miku |
なるほどー、ってそれ悩みじゃないし ! ? |
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Kaede |
うふふっ。 あははっ。 |
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Ending[edit]
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桜色の風 |
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LIVEが無事に終わり、周子、みく、楓、夕美、志希の5人とPは、打ち上げを兼ねて遅いお花見を催すことにした。レッスンやLIVEを通じて、自分たちのつぼみを開花させた5人は、温かな心でお花見を楽しむ。桜色の風の中に、成長した5人の笑顔が咲き誇るのだった。 |
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楽屋 |
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Kaede |
終わってしまうといつも思いますが、いいLIVEでしたね。 プロデューサーさん、いかがでしたか? |
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(Select an option) | ||
| 最高だった |
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Syuko |
なんか大げさやね。ふふっ。 でも、ステージは何度立っても最高に気持ちいいよ。ホント。 |
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Miku |
ステージの上から見たサインライトのお花畑、 すっごくきれいだったにゃあ……。 |
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Yumi |
そうだねっ。 とっても感動的で、ずっと見ていたいなぁって思ったよ。 優しい光に包まれてたよねっ。 |
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Shiki |
ほんと、あったかかったなー。 まだ身体にあの熱が残ってるみたいで。 やっぱり、ステージって最高に面白いっ ! |
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Miku |
そういえば、今日はもうこれで解散なの~? どうせだから、みんなで打ち上げでもしたいにゃあ~。 |
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Syuko |
神様仏様プロデューサー様、なにとぞー。 |
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(Select an option) | ||
| お花見にいこう |
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Yumi |
お花見 ! いいねっ ! ソメイヨシノは散っちゃってるかもしれないけど、 ヤエザクラとか遅咲きの桜なら、まだ見られると思うよっ ! |
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Shiki |
にゃはー ! お花見 ! きっとイイ匂いだよね ! はやく ! はやくいこ~ ! |
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Kaede |
はぁ……もうすっかり暖かくなりましたね。 陽気に誘われて、桜の花たちも咲き乱れているみたい。 |
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Yumi |
暖かくなると、つぼみはひらいて、きれいな花になるんだよねっ。 |
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Syuko |
つまりー、あたしらも? |
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Miku |
ファンのみんながくれる、温かい声援で、花開いた……かにゃ? |
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Syuko |
ふふっ。ちょっと気取りすぎ? |
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Shiki |
たまには、いいとおもうにゃー。 おかげで、こんな景色を見られてるんだし。 んー……景色にプラスして……いい匂い~♪ |
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Miku |
……そうだよね。 だってこんなにキレイなんだもん。 少しくらい、浸ってもいいよね。 |
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Yumi |
みんな、キレイに咲けたから、 桜の樹たちも祝福してくれてるんだよ。きっと♪ |
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Kaede |
あら、いい風……。 花びらたちが、踊ってますね。 |
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Shiki |
わーっ ! すごーい ! 空が桜色 ! すごくない ! ? すごーい ! |
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Syuko |
落ちた花びらも巻き上げて、風流やねー……。 |
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Kaede |
……とはいえ、みんな育ち盛りですから、 そろそろ花より団子なんじゃないかしら? ということで、ここからは、お楽しみの打ち上げタイム~♪ |
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Shiki |
ん ! フンフンフン…… 美味しそうな匂い ! なにそれ ! なにそれ~ ! ? |
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Kaede |
残念ながら、このお酒は私とプロデューサーさん用です♪ みんなは、ジュースでガマンしてくださいね。 |
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Shiki |
ちぇーっ。 でも……クンクンクン……こっちから美味しそうな匂いが……。 |
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Syuko |
ウチの実家から送られてきた和菓子、みんなでつまんでよ。 ほい、どーぞ。 |
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Yumi |
わぁっ、周子ちゃんのお家の和菓子、すっごくおいしいんだよね ! ありがとう、周子ちゃん ! |
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Syuko |
いやいや、こんなもんで喜んでもらえるんなら、 いくらでも持ってきますわー。 |
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Shiki |
ん~、甘い匂い……はっ ! みくちゃんからも美味しそうな匂いする ! じゅるじゅる……。うぇへへへ……。 |
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Miku |
わかった ! わかったから志希チャン ! 待って ! はい ! みく特製のひとくちハンバーグ ! どーうぞっ♪ |
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Shiki |
いっただっきまーす♪ ぱくっ……うむうむうむ……でりーしゃーす♪ |
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Yumi |
もうっ、乾杯する前から食べ始めちゃって ! ふふっ。仕方ないんだから ! |
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Syuko |
てゆーか、一口ハンバーグって、ミートボールやん ! |
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Miku |
あっ……。それは、その、ね ! |
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Kaede |
うふふっ。 あははっ。 |
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Miku |
と、とりあえず気を取り直して ! みんな、お疲れさまでしたの、かんぱーい ! |
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Syuko |
かんぱーい♪ ふごふごご~♪ |
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Kaede |
乾杯♪ 乾杯♪ |
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