LIVE Parade (January 2017)/Commus

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Preview 1[edit]

Sweet Witches' Night 〜6人目はだぁれ〜

『Sweet Witches' Night 〜6人目はだぁれ〜』
の予告です。

'

Kanako

「さぁいらっしゃい 甘いお菓子もありますよ」
こんにちは。三村かな子ですっ。

Kanako

今回、スイーツのブランドとコラボして、
甘ーいお菓子の物語と、メルヘンな楽曲を用意しました。
歌うのは、新曲『Sweet Witches' Night ~6人目はだぁれ~』。

Kanako

私たちが食べてしまう前に、いらして下さいねっ♪
メルヘンでスイーツな魔女っ子たちの歌、早くお届けしたいですっ。
どうぞ、お楽しみにっ♪

Preview 2[edit]

Sweet Witches' Night 〜6人目はだぁれ〜

『Sweet Witches' Night 〜6人目はだぁれ〜』
の予告です。

'

Nono

と、とうとうイベントに駆り出されてしまいましたけど……。
あ、なまえ、森久保乃々です……。メルヘンな世界は好きですけど……、
好きだからってできるわけじゃないと、いつも言ってるのに……。

Nono

もりくぼには期待せず……お楽しみに。
あ、きょく、曲の紹介をします……。

Nono

新曲『Sweet Witches' Night ~6人目はだぁれ~』
「私たち5人が 魔法の世界へ連れていってあげる」
あ、もりくぼが消えたら、4人になっちゃうかも……。

Opening[edit]

Sweet Sweet Fairy Tale

事務所に集うかな子、愛梨、雫、法子、乃々の5人。
Pは、5人へコラボのお仕事依頼がきたと告げる。
新曲『Sweet Witches' Night ~6人目はだぁれ~』
を歌い、オリジナルスイーツを考案する仕事だ。
こうして『Sweetches』の物語は幕開けを迎える。
魔女っ子たちのお話……はじまりはじまり。

'

ここは、とあるおとぎの世界。
森の中に、一軒の不思議なおうちがありました。

そこには4人のおかしな魔女っ子たちが住んでいて、
毎日お菓子を作っては食べ、作っては食べ、
それはそれは、幸せに暮らしておりました……。

事務所

Kanako

はむっ……ん~……美味しいよ~♪
お菓子よ、お菓子よ、お菓子さん♪
どうしてこんなに美味しいの~?

Airi

それはね、このスイーツたちは、
私たちが愛情をたーっぷりこめて作ったからでーす♪
そ・れ・に~。

Shizuku

おいかわ牧場の牛乳もたーっぷり使ってもらいましたー !
しっかりコクが出てるはずですよー♪

Kanako

愛梨ちゃん、雫ちゃん…… !
最高だよー ! 今日は最高のスイーツパーティーだよー !

Noriko

おっまたせー ! お菓子なお姉ちゃんたち !
追いドーナツ、持ってきたよー !
さ、食べよ食べよー♪

Kanako

わーい♪

???

あ、あの……。

Airi

ん? 今、誰か何か言った?

Noriko

もしかして、このドーナツ……しゃべった ! ?
ついに、ドーナツの心の声が聞こえるように…… !

???

ド、ドーナツじゃありませんけど…… !

Nono

よいしょ……。
あ、もりくぼですけど……。

Shizuku

乃々ちゃん !
もしかして、ずっと机の下にー?

Nono

は、はい……。プロデューサーさんに呼ばれてきたはいいけど
落ち着かないのでここに……。それで、机の下で夢見ていたら……。
なにやら始まってしまったので……出るに出られず……。

Airi

なんだぁ、早く出てきてくれれば良かったのに !
いっぱいお菓子あるから、一緒に食べよう♪

Nono

え……いいんですか?

Kanako

いいに決まってるよー !
お菓子はね、みんなで食べた方が美味しいんだよ♪

Noriko

そうそう ! はい、ドーナツ !
みんなでつくろう、ドーナツの輪 !

Nono

じゃあ……いただきます……。
もぐ……もぐもぐ……おいしい。

Airi

うふふ♪
他にもいっぱいあるから、遠慮しないで食べてね !
えっと、5人いるし……これで全員、かな?

Shizuku

はい、メンバーは揃いましたー !
あとはプロデューサーさんを待つのみ、ですねー。

Nono

あ、これ、お仕事の集まり……?

Kanako

そうだよ !
でも、せっかくこのメンバーで集まるんだから、
ついでにスイーツパーティーもやっちゃおうって !

Nono

ついでに……。
スイーツ力がすさまじいぃ……。
……って、あれ? 5人?

Airi

さあ、みんな揃ったところで、
ミルクティーで乾杯しましょうか♪
せーのっ、かんぱーい♪

Kanako
Shizuku
Noriko

かんぱーい♪
かんぱーい♪
かんぱーい♪

Nono

あっ……かんぱーい……。

Airi

あ、プロデューサーさん、お疲れさまですっ !
スイーツ、たっぷり用意してますからね♪

P

ありがとう。でも……。

Shizuku

その前に、お仕事の話、ですねっ。
今回はどんなお仕事なんですかーっ?

P

スイーツショップとのコラボだよ。

Kanako

わぁーっ !
夢のようなお仕事……♪
嬉しいですっ ! ねっ、乃々ちゃん !

Nono

え、あの……ほんとに、もりくぼも……?
他のみなさんはわかるんですが……。
なぜ?

P

コラボのテーマはスイーツ×メルヘンだ。

Nono

メルヘン……おとぎ話?
まぁ……読むのは好きですけど……。
私がメルヘン……?

Noriko

うんっ、メルヘンだと思うよ !
だってほら、机の下の妖精さん !

Shizuku

あぁー。
乃々ちゃんがいた机は、いつの間にか、
ちょっとだけ片付いてるらしいですねー。

Nono

……もりくぼ、ちょっとした都市伝説。
えと、メルヘンだとしても……スイーツ……?

Airi

んー、乃々ちゃん、スイーツは好き?

Nono

えっ?
す、好きですけど……。

Airi

じゃあ、私たちの仲間だねっ♪

Nono

あぅ……。
……あ、はいぃ。

Kanako

うふふっ。今回はスイーツ好きの5人で、
メルヘンで甘い世界に挑戦、ですね !
えっと、歌う以外にも、何かお仕事があるんですか?

企画書を渡す

Noriko

なになにー?
『メンバーのみなさんに考案いただいた、
オリジナルコラボスイーツを制作します』だって !

Airi

わぁ……とっても楽しそうっ。
どんなスイーツにしようかなぁ~♪

Nono

スイーツを、考える……?
むむ……むりなんだいぃ……。

Shizuku

うーん。私も、お菓子作りはそんなにしないですからねー。
乃々ちゃん、一緒に頑張りましょうー !

Nono

は、はい……。

Noriko

よーっし、いっぱいオリジナルドーナツ考えるぞー !
えっと、今日はこれで終わり?

Airi

あとは、ユニット名決めですねっ。
えっと……テーマが「スイーツ×メルヘン」で、
曲の名前は『Sweet Witches' Night ~6人目はだぁれ~』

Kanako

お菓子の魔女っ子たちの歌、だよね?
お菓子、魔女たち……スウィート・ウィッチーズ……?

Noriko

すうぃっちーず !

Kanako

うふふっ、法子ちゃん、面白い !
クッキー1枚っ♪

Airi

わかりやすくていいかもっ。
じゃあ、こうやって~、英語で書けば~……。
じゃん ! 『Sweetches』♪

Nono

おぉ……。

Noriko

わー、それっぽーい !
っていうか愛梨ちゃん、英語できるんだ、すごーい !

Airi

えへへ♪
いちおう、みんなより、お姉さんですから♪

Shizuku

素敵ですねー !
英語だとおしゃれですしー。

Kanako

うんっ♪ じゃあ、決定 !
ということで、Sweetchesのお姉ちゃん、愛梨ちゃん !
結成記念に掛け声を、お願いしますっ。

Airi

はいっ !
じゃあ、いきますよ~?
みんなであま~く、がんばろう~ !

Kanako
Shizuku

おー !
おー !

Noriko
Nono

おー !
おー……。

こうして、新たにやってきた見習いの魔女っ子を加え、
5人はスイーツ屋さんを始めることになりました。

はたして、見習いの魔女っ子は立派な魔女っ子になれるのでしょうか?
そして、彼女たちはいったいどんなスイーツを作るのでしょう?

おかしなおかしなスイーツ屋さんの物語。
はじまりはじまり……♪

Chapter 1[edit]

プルルンパイン☆アップルパイ

これは、お菓子作りが得意で少しうっかりやさん、
そんなアップルパイの魔女っ子のお話……。
愛梨、かな子、乃々の3人は、焼き立てのアップル
パイを食べながら、オリジナルスイーツの案を
考えていた。仲間の意見を聞いた愛梨は
刺激的なアップルパイを思いつく。その味とは……。

'

とっても可愛いアップルパイの魔女っ子は、とってもうっかりやさん。
うっかり時間を間違えたり、うっかり服を脱いじゃったり。
誰もが放っておけない、あわてんぼうのお姫さまみたいな女の子。

そんな彼女ですが、お菓子作りの腕は一級品。
今日もお得意のアップルパイを、愛情こめて焼いています……。

ピッ、ピッ、ピッ。よろしく、タイマーさん♪ っと。
さぁ、あとは焼き上がりを待つだけですよっ♪

キッチン

Kanako

愛梨ちゃんって、本当にお菓子作り上手だよね~。
手際が良いだけじゃなくって、
すっごく美味しくなりそうな感じがするの。

Nono

あ……わかります。
しぐさの一つ一つが……魔法をかけてるみたいで……。
可愛いぃ……。

Airi

えへへ♪ そう言ってもらえると嬉しくなっちゃうなっ。
お菓子作りはね、小さいころからやってたの。
決まった順番を、ちゃんと守るのがコツなんです♪

Airi

それに、美味しくできたらパパもママも喜んでくれて♪
お友達が家に遊びに来るときにも、パイを焼いたりして。
みんなが幸せそうにしてくれるから、どんどん好きになって♪

Airi

でも、片付けだけはちょっと苦手で~。
ふふ、いつもママに手伝ってもらってましたっ。

Nono

たしかに……。
流しにボウルが山積み……。
ところどころ、カスタードがはねて……。

Airi

あ、あれ~?
今は出来るようになったと思ってたんだけどっ。

Nono

あ。愛梨さんの……その……。
お洋服にも、クリームがついて……。

Airi

えっ? あっ、やだぁっ。お洗濯しなくちゃ~。
よい……しょ……。

Kanako

あぁっ ! 愛梨ちゃん、ここで脱いじゃダメだよ~ !

Airi

焼きたてアツアツのアップルパイ !
どうぞ、召し上がれ♪

Kanako

ん~、美味しい~♪
焼きたてってたまらないよね~。
香ばしいパイに、とろけるカスタード……♪

Nono

んん。おいしい……。

Airi

喜んでもらえて、よかった !
……でも、これじゃあオリジナルスイーツじゃないですよね。
とりあえず作ってみれば、何か思いつくかと思ったけど……。

Kanako

うーん。難しいよねぇ。
結局、プロの人が作ってくれるわけだし……。
普通のお菓子を考えてもダメなのかなぁ?

Airi

そうですねぇ。
ん~、何かいい手がかりは無いかなぁ?

Nono

んぅ……お菓子の魔女の曲だから……。
魔法みたいなお菓子、とか……。

Kanako

魔法、みたいな?

Nono

あ……もりくぼなんかが横から……。
すいません……。

Airi

ううん。聞かせて?
乃々ちゃんのアイディア、聞きたいな♪

Nono

えと……もし、愛梨さんが魔女だとして……。
どんな魔法を使いたいですか?

Airi

ん~。
あっ。私、暑がりだから、早脱ぎの魔法とかっ?

Kanako

それは……ダーメっ !

Nono

そ、そうじゃなくって。
魔法の力で、普段の自分にはできないようなことが
できるとしたら……。

Airi

んー……そうだなぁ。
私ね、いつも誰かに守ってもらってばっかりだから、
たまには……攻めてみたいかもっ。

Airi

私は特別、何かができるアイドルじゃないんです。
それでも、そんな私を見て、みんなが幸せになってくれるなら、
ニコニコしてくれるならって、アイドルになったけど……。

Airi

もし魔法の力で変われるとしたら……。
自分から積極的に、何かしてみたいなぁっ。

Airi

あま~いアップルパイみたいな私から、
もう少しだけスパイスが利いた、刺激的な味の私に……。

Kanako

愛梨ちゃんは、たまにとっても刺激的で
びっくりしちゃうけど……。

Airi

そぉ? でもね、びっくりされるだけじゃなくって、
自分から、びっくりさせるようなことがしてみたいの !
それってすっごく楽しそう !

Nono

こ、これ以上びっくりさせられると……。
ドキドキがあぶない……かも……。

Airi

ふふっ♪ よぉーしっ !
そんなイメージで、もう一度アップルパイを考えてみますっ。
ありがとう、乃々ちゃんっ、かな子ちゃんっ !

……こうして出来上がった、
お姉さんの魔女っ子の新作スイーツ。
一口食べると、あら、びっくり。

ぴりぴり、ぱちぱち、弾けるアップルパイ。
ついついもう一口食べたくなっちゃうような、不思議なパイ。

あまーいだけじゃありません。
食べてびっくり刺激的なアップルパイを
どうぞ、召し上がれ……♪

Chapter 2[edit]

マルットカラット☆ドーナッツ

これは、誰よりもドーナツを愛してやまない、
ドーナツ大好きな魔女っ子のお話……。
法子はオリジナルドーナツの案を考えていたが、
行き詰ってしまう。そこで、ドーナツを食べながら
一息つくことにした。かな子や雫と語らい、元気が
戻った法子は、再びドーナツの案を考えるのだった。

'

ドーナツの魔女っ子はドーナツがだーい好き。
朝からドーナツ。お昼はドーナツ。おやつにドーナツ。
ディナーもドーナツ、一日のおしまいにお夜食ドーナツ。

ドーナツを食べているときがいちばん幸せなドーナツの魔女っ子。
いったいどんなドーナツを作るのでしょう?

事務所

Noriko

ああ~……うう~……。
ダメだぁー ! あたしの中のドーナツは、もう空っぽだよーっ !

Shizuku

法子ちゃん、大丈夫ですかー?
ドーナツ、全部食べちゃいましたー?

Noriko

うん、午前中のレッスンで頑張ったご褒美に、食べちゃって。
じゃなくて、アイディアが、何にも出てこないんだよー。
ドーナツの穴みたいに空っぽだよーっ !

Kanako

そう……えっと、アイディアって、どんなものを考えたの?

Noriko

えっとね。魔法のドーナツってことで、
食べても食べても減らないドーナツとか、
一口食べるたびに味が変わるドーナツとか……。

Shizuku

わぁー。
でも……それは、作るのが難しそうですねー……。

Noriko

そうなんだよー、他にもちゃんと、ドーナツ帳に書いて。
あまあまドーナツ、ほろ苦ドーナツ、カラフルドーナツ、
サクサク系、ザクザク系、果物系、チョコ系、和系とかとかとか……。

Kanako

わぁ、いっぱい考えたんだ !
すごいね、法子ちゃん !

Shizuku

ええー。でも、そんなに考えてたら、疲れちゃったでしょう?
ちょっと一息、入れませんかー?

Noriko

うう~……かな子ちゃんも雫ちゃんも、ありがとっ !

Kanako

今日はね、事務所へ来る途中に、
話題のドーナツ屋さんに寄ってきたの。
買ってきたから、みんなで食べよう !

Noriko

えっ ! それホント ! ?
あの行列のところ ! ? かな子ちゃん、ありがとー !
よーし、食べよ食べよー !

Noriko

もぐもぐ……う~ん、美味しい !
ふわっふわだぁ~……上品なドーナツだね。うんうんっ♪

Shizuku

うふふっ。
本当に法子ちゃんはドーナツが好きなんですねー。

Noriko

うんっ ! 大好きっ !
……でも……好きだからって、
何でもできるわけじゃないのかなー。

Noriko

こんなにドーナツが好きなのに。
なんか、こう……ハマるアイディアが出なくって……。
はむ、もぐもぐ……。

Kanako

うーん。
法子ちゃんは、どうしてそんなにドーナツが好きになったの?

Noriko

もぐ? う~ん……どうしてかは、覚えてないなぁ……。
けどね、あたしってね、小さいころから、
誰かに何かをあげるのが好きな子だったんだって。

Noriko

お友達が集まるとさ、みんなでおやつ食べるじゃない?
その時に、ママがいつもドーナツを買ってきてくれたんだ。
ドーナツ屋さんが近くにあったのかな?

Noriko

それで、いっつもドーナツがあって……。
そう、ドーナツってさ、いっちばん嬉しいおやつだと思うんだ !

Noriko

いろんな味があって、どれにしようかなって選ぶのも楽しくて。
それで必ず、ひとり一個もらえるの !
ちゃんと特別扱いされてる感じ、しない?

Kanako

なるほど~。
スナック菓子だと、みんなでつまむ感じだし。
ケーキは、ちょっと高いから、いつもってわけにはいかないし……。

Noriko

そう ! ドーナツはさ、お手軽に食べられるおやつなのに、
しっかりとしたスイーツなの !
だからこそ、たくさんの人を幸せにできるんだよっ。

Shizuku

ふふふっ。ドーナツのことを語ってたら、
すっかり元気になりましたねっ。

Kanako

それでこそ法子ちゃんだよー !
好きだからって、何でもできるわけじゃないって言ってたけど……。
好きだからこそ、諦めずに頑張れるんだよねっ。

Noriko

うんっ♪ ……よーっし。食べ終わったら、もうー頑張りっ。
みんなを幸せにする、楽しいドーナツ、見つけてみせるよっ !

ドーナツは、みんなで美味しく食べるもの。
ドーナツは、いろんな味を選んで楽しむもの。
ドーナツは、ひとりひとつの特別なおやつ。

そこで、ドーナツの魔女っ子は考えました。
ひとつのドーナツをつくるのではなく、
みんなでドーナツを楽しめるような仕掛けを作れば良い、と。

そうして、ドーナツの魔女っ子は魔法でドーナツの木をつくりました。
さまざまな種類のドーナツが実る、夢のような大木です。

その周りには、嬉しそうにドーナツをほおばる人々の
幸せの輪が広がっていくことでしょう……。

Chapter 3[edit]

ミルクミラクル☆モモモモモー

これは、すこしおっとりでのんびりやさんな
ミルクの魔女っ子のお話……。
実家が牧場の雫は、牛乳の美味しさを皆に知って
もらえるスイーツを考える。いろんなスイーツに
使われている牛乳だが、主役になれるよう、愛梨や
乃々に助言をもらい、自分だけの案を考えていく。

'

ミルクの魔女っ子はのんびりやさん。
仲良しの牛さんからもらった、とびっきり濃厚なミルクを、
毎日、魔法のトラックで運んでいます。

自慢のミルクを仲間の魔女っ子たちに使ってもらい、
できあがったスイーツをミルクと一緒に楽しむのが
幸せでのどかな彼女の日常です……。

キッチン

Shizuku

みなさーん。
うちの実家から、牛乳が届きましたよー。

Airi

わぁっ、ありがとうございますっ。
これでまた、美味しいカスタードクリームが作れますねっ♪

Shizuku

いーっぱいあるので、たくさん使って下さいー。

Airi

はいっ !
……そういえば、雫ちゃんはスイーツ、何にするんですかっ?

Shizuku

実は、まだ決めていなくてー。
なんとなーく、乳製品を使った何かにしようと思ってますー。

Shizuku

みんなのお手伝いをしていたら、
何かヒントがもらえるんじゃないかと思っていたんですよー。

Airi

そうだったんですねっ。
……うふふっ。そういうことだったら、
とっても頼りになる子がいますよーっ。

Airi

……乃々ちゃ~ん。
机の下から出てきてくださーいっ !

Nono

……よ、よばれてしまいました。
はい……。

Airi

この間、私が困っている時に乃々ちゃんが
とっても良いアイディアを出してくれたんですよっ♪

Nono

え……いや、そんな、もりくぼは、何も……。

Airi

そんなことないよっ。
魔法みたいなお菓子、ってキーワードを出してくれたおかげで、
私のスイーツ作りが進んだんだもんっ。

Shizuku

魔法みたいなお菓子……。

Nono

雫さんは、魔法で叶えてみたいこととかって……ありますか?

Shizuku

そうですねー。元々、実家の牛乳をアピールするために
アイドルになりましたからー。
やっぱり、たくさんの人に牛乳を飲んでもらうことですねー。

Nono

じゃあ……牛乳100%のスイーツ……?
あ、でも……それ、ただの牛乳……。

Shizuku

そうなんですよー。
牛乳の美味しさを知ってもらうには、
そのまま牛乳を飲んでもらえばいいですしー。

Shizuku

あ、もちろん実家でもヨーグルトやソフトクリームみたいな、
スイーツは作ってるんですけど。
でも、お店で出すにはシンプルすぎるかなって……。

Nono

うーん……もりくぼ……お役にたてずぅ。

Shizuku

いろんなスイーツで牛乳は使われてますからね。
もしかしたら、あんまりこだわり過ぎる必要もないのかも、
なんて、思ったりでー……。

Airi

雫ちゃん、そんなことないですよっ。
牛乳が主役になるスイーツ、きっとできますっ。

Shizuku

牛乳が、主役……。
はっ ! それ、とっても良い響きですねー。

Shizuku

いろんなスイーツの土台として支えている牛乳が、主役になる。
なんだか、シンデレラストーリーみたいですー !

Nono

……ミルクのお姫さま、みたいな。

Shizuku

はいっ。素朴な牛乳だけど、綺麗で華やかなお姫さまのように……。
牛乳だって主役になれるって証明できるような、
そんなスイーツ、考えてみますー !

こうして出来上がったミルクたっぷりのスイーツは、
ホイップクリームにミルクジェラート、ヨーグルトにチーズケーキ。
ミルクの美味しさがぎゅーっとつまったパフェでした。

ミルククラウンをてっぺんにあしらって、
純白の練乳をストールにまとった、その見た目は、お姫様のよう。
間違いなく主役級のスイーツでした……。

Chapter 4[edit]

ビッグホイップ☆ラブショコラ

これは、いつでもほがらかで笑顔が素敵、
お菓子作りも上手なショコラの魔女っ子のお話……。
自分らしい案に悩むかな子へ、法子と雫は誰にでも
合わせられることが持ち味だと助言する。ふたりの
言葉に元気づけられ、かな子はアイディアを探しに
行くことに。かな子が仲間を連れて向かったのは……?

'

いつもニコニコ、笑顔が素敵なショコラの魔女っ子は
お菓子を作るのも食べるのも大好きな女の子。

チョコレートはもちろん、マカロンにクッキー、
クレープにカップケーキ。もちろん、アップルパイにドーナツ、
生クリームたっぷりのパフェも大好き。

でも、今日はちょっぴり悩みがあるみたい……。

休憩室

Kanako

あのっ、おふたりに質問っ。
私と言ったら、なーんだ?

Shizuku
Noriko

お菓子?
お菓子 !

Kanako

そうだよね~……はぁ。

Noriko

どうしたの?
かな子ちゃんがニコニコじゃないの、珍しいね !

Shizuku

何かあったんでしょうか……?
私たちで良かったら、話してみてください。

Kanako

えっとね……。
法子ちゃんと言えばドーナツじゃない?

Noriko

正解っ !

Kanako

それで雫ちゃんと言えばミルクだし、
愛梨ちゃんと言えばアップルパイだと思うの。

Shizuku

そうですねー。私はミルク大好きですし、
愛梨さんはアップルパイ・プリンセス、ですからねー。
ケーキ作りは全部上手ですけど。

Noriko

えっと、それで?

Kanako

三村かな子と言えばこれっ !
っていうスイーツがないなぁって。
曲はショコラ・ティアラだけど……。

Noriko

あー。かな子ちゃんって、
チョコだけじゃなくて、いろんなお菓子を持ってきてくれるもんね !

Shizuku

それで悩んでたんですねー。
どのお菓子にすればいいのか、悩んじゃいますよねー。
どれも美味しいですし……。

Kanako

う~ん……あとね、私だけのオリジナルの魔法は、
なんだろうって、考え込んじゃって。
みんなそれぞれ美味しそうな個性があるけど、私の個性は……?

Shizuku

かな子ちゃんも、とっても美味しそうですけどー。
今日も……いい匂いがしますしー♪

Kanako

あっ、そうそう。
今日はね……じゃじゃん♪ シュークリーム !
雫ちゃんからもらった牛乳で作ってきたんだよ。

Shizuku

わーっ、嬉しいですーっ。
あとでみんなでいただきましょうー !

Noriko

……うーん。
これっていうオリジナルがない、って言うけどさ、
逆になんでもいけるのって、かな子ちゃんだけじゃない?

Kanako

……なんでも?

Noriko

そー ! このあいだは、ドーナツ買ってきてくれたよね。
あれ、あたしに合わせてくれたのかなーって !
あたしだったら誰にでもドーナツ持ってっちゃうもん。

Shizuku

法子ちゃんの言う通りかもー。
私のミルクを使って、
シュークリームに変えてくれたし。

Shizuku

いろんなお菓子の良いところを取り入れて、
相手にあわせてくれるのが、かな子ちゃんじゃないですかー。

Kanako

そんな風に、思ってくれるんですか?
……えへへっ。嬉しいなっ。

Noriko

うんうんっ ! かな子ちゃんはやっぱり笑顔がいいよ !
お菓子を美味しそうに食べて、
幸せそうに笑ってるのが、かな子ちゃんだもん !

Kanako

……ふたりとも、ありがとうっ !
ふたりが見つけてくれた、私の良いところ。
自分じゃ見つけられない、私の……。

Kanako

よしっ。悩んでても仕方ないよね。
……そうだ ! シュークリームを食べたら、
アイディア探しに付き合ってもらえない?

Shizuku

もっちろんですよー !
でも、どこへ?

Kanako

とっても良いところ♪
愛梨ちゃんも乃々ちゃんも誘って……。
それからプロデューサーさんも ! うふふっ。

Kanako

いろんなお菓子の良さがつまってる、スイーツビュッフェ♪
どんな人でも喜ぶような魔法のお菓子たち♪
マカロンだけでも、ほら、こんなにカラフルでしょう !

そうして、ショコラの魔女っ子が作り上げたのは
それはそれは、大きなお菓子の家。

クッキーの壁に、チョコレートのドア、
ドアベルはマカロンで、飴細工のガラス窓……。
全部がお菓子で作られた、夢のようなお家。

きっと、このお家なら、誰もが喜んでくれるはず。
そう信じて、ショコラの魔女っ子は
おもてなしの準備をするのでした……♪

Chapter 5[edit]

イジモジバイバイ☆メルタルト

これは、まだいまいち自分に自信が持てない
見習いの魔女っ子のお話……。
お菓子作りの経験が浅い乃々。カフェまで来たものの
自分らしいスイーツの案が出ず、悩んでいた。
そんな乃々の元へ愛梨と法子がやってくる。
協力を申し出た仲間達に勇気づけられた乃々だった。

'

一番新入りの見習いの魔女っ子。
お菓子作りはあんまりしたことがありません。
まだまだ自分に自信が持てない見習いの魔女っ子は……。

見習いの魔女っ子は……?

Airi

何を描いてるんですか~?

Nono

うぇあぁぁっ…… !
あ、あ、あ、愛梨さんっ。いつの間にぃ……。

Airi

乃々ちゃんがここに来てるって聞いて。
座って大丈夫かなっ?

Nono

え……。えっと……。
……………………どうぞ。

Airi

良かったぁ。失礼しまーすっ。
えっとね、私だけじゃなくって……。

Noriko

はーい、あたしも来たよっ !

Nono

あぅ……。愛梨さんに法子ちゃん……。
ど、どうぞ……。

Noriko

おじゃましまーす !
今日は外のお店だから、ドーナツはガマンっ。
ね、乃々ちゃん。ここのおすすめのスイーツはなにかなー?

Nono

あ、タルト……フルーツのが人気みたいで……。

Noriko

よーっし、それにしようっ。
愛梨ちゃんは?

Airi

じゃあ、私も同じものをもらおうかなっ。
店員さーん、お願いしまーす♪

Nono

えっと……おふたりは……
何をしに、ここへ……?

Airi

それはもちろん、乃々ちゃんのお手伝いに !
何かできることはないかなーって思って。
ほら、この間のレッスンのとき、悩んでたみたいだから。

Noriko

そう ! 魔法みたいなお菓子って
アイディアをくれたのは乃々ちゃんだから。
次は、あたしたちが乃々ちゃんを手伝う番だよ !

Nono

も、もりくぼのために……わざわざ……。
……ありがとう、ございます。あぅ。

Noriko

あたしたち、ユニットの仲間だもんっ。
助け合うのはトーゼン !

Nono

……なかま……ですか。

Airi

それで、スイーツのアイディアは、どう?

Nono

どんなお菓子がいいか、考えてたんですけど……。
もりくぼ、お菓子作りは詳しくないので……。
まずはメルヘンな世界を考えてみようと思い……。

Airi

もしかして、それで絵を描いてたの?

Nono

そ、そんな大そうなものでは……ちょっとした絵とぽえむで。
でも……今回の曲とか、お菓子作りとか、
全体的におとぎ話っぽいので……。

Nono

絵本に出てくるような魔法のお菓子なら……。
お菓子に詳しくない私でも思いつくかもって……。

Noriko

すごいねー !
あたし、そんなこと全然思いつかないよー !

Nono

すごくない、ぜんぜんすごくない……。
描き始めて……みなさんのことは描けたのに、
自分のことになると、さっぱりで。

Nono

やっぱりもりくぼはダメくぼ……。

Airi

乃々ちゃん。ダメなんかじゃないよ。
自分のことって、自分じゃ見えないこともあるの。
私だって、そうだったからっ。

Noriko

だから、ちゃんと自分のことを見てくれる
仲間がいるんだよねっ。

Nono

…………うぅ。
あの……もりくぼを、仲間って言ってくれて……。
必要としてくれて……嬉しい、です……。

Nono

……だから、ちゃんとお願いします。
スイーツの輪のすみっこでいいので……混ぜてください。
どうぞ、よろしくお願いします……。

Noriko

あははっ。輪っかには、すみっこも真ん中もないんだよ♪
ドーナツはどこを食べてもドーナツだもん !
みんないっしょ !

Nono

あぅ……そっか……。

Airi

うふふっ。
さっ、スイーツ食べながら、いろいろお話しましょっ?
乃々ちゃんの好きなこと、叶えたいこと……いろいろ♪

Noriko

それから、事務所に戻って、キッチンで一緒にお菓子作りだよ !
あたしたち、なんでも手伝うからねっ !

Nono

……はいっ。

内気で臆病な見習いの魔女っ子が好きなものは、
静かな森や、そこで静かに暮らす小動物たち。

先輩魔女っ子たちのお手伝いもあり、無事に出来上がったのは、
森のリスたちが大好きな、ナッツがいっぱいのタルトでした。
けっして派手ではないけれど、とっても優しい味をしています。

こうして、見習いの魔女っ子は、先輩魔女っ子たちの力を借りて、
立派にお菓子作りの出来る魔女っ子の仲間入りをしたのでした……。

Ending[edit]

Never Ending Sweet Story

事務所で待つかな子、愛梨、雫、法子、乃々。
一同が考案したスイーツが事務所に届き、Pがやって
くるのを待っていたのだ。チームワークでレッスンや
スイーツ作りを乗り越えた5人。そこにはお菓子より
甘い絆が生まれていた。だが『Sweetches』の物語は
もう終わり。新しいお菓子が生まれるその日まで…。

'

いよいよ、5人のスイーツ屋さんのオープン日。
お客さんは来てくれるのでしょうか?
美味しいと言って喜んでくれるのでしょうか?

とうとうやってきた開店の時間。
息を呑んでお店に並ぶ5人の魔女っ子たち。

がちゃり。
お店のドアが開くと、そこには……。

事務所

Kanako

あっ、プロデューサーさん。おはようございますっ !

Shizuku

お待ちしてましたー !
こっちこっちですよーっ。
さぁ、どうぞどうぞ♪

おはよう?

Airi

うふふ♪ 不思議に思いますよねっ。
さっき、私たちが考えたスイーツの試作品が届いたんですっ !
今日はそれでスイーツパーティーにしようってっ♪

Noriko

一番に食べてほしくて、プロデューサーが来るまで
開けるのも待ってたんだよっ !
もう、開けてもいいよね。乃々ちゃん。よろしくっ。

Nono

もりくぼ、大役ぅ……では、開けます。
おーぷん・ざ・すいーつ~……。

箱の中には色とりどりのスイーツが並んでいる……

Nono

みんなで考えた魔法みたいなお菓子……。
お店の人も難しかったみたいですけど……。
とっても頑張って作ってくれたとかで……すごい……。

Kanako

ほんとうに、かわいくて、美味しそうっ。
お菓子の家はミニチュアで作ってくれたんですよっ。

Noriko

ドーナツの木は食べられないけど~。
でも、ちゃんとドーナツの実がなってる !
かわいいっ♪

Shizuku

どれもこれも、とーっても美味しそうですー。
もう、待ちきれませんっ♪
早くいただきましょうーっ !

Airi

は~い、みなさーん。
ミルクティーが入りましたよーっ。
それじゃ、いつものように乾杯しましょうっ♪

Kanako

せっかくですから、今日はプロデューサーさんに
掛け声をお願いしてもいいですかっ?

もちろん !

Airi

それでは、どうぞっ♪

乾杯♪

Kanako
Airi

かんぱーい♪
かんぱーい♪

Shizuku
Noriko
Nono

かんぱーい♪
かんぱーい♪
かんぱーいぃ……♪

Kanako

はぁ~……美味しかったねぇ。
さすが、プロの技だよ~ !
自分では、あんなに綺麗に作れないなぁ……。

Airi

私たちが考えたアイディアを、
しっかりプロのパティシエの腕で仕上げてもらえるなんて。
私、感動しちゃいましたっ。

Shizuku

みんなで頑張ったことや、ひとりじゃ思いつかなかったことが、
形になるって嬉しいことですね……。
私、こういう経験ってなかったので、とっても嬉しいですー !

Noriko

うんっ ! みんなで頑張って考えて、レッスンして、
歌って、踊って、それにお菓子もちゃんと作って !
楽しかったよね ! チームワークもよかったし !

Nono

5人の、ちーむわーく……もりくぼもいれて5人で……。

Airi

今回は、メルヘンの世界にも助けられちゃいましたねっ !
歌の力を借りたらいつもとちょっと風味が変わって、
勇気を出せたような気がしますっ。

Kanako

うんっ。
これからも、今回みたいに素敵なお仕事ができたらいいなっ。
ファンのみんなにも、歌やスイーツを楽しんでもらえるのが楽しみ♪

Shizuku

私も、お店で私たちのスイーツと楽曲を見るのが楽しみですー。
この先も、もーっと美味しい世界や、もーっと刺激的な体験が
待っているかもしれないと思うと……わくわくしますし♪

Noriko

うんっ。楽しみーっ♪
これからも、どんどんスイーツの輪、広げていくよっ !
仲良しの子たちとも、はじめましての子ともっ。

Nono

あ……あ……じゃあ、もりくぼも……どこかのすみっこで、
すみっこ仲間を見つけられたら……?

Noriko

……全員がすみっこにいたら、そこってすみっこじゃなくない?

Nono

あ……そっか……。
もうてん。

Airi

うふふっ。きっと出会えますっ !
アイドルを続けていたら、いつかまた、
今回みたいな素敵な物語にっ !

Nono

……はい。

こうしておかしなおかしなスイーツ屋さんは無事オープン。
第一号のお客さんには、満足してもらえたでしょうか?

魔女っ子たちはこれからも、
ずっとずっとお菓子を作り続けるでしょう。

新しいお菓子が生まれる、その日まで。
新しい出会いがある、その日まで。

いいえ、出会えたその後だって、きっと。
ずっと、ずーっと……。

もしかしたら、1人目のお客さんが、
6人目の仲間になるかもしれません。
そんな、魔女っ子たちの物語は……ひとまず、ここで。

おしまい。